特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

33 / 86

長いこと待たせてすまなかったな………

リアルでちょいと忙しかったのと、普通に展開を色々と試行錯誤しながら書いてたから地味に時間がかかっちまった

その分、楽しめる内容だといいなぁ……と、切に願っておくぜ!




男子生徒とひっくり返す運命

──よう、久しぶり……!

 

「─────ありえない……!!」

 

そうシロコ*テラーが呟く

 

そらそうだ。目の前にいるのは死んだはずの男なのだから………。まぁ、ここに到達したこと自体に驚いているのかもしれない。バリアを破壊されたとはいえ、ここの高度を考えればそうもなる。

 

そもそもの話、死人であるはずの存在が生き返ってここにいるのだ。生徒たちや先生にとっては……いや、プレナパテスやシロコ*テラーにとってもその事実がおかしいのだ。当たり前だけど。

 

普通は、いかなる理由があっても死人は蘇ることは無いのだ。普通は。

 

──俺は、死の淵から蘇ってきたぜ?…………その代わり、"創造主"の力は消えたけど

 

ユウキがそうあっけらかんに言う。

 

"そうなの!?"

 

「で、では、どうやってここに!?」

 

流石に超天才美少女病弱ハッカーと言えど、こればかりは分からないだろう。

 

その質問に、ユウキは気楽〜に答えた。

 

──飛んできた。"赤きドラゴン"(ボルシャック・ドギラゴン)に変身して。

 

ユウキのその発言に、その場にいた全員が首を傾げた。

 

"??????"

 

「…………え…………え?」

 

その場にいた先生やシロコ、敵であるシロコ*テラーにプレナパテスと頭に?が浮かんだ。

 

「……………だ、大丈夫??蘇った拍子に頭が………???」

 

しかも、シロコ*テラーには心配されるほどである。

 

──…………おめぇら………散々言ってくれるじゃねぇか……

 

ユウキはちょっと怒った。まぁ、本当の事を散々言われたら少しは怒る。

 

──…………まぁいい。さぁ、始めようぜ?この世界の運命を決める戦いを

 

「ん、私たちからすれば仕切り直し。」

 

"そうだね……行くよ2人とも!"

 

そう3人は気合いを入れ直し、敵を見つつ警戒する。

 

そんな中、プレナパテスが何やらシロコ*テラーになにか呟いている。

 

「…………そう、だね。早く終わらせよう。いくら蘇ろうと、ここでもう一度倒せばいいだけの話だから。」

 

あちら側も気合いを入れ直していたようだ。

 

──そう簡単に行くかな?今の俺は、かーなーり!強い!!

 

それもそうだろう。コイツ一人だけ精神と時の部屋モドキで修行をしたのだ。

 

俺TUEEEEほどでは無いが、シロコ*テラー相手でもまあまあやれるだろう。

 

………おかしいな、この時点でのシロコ*テラーとか普通に頭おかしいレベルの強さなのに……なんで戦えそうなのこいつ???

 

 

 

後、お前絶対に精神と時の部屋もどきで色々とテレビ作品見てただろ????

 

 

 

 

──さぁ、行くぞ!!そして、お前らを助ける(・・・)!!!滅ぶのはてめぇだけだ"色彩"!!!覚悟しやがれ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

"助ける……?"

 

「あの2人を………?どういう事?」

 

ユウキの発言に、疑問を持つのは当然だろう……けれど、今はそんなことを気にしている場合ではない。

 

──気にすんな。こっちから仕掛ける、行くぞ!!

 

「ん、わかった。終わったら教えて」

 

──……………ああ!

 

ユウキはシロコと共にシロコ*テラーとの戦いに挑む。

 

「───フッ…!!」

 

シロコ*テラーはドローンの攻撃と共に手榴弾を投げ込み、ユウキとシロコを分断を図る

 

"ユウキ!!"

 

──効くかよ!!

