特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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今回は、ある意味王道よりだと思う。なんでこれ書いたのかって?久しぶりに戦闘描写を書きたくなったからだァ!!


IFルート:その2

とある青年は、ボロボロの廃墟を歩いていた。

 

目的は、ただの一つのみ。

 

この世で最もクソなやつを殺すためである。

 

 

 

 

 

 

── よぉ、ベアトリーチェ(クソ野郎)。てめぇの計画をぶっ壊しに来たぜ?

 

「………出来損ないの、貴方が??何を訳の分からないことを言っているかは知る気もありませんが…………私に歯向かうというのなら、容赦はしません。」

 

──へぇ?なら、今までのは容赦はしてくれてたのか?

 

「───減らず口を。いいでしょう………儀式を始める前に、まずは邪魔者を消し去ってしまいましょうか。」

 

──ハッ!………消えるのは、テメェだ!!!

 

 

青年はベアトリーチェに飛びかかる。

 

ベアトリーチェはその行動に全く動揺せず、指から光線を放ち貫こうとする。狙いは頭。

 

青年はその光線を見切り、攻撃が当たる寸前に頭を少し下げることで回避する。懐に潜り込むことに成功した青年はベアトリーチェの腹に右で殴る。

 

 

──ッゥラァ!!

 

ゴリュッ!!

 

「うグッ…ガァ!!」

 

 

ベアトリーチェは防御できず攻撃を受けたが、その場に耐えて手で青年の首を切ろうとする。だが、青年はその攻撃を一歩下がってギリギリ回避し、ベアトリーチェの顔を殴る。

 

殴られたベアトリーチェは少し後ずさると、両手の指にエネルギーを溜め、四方八方に放つ。

 

「───ハァ!!」

 

──ッ!?

 

青年は後ろに下がり、その光線の回避に専念した。

 

ベアトリーチェは青年が離れたことを確認した後、力を解放し化け物姿になる。

 

『よくも、まぁ───やってクレマシタネェ!!!この力をツカウのは癪にサワリますが───もはやドウデモイイィ!!』

 

異形の姿に変わり果てたベアトリーチェは、青年を狙いながら叫ぶ。

 

『死ぬがイイ!!!なにも変えられぬ下等生物ガァァ!!!』

 

 

──………いいや、死ぬのはテメェだ。ベアトリーチェ。

 

青年は一歩踏み出してそう言う。

 

そして、宣言するように叫ぶ。

 

──これで、全てが変わる。

 

──この俺の運命、この……アリウスに居る奴らの運命。

 

──そして………この世界の運命も!!!

 

青年は確信したように叫ぶ。その姿に気圧されたベアトリーチェがありえないと叫ぶ。

 

『いいや、何も変わることは無い!!ここで、私の計画の為にここは消費される!!お前たち子供は私たち大人に搾取され続けなければならない!!』

 

ベアトリーチェはそう言いながら、花弁のような顔からビームを放つ。

 

青年は走り出し、ビームを横に回避しながらベアトリーチェの懐に向かう。

 

──なら!!その運命だって変えてやらァ!!

 

青年は、ビームが止んだ瞬間に崩れたコンクリートの破片を拾い、それを思いっきり投げた。狙いはベアトリーチェの顔。

 

ベアトリーチェは、それを受けつつ再度ビームを放とうとしたがその場には青年が居なかった。

 

『──ナニィ!?貴様ァ!!!』

 

青年は、囚われていた少女を助けるために、持っていたナイフに神秘を通し、絡まっていたトゲトゲのツタのようなものを切り裂き、少女を解放する。

 

──………これで、儀式は始まらない(・・・・・・・・)

始まることはもうない(・・・・・・・・・・)!!

 

『ッ──!!!』

 

ベアトリーチェは、計画がたった一人の出来損ないである青年によって壊された、その事実に対する怒りのあまり神秘が溢れ出す。

 

『貴様ァァ───!!!』

 

その怒りは、青年の近くにいた少女の存在すら気にとめず、青年に向かって極大のビームを放ち始める。怒りのあまり、コントロールが曖昧なのか、至る所にビームが飛び散っており、軌道が読みずらくなっていた。

 

──チィッ……!

 

青年は、少女を抱えて一度建物から避難し、少女を安全な場所に置きに行く。

 

そして、少女を下ろした後、再び建物の中に入り、飛び散るビームを避けながらベアトリーチェに近づいていく。

 

『■■■■■────!!!!』

 

もはや、声にすらならない咆哮を上げながらビームを放つ化け物に、青年は最後の一撃を放つ為に走り出す!

