バカ共が行くブルーアーカイブ   作:マテリアル

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どーも=まてりある。かと思っていたのか!執筆はアシスタントもどきだよ!


なぜここに?

銀行強盗後翌日のアビドス…

セリカにトウが書類作業を教えている時のこと。

 

ガラガラ

「ちぃーす、ただいま?」

リントがやってくる。

「何故疑問形」

「ここが家か一瞬迷った」

「安心しろ、学校だ」

「あれ、リント先輩。珍しいわね」

セリカが不思議そうな顔で見てくる。

「用事がはよ終わったんで、久しぶりに来てみた」

「私もいます」

リントからひょっこり顔を出すユリナ。

「相変わらずの書類の山やねぇ」

「誰の所為だと」

「紅茶飲む?それともコーヒー?」

「…麦茶で」

「セリカは?」

「会話成立してないじゃない…あ、私は紅茶で」

「アールグレイ?ダージリン?それともトリニティ?」

紅茶の種類を聞かれて、少々悩むセリカ。

「…トリニティで」

よく分からないので、三大校の1つの名前であるトリニティを選択しておいた。

「おけ〜、入れてくる」

そう言って自研の部室へと行くリントと、ついて行くユリナ。

 

 

 

「うい、入れてきたぞ」

湯気立つ紅茶3つと冷えた麦茶1つを乗せた盆を、ユリナが机に置く。

「ユリナありがとうな、運んでもらって」

「いえいえ、これくらいなら気にしなくて大丈夫です」

「じゃ、貰うぞ」

トウが麦茶を取る。

「ほーい、んじゃこれ、セリカ」

「ありがとう先輩」

セリカの前に置かれるティーカップ、澄み渡った焦げ茶色の液体で満たされている。香りは独特だが、深みがある。セリカはティーカップを手に取り、1口飲んだ。

「…美味しいわね、この紅茶」

「美味いだろ?俺のオススメだぜ。価格もお手頃だし」

自分も紅茶を嗜みつつ言うリント。

「ちょっと爽やかなトリニティブルーってやつも中々いいぞ?」

「へぇー、色んな種類があるのね」

話を聞きながらちびちびと紅茶を飲むセリカ。ふと、疑問が浮かんだ。

「そういえば、どこで買ってきたの?」

「ん?そりゃトリニティ」

「と、トリニティ…」

「そこにしか売ってないし、しょうがない」

「毎回トリニティにまで行ってるわけ?」

「Yes」

本番まで行く労力に驚くセリカ。リントはなんとも思っていなさそうだが。

「まさか、事件の部室に置いてる備品って、他学校から取り寄せてるの?」

「そうだな、各校駆け回ってる。あと事件じゃない、自研だ」

「ふーん…」

少し間を空けるセリカ。

「…リント先輩って、なんでアビドスに来たの?」

前々から思っていた疑問、それを口にする。

「?」

「あ、別に深い意味は無くて!素朴な疑問としてどうしてかなって!私やアヤネちゃんみたいに、アビドスが地元って訳でもないでしょ?」

「んー…なんでだっけな?」

過去の記憶を引っ張り出そうと奮闘するリント。見かねたトウが手助けを。

「入試が無かったからだろ」

「あー、そういやそうだな」

「調べたのはどこのどいつだったか…」

「入試が無かったから…?」

あまりに薄すぎる理由に、セリカは呆れたような顔をする。

「そうそう。流石に二度も入試を受ける気力は無くてね。M・Tでもううんざりだ」

「な、なにその理由!?と、トウ先輩は?ここまで私たちの為にしてくれてんだし!ちゃんとした理由があるでしょ!」

「いや、リントに同じくだ」

「嘘…でしょ…」

「いや、マジなんだなこれが」

「…ゆりなせんぱいは」

ショックで声が震えるセリカ。

「リント先輩が居たからです」

笑顔で淡々と答えるユリナ。

「」ゼック

「ははっ、言葉通りなら嬉しい限りだ」

「…むぅ~」

「ユリナ、ちょい、何で不機嫌に」

「リント、そういうとこ直せって」

「どういうとこぉ?」

「そういうところです」

「???分かんない」

「はぁ…」

「この人達訳わかんない…訳わかんないわよ…」

リントがボケを晒す片隅で、小さく独り言を呟くセリカ。

(…それでも、トウ先輩は、アビドスのことを考えて動いてくれているし、リント先輩も、なんだかんだで私達には良くしてくれる。ユリナ先輩だって、優しくて尊敬できる先輩)

(いくら入学した理由が希薄だって、皆アビドスの仲間)

(…改めて安心したかも)

心の中で再確認をして、少し笑みが零れる。

「あ、そういや俺一回アビドス抜けた時期あったか」

「…ん?」

しかし長くは続かない模様。リントの爆弾発言が飛び出す。

「そうだな、二年の最初らへんか」

「デタセン襲撃して矯正局ぶち込まれたな~、楽しい思い出」

「??????」

「楽しいとは」

「意外と楽しかった、師匠に筋トレ教えてもらったし」

「リントさんらしいですね」

「え、ちょっと待ってその話知らない」

「してないからな」

「デタセン襲撃?矯正局?」

「色々あったのよ」

「色々あったな」

懐かしむリント&トウ。

(…やっぱリント先輩だけは訳わっかんないわ!!)

その認識を強めるセリカでした。




なぜ、これを出したのかって?…ぜ、前回長く書いたんで…箸休め的に?ではなく単純に設定開示みたいな感じです。さて!本文中に出てきた事件、もとい自研についての設定です。
自由研究部
アビドス高等学校にある部活。創部自体は直近で、現三年の咲儂リントが二年生の時に創部。部活の名前の通り、自由を研究しており、しっかりと報告書は挙げられている。なお事件を引き起こした回数が多いため倉過トウを筆頭に事件と呼んでいる。が、部員たちは自研と呼んでほしいと思っている。
部員は咲儂リント、砂狼シロコ、水無月ユリナ。の三名である。
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