ハイスクールD×B サイヤ人伝説   作:作刀

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さてさて二話目です


イッセーの恋人は堕天使だった

「俺、彼女ができたんだ!」

 

「そうか、良かったな」

 

「やっぱり!龍悟なら信じてくれると思ってた!」

 

「ん?どういうことだ?」

 

「この話を元浜と松田の二人にもしたんだ。そしたら現実と妄想の区別もつかなくなったんだなとか言われたんだよ!」

 

「それは災難だったな」

 

 

まあ、別に嘘だとは思わない。あの子供が生まれても興味も示さず星の侵略を優先するバーダックですら嫁がいたんだ。イッセーに恋人ができてもおかしくはない。俺?俺はそんな物に興味はない。強いやつと戦う。それさえできればいい

 

 

「その点、悪魔やら堕天使はいい相手になりそうだ」

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「いや、何でもない。ほら、もうすぐ先生が来るから席に戻ったほうがいい」

 

「そうだな」

 

 

 

かくして、授業は終わり放課後がやってきた。そしてその放課後の時間にイッセーは俺達に彼女を紹介してきた

 

 

 

 

「初めまして、イッセー君の彼女の天野夕麻です」

 

「イッセーの友人の孫龍悟だ。よろしく頼む」

 

俺は天野に手を差し出した。天野は差し出された手の意味に気づいて俺の手を握る。するとなぜか顔を顰めた。何故だ?

 

「おい、俺と握手した時、一瞬顔を顰めなかったか?」

 

「い、いえ、とてもガッシリとしていたので少し驚いて……」

 

「ああ、確かに龍悟って高校生にしては結構ゴツいもんな」

 

「鍛えてるからな」

 

俺たちが話していると後ろから怨嗟の声が聞こえてきた

 

「くっそー!イッセーめ、俺達を裏切りやがってー!」

 

「そうだそうだ!」

 

「おいおい、嫉妬はよせよ?見苦しい」

 

「「くっそー!」」

 

イッセーはニヤニヤしながら二人を煽り、二人は悔しそうな声を上げた

 

「まあ、楽しくやってるならそれでいい。友人が幸せになるというのは俺にとっても嬉しいことだ」

 

「ありがとう龍悟!お前はほんとにいいやつだな!」

 

「そうか?まあ俺は帰って修行しなくちゃならない。悪いが帰らせてもらう」

 

「おう、またな!」

 

「ああ」

 

俺はイッセー達に背を向けて家に帰った

 

 

 

 

 

 

──────────

 

 

 

 

 

「へぇ、デートか」

 

「そうなんだ!」

 

 

デートとは確か男と女が一緒に出かけて遊んだりすること、だったか?ふむ、一緒に遊ぶだけなら俺でもできそうだがそれもデートと言えるんだろうか?それともイッセーのように恋人になってからではないとデートじゃないのか?分からないな

 

 

「楽しんでくるといい」

 

「もちろんだ!」

 

「くぅ〜!何故イッセーに彼女が出来て俺たちには出来ないんだ!」

 

「松田くんに激しく同意する!」

 

「二人共落ち着け。お前達も時期に出来る。俺はそう思うぞ」

 

「孫〜!お前はいいやつだな〜!」

 

「君は俺達にまでそのような言葉をかけてくれるのか……」

 

「友人だからな」

 

「「最高の友達だな!」」

 

 

見事に声が重なったな。それほど息が合っているということか。む、先生が来たな。また一日の始まりだな

 

 

そしてまた1限目から6限目を終わらせて放課後がやってきた。そういえば明日の休日はイッセーがデートをすると言っていたな。だがなぜか妙に胸騒ぎがする。まるで放っておいたら大変なことになると言わんばかりに。勘に従うというのは時に大事だ。なら今回は勘に従いバレないようについていこう

 

 

 

 

 

そして翌日、俺はバレないように気配を消してイッセーと天野夕麻について行った。イッセー達は様々な場所を回り、楽しそうにしていた。しかしイッセーは本当に楽しそうな顔をしていたが天野夕麻の方は楽しそうではあるがその他にも何か感情がある気がした。しかしそれがいいものであるとは決して言えない。そうしてついて行っていると、二人が話しだした

 

 

 

「今日は楽しかったね」

 

「もちろん!」

 

「ねえ、イッセー君」

 

「なんだい?夕麻ちゃん」

 

 

なんでだ?なんでこんないい雰囲気なのに胸騒ぎがする?いったいなぜ……

 

「私達の記念すべき初デートってことで、お願い、聞いてくれるかな?」

 

「な、何かな、お願いって」

 

「死んでくれないかな」

 

その言葉を聞いた瞬間俺の体は動いていた。なぜならそう言った天野夕麻の背中には黒い翼が生えていたから。そしてその手には光の槍が持たれていた。まずい!常に警戒はしていた、だが俺は間違えた!もう少し近くで見ておくべきたった!