 

だが、青年の死角から、乱射されたビームが他のビームに弾かれ飛んできていた。

 

青年はそれに気が付き、体を逸らすことで回避しようとしたが、左腕が焼かれ消し飛んだ。

 

──ッア!?クッ……ァァァアアアア!!!

 

 

青年は、焼けるその身を無視して走り続ける!

 

己の全力を右手に込めて、ベアトリーチェの懐に飛び込む!!

 

『■■■■■!!!!』

 

ベアトリーチェは最後の足掻きとばかりに天井にビームを放ち、自分のいるこの建物を破壊しようとした。

 

青年は、残った右手を握りしめベアトリーチェに向けて放つ!

 

 

 

 

──これで!!

 

 

 

 

──最後ダァァァ!!!

 

 

 

 

その右手は、ベアトリーチェの肉体に炸裂し、青年はその腕を振り抜いた!

 

 

『■■■■アアアァァァァ────…………』

 

 

ベアトリーチェは吹き飛び、その肉体は青年の一撃で爆散。肉片も残らず消滅した。

 

青年はその場に倒れた。その上からは、崩れた天井が落ちてくる。

 

──………俺の、勝ち………だ。

 

そう呟いた後、青年は瓦礫の下に埋まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生たちは、激しい戦闘音を聞きつけ、走ってやってきた。

 

そして、目の前に広がる光景は悲惨そのものだった。

 

崩れた天井画落ちたことで、少女が囚われていたであろう場所は完全になくなっていた。その影響は、建物全体にまで影響を及ぼし始めている。

 

そこにたどり着くまでにも、至る所に何かが貫いた形成が残されていたのを見ていた先生は、目の前の光景によって確信を得たのだった。

 

"…………あれは、激しい戦闘の、痕跡だったんだね。"

 

「………先生、これは………」

 

「なに、これ………姫は!?」

 

「こ、こんなことになっていたら………ひ、姫ちゃんが…!?」

 

"………近くを探そう。ここで何があったかは分からないけど、天井が崩れたことでこの建物にも影響が起こってる。一旦外に出よう。"

 

「「「了解」」」

 

先生とアリウススクワッドの3人はその場を一度離れて建物から脱出した。

 

建物はどんどん崩れていき、もし人が居ても助かる可能性は0に等しいほどに倒壊していた。

 

そこに、先程まで戦っていたであろう聖園ミカも合流した。

 

「…………助けたい子は助けられたの?」

 

「………何?当てつけ??

 

「やめろミサキ。………すまない。今、この近くを探してる所だ。」

 

「そっか………なら、手伝うよ。」

 

"………うん。お願いね。"

 

こうして、先生たちは囚われていた少女───秤アツコを探し始めた。

 

その探索は、すぐに終わった。サオリが眠っていたアツコを探し当てたのだ。

 

こうして、アリウススクワッドの戦いは幕を閉じた。…………だが、4人は違和感を感じていた。

 

「…………一体、誰がマダムを……?」

 

"………それを知るには、あの倒壊した場所を調べないとね。"

 

そう、このお話はまだ終わっていない。

 

 

 

 

 

 

──…………あ〜………しぬかと、思ったぜ……

 

青年は、瓦礫によって潰れそうになった時、戦っていた場所の下に地下部屋があったらしく、たまたまそこに落ちることに成功した。

 

──………とりあえず、瓦礫を破壊しつつ脱出を目指すか。

 

青年は、残った神秘を右手に宿し、瓦礫を退かし、ヤバそうなら破壊して地上を目指した。

 

その結果。

 

──…………ありゃ、海??

 

建設途中だったのか、たまたま地下通路を掘り当てて、アリウス近くの海に出ることに成功した!

 

──…………ふう。よし!ボロボロの服とかは黒服に頼るとして!これからの事を考えっかなー!

 

こうして、人知れず復讐を果たし、運命に決着をつけた青年は、歩き始めた。

 

その未来は、明るい未来であろう。

 

 

 

 

 

「要救護者を発見!!"救護"します!!」

 

──え

 

ドゴォ!!

 

──ぶぅるぅぅぅあああ!?!?

 

 

 

ただし、"運命の相手"からは逃げられないのであった。

 

はてさてこの先、どうなりますことやら☆

 

 

 

 

 

 

 

IFルート:運命への決着

 

攻略後獲得トロフィー:たった一人の絶望への反逆




この世界線のユウキくんは、割とこの後の展開はそのままです。ベアトリーチェを自分で倒すか倒さないかの違いですね。
その代わり、左腕がごっそりなくなってるし、右目と左頬に傷跡があるけどね!(顔の傷は全部地下から脱出する時に出来たもの。)

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