特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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俺、思うんだ。

女の子の上目遣いって破壊力あるよな……って。



男子生徒とゲーム開発部

──………うわぁ………(ドン引き)

 

「そこまでドン引きする!?」

 

俺は現在、ミレニアムサイエンススクールにいる。

 

先生からここの"エンジニア部"と呼ばれる部活の人に武器の作成を依頼するために来たのだが………

 

"このっ!……そこだ!"

 

「……まだ、負けません!」

 

──予定までまだ時間があるからって、ゲーム開発部に行って遊ぶって………いいのか、これ?

 

「大丈夫だよ!いざとなったら先生に丸投げするし!」

 

──どっちかと言うと、おめぇらの作品の納期とか云々の方が心配になるぞ……

 

「………………………な、なんでそのことを………?」

 

そう聞かれたので、俺はカレンダーに指を指す。

 

──書かれてるじゃん。もうそろそろ納期まで、あと一ヶ月チョイってところだな!

 

「わァ………」

 

──泣いちゃった………!

 

いや早すぎる………普通、残り一ヶ月とかって割と大元は完成してるもんだろ……?

 

──成果は?

 

「……………い」

 

──へ?

 

「何も、ない……!!」

 

 

──何やってたんだァァァァァ!?!?

 

 

 

くそう、ふざけるなよ!?!?あまり関係ない奴らであっても、知り合った以上見放す気は起きないぞオラは!!

 

……ええい、こうなったら!!!

 

──おいピンク猫!

 

「才羽モモイ!名前くらい覚えて!」

 

──自己紹介されてねぇわ!!そこの緑猫!

 

「さ、才羽ミドリです……なんですか?」

 

目が死んでる………何してんだこのピンク猫は………

 

──役割教えろ!!ある程度なら手伝ってやるから今から作って納期間に合わすぞ!!

 

そういったら、才羽姉妹は目を輝かせる。なんなら、ロッカーが「ガタンッ!」て音を鳴らしてたが、今は気にしないぜ!

 

"あ、ロッカーの中にはこの部活の部長がいるよ"

 

前言撤回。あのロッカーの中にいる小娘と話さなければならない。

 

──………あー、そこのロッカー娘。出てこれるか?

 

そう言うと、ロッカーのドアが少し開き、俺の方を見る山吹色に近い髪の毛の娘がひょっこり頭を出してきた

 

「…………は、はい………」

 

──担当は?あと名前

 

「…………プ、プログラム…です。名前は………花岡ユズ……です。」

 

──ユズね、覚えた。プログラムって事は、ゲームデザイン全般か………ある程度ならそこら辺は機材があれば手伝えるぞ。

 

"────え、なんで?"

 

──アリウスの時、無断で『外の世界』に行って色々学んだからです。それより才羽ミドリ、おめぇは?

 

「えっと………イラスト担当です。」

 

──そうか………多分ドットだな?見る限りレトロゲーが多いし、それならある程度やれると思うから手伝う。

 

「………!?」

 

──………そこで先生と戦ってる髪長娘!おめぇは?

 

「あの子は天童アリス!アリスはデバッカーなり色々やって貰ってるよ!最近入部したばかりだからね!」

 

「はい!アリスは絵も書けませんし、プログラムも出来ないので遊んでバグを発見するのです!」

 

──そっか。………つまり、モモイ。最後に残ったおめぇがシナリオを完成させないとダメって訳だな!

 

「───!?バレた!!!」

 

──さぁ、地獄の執筆作業だ!!覚悟しやがれ!!

 

「ヒィン………助けて先生!」

 

モモイは先生の背中に泣きつく。

 

けれど、ちょうど対戦が終わった先生がモモイの頭を撫でつつ

 

"ユウキ、程々にしてあげてね?"

 

──善処します。

 

モモイに最後の一撃を与えたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

こうして一ヶ月の間、ユウキはダラけるモモイを叩き起し、シナリオを完成させ

 

苦労しているミドリを手伝い、アリスのパワーに驚愕しつつ手伝って、ユズのサポートをした。

 

モモイがあまりに思いつかなくて変な方向に行こうとすれば全力で止め、ミドリが資料を欲しがれば探し、アリスが勇者としての使命を果たそうとすれば巧みに騙して作業をさせ、ユズは癒しになった()

 

こうして、ドタバタしつつも納期には何とか間に合い、安心し疲労困憊のゲーム開発部一同は出した時点で床に倒れて、寝てしまった。

 

──お疲れ様やで……

 

そう言いながらユウキは先生に連絡。4人を各自の部屋に手伝いに来たユウカと共に運び、ゲーム開発部から去るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

後日、シャーレにて……

 

ユウキはヒヨリと久々に会った当番のアズサに構え構えとせがまれていた。

 

その光景を見たアリスはムスッとしている。

 

「ンアーー!!ユウキが構ってくれません!先生!アリスはユウキと遊びたいです!」

 

「ダメだよアリス!ユウキとは私が遊ぶんだから!」

 

「………私も、遊びたい、です…!」

 

そんな事をアリスたちが言っていると、とうとうミサキが我慢できずに構えコール。サオリとアツコも構え構えとユウキに押し寄せて行った。

 

「「「あー!!!」」」

 

「…みんな落ち着きなよ………ユウキさんも逃げてる訳じゃないんだし………アリウスの皆さんに構われてるけど」

 

"ごめんね。ユウキが連絡もせずにミレニアムに一ヶ月も通い詰めになってたから寂しかったみたいなんだ"

 

なお、構えコールの仕方は抱きついて上目遣いで訴えている様子。

 

なんで耐えられてんだこいつ

 

「………あれ?」

 

"どうしたのアズサ?"

 

「……………ユウキが、何となく白く見えるぞ?」

 

"え………?"

 

アズサの言葉に皆がユウキの顔を見ると

 

そこには、安らかな顔をして燃え尽きたような顔をしたユウキがいた(チ──(´-ω-`)──ン)

 

「ユウキ!?どうしたんだユウキ!!?」

 

「……………すんごい安らかな顔してる……」

 

"…………アリウスの皆の尊さに、耐えきれなかったんだね………南無南無"

 

「勝手に殺さないでよ!?……と、とりあえず起こそう!!」

 

"待って、今からセリナを呼ぶから…………セリナーーーー!!!!"

 

「呼び方が原始的過ぎない!?そんなので来るわけ」

 

「どうされましたか先生!?!?」

 

「「きたーー!?!?」」

 

「………なにこれ」

 

「さぁ……?」

 

ミサキの困惑にヒヨリがユウキが隠しておいたお菓子を食べつつ返答する。

 

セリナはユウキを診断して、サオリたちはわちゃわちゃ騒ぐ。

 

──尊さの………過剰摂取………だぜ…………☆Byユウキ

 

「「「「「「ユウキーーーー!!!!」」」」」」

 

今日もシャーレは平和です。




男子生徒の秘密〜夢のドラゴンについて

夢に出てくる"赤いドラゴン"は見た目はデュエマの"ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン"、色合いが青が多いけど、手の所にこれまたデュエマの"ボルシャック・ドギラゴン"の手があるんだよね。
夢は一人称視点だから、手が多く見えていて、ドラゴンっぽいから"赤いドラゴン"って思ってる。

ちな、ドラゴンになるのは正史。その後の光景は見えないし、ここにも書かないけど、一つ言えることは

"別に、BADENDとは言ってない"

って事だけ。最悪の未来になるかは、その時の男子生徒次第なんだよね。

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