 

そうして飛び出した俺は間に合わず、イッセーの腹部に光の槍が刺さった

 

「間に、合わなかった……」

 

「あら、あなたはあの時の……確か孫龍悟だったかしら?」

 

「……お前、堕天使か?」

 

「そうよ?私の名はレイナーレ、あなたの言う通り堕天使よ」

 

「なんでイッセーに槍を刺した。俺も後ろからお前達を追いかけていたが、デート中のイッセーの顔はすごく楽しそうだった。お前はあの顔を見て何とも思わなかったのか?」

 

「別になんとも思わないわ。せいぜい初々しい子供のおままごとに付き合っていた感じだったわね。それよりも、あなたこそ何者?あの時の握手から只者ではないと思っていた。そしてそれは確信に変わった。私に気づかれずに尾行ができるのだから」

 

「そうか……それと俺が何者か、か……」

 

俺は服の中に隠していた尻尾を出して少しだけ口角を上げてこう言った

 

「俺は孫龍悟……サイヤ人だ」

 

「サイヤ人ですって?そんな種族聞いたこともないわ」

 

「まあ、知らなくても当然だ。なにせこの世界にサイヤ人は俺一人しか居ないからな。そして俺はお前よりも強い」

 

「なんですって?あなたごときが私より強い?不愉快ね。死になさい」

 

レイナーレはそう言って俺に光の槍を飛ばしてくる。しかし俺はそれを右にジャンプしてかわした

 

「へぇ、今のを躱すのね。さっきの言葉はハッタリではないということ?」

 

「そうだ。今度はこっちの番だ」

 

俺は一瞬でレイナーレに肉薄し、腹部に強烈な打撃を与えた

 

「がっは!」

 

「どうした、堕天使の力はこんなものか?」

 

「く、少し分が悪いわね」

 

そう言ってレイナーレは飛び去っていった。俺はそれを追いかけようとしたがイッセーを放って置くわけにもいかず、イッセーの方に近寄った

 

「おい!イッセー!」

 

「龍、悟……お、前、あ、んなに、強かっ、たん、だな」

 

「よかった、まだ生きていた!」

 

「どうせ死ぬなら、おっぱいを揉んでから死にたかった……」

 

「待て!まだ死ぬと決まったわけじゃ……」

 

「今までありがとな、龍、悟……」

 

「イッセー、イッセー!……クソっ!」

 

俺がイッセーを救えなかったことに嘆いていると、隣に赤髪の女が現れた

 

「貴方ね?私を呼んだのは……て、貴方は?」

 

「あんたは確か……三年の、リアス先輩だったか?……」

 

「ええ、そうよ、それよりも、私を呼んだのはそっちの子ね?どうせ死ぬのなら私が拾ってあげるわ」

 

そう言ったリアス先輩の背中には先程のレイナーレとは違うコウモリのような羽が生えていた

 

「その翼は……悪魔か?」

 

「貴方、悪魔を知って……」

 

「そんなことは後でいい。拾うっていうのはどういうことだ?」

 

「そうね、まあ実際に見せたほうが早いわね」

 

リアス先輩はチェスの駒のような物をイッセーの体に与えていった……何も起きないが?だがさらにリアス先輩は3つ4つとイッセーの体に駒を与える

 

「まさか兵士(ポーン)の駒を7つも消費するなんてね」

 

「傷が治って……?」

 

「まあ、驚くのも無理はないわね。今私はこの子、兵藤一誠を下僕悪魔に転生させたの」

 

「悪魔に、転生?」

 

「そう、この「悪魔の駒(イーヴィルピース)」を使ってね」

 

「じゃあ、イッセーは生き返ったってことなんだな?」

 

「そういうことよ」

 

「よかった……イッセーは俺の1番の親友たったんだ」

 

「この子は私が責任を持って家に送り届けるわ。そして、貴方にも色々聞きたいことがあるからまた今度私の使いを送るわ」

 

「態々そんなもの送ってこなくていい。行きたくなったらあんた達のところに行ってやる」

 

「なら、そうして頂戴」

 

「イッセーを頼んだ」

 

そう言って俺は空を飛んで家に帰った

 

 

 

 

 

「あの尻尾のことだけでも聞いておけばよかったわね……」

 

 

 

リアスはそういいつつもイッセーを家に送り届けていた

 

 

 

 

 

 

 

 




龍悟は龍次のじっちゃんに色々常識などを叩き込まれているので学校でも普通に生活できます。しかし性に対する知識はほとんどない模様

ちなみに龍悟の体格は悟空と同じぐらいです
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