 

先生はユウキに合図し、その声に反応してユウキは手榴弾を蹴りつけ

 

「やらせない──!」

 

シロコはドローンから来る攻撃を撃ち落としつつ回避していく。

 

──っ!!

 

ユウキは界王拳を5倍で発動しつつシロコ*テラーに突撃し、攻撃を仕掛ける

 

──オラァ!!

 

「っ!その程度なら耐えられる!!」

 

ユウキが回し蹴りをするが、ガードされる

 

「ハァ!!」

 

「彼より遅い攻撃なのに当たるわけない…!」

 

シロコがシロコ*テラーに飛び蹴りをするが、軽々しく躱される

 

──えい

 

「うわぁ!?」

 

ユウキは足払いをしてシロコ*テラーの体勢を崩す。

 

シロコが追撃を仕掛ける!!

 

「体制が崩れた!ここ!!」

 

シロコの狙撃は、シロコ*テラーに命中する!

 

「グッ!!───先輩、力を貸して……!!」

 

"──!来る!"

 

「っ!」

──なるほど……!!

 

 

シロコ*テラーは一度離れ、ミニガンを取り出し撃ってくる。

 

その攻撃にユウキはバク転しながら離れて、横に逃げる。

シロコは弾丸の軌道をある程度予測して回避していく。

 

 

──危ねぇ危ねぇ………ほーれ、いいもんやるぞ!!

 

ユウキは5本の指に神秘弾を出現させ、そのままシロコ*テラーに投げつける

シロコ*テラーは正確に撃ち落としてくるが、そこをシロコが見逃さず追撃する

 

「ここ…!!」

 

「───邪魔……!!」

 

シロコの攻撃はシロコ*テラーには当たらず、攻撃のチャンスをモノには出来なかった。

 

──ここ…!

 

が、ユウキがその回避を読んで攻撃を回避地点に神秘弾を置いた。

設置した神秘弾は、そのまま回避したシロコ*テラーに当たる。

 

「っ!?いつの間に……!?」

 

──なーんで普通に耐えられてるんですかね〜?

 

割と威力のある神秘弾を受けたのに、シロコ*テラーのダメージを全く受けていない。

 

──…………なるほど、"大人のカード"か

 

「───ん、そう。」

 

プレナパテスが持つ"大人のカード"がシロコ*テラーのダメージを回復させているのだ。

つまりコンテニューって事………!?

 

──普通にチートでは??

 

「…………え?今更……?」

 

"確かにそうかもしれないけれど、あまりそういう事を今言うのは違うと思うよ……?"

 

 

「…………なんで、こう、彼が喋ったらシリアスっぽい雰囲気から、シュールなギャグになるんだろ?」

 

「……………」

 

プレナパテスもやや呆れているようだ。敵にすら呆れられるのなんか草だな。

 

──まぁいいか。どんだけ身体を回復しようと、精神にガタが来る。………それに、何度もその"カード"は使えねぇだろ?

 

「………!」

 

プレナパテスは、驚く。

(いくら別世界の生徒と言えど、自分の大人のカードの性能を理解しているのか!?)と

 

──………シロコ、気ぃつけろよ。………アレは、俺たちが"辿るかもしれない世界"から来たんだ。あの絶望を乗り越えないと、俺達もああなるぞ

 

「ん、上等。そんな絶望なんて乗り越えて、みんなで帰る。」

 

──よく言った!畳み掛けるぞ!!

 

ユウキとシロコが構える。この一撃で、この戦いを勝つ覚悟を決めた。

 

「───!!!」

 

「────越えれるものなら、超えてみろ。」

 

だが、シロコ*テラーがプレナパテスの支援を受けて、先生と生徒達に身の毛が弥立つ程の恐怖が襲いかかる

 

だが、そんな中でもユウキは平然としていた。

 

「──っ」

 

──気をしっかり持てよ。飲み込まれたら終わりだ。

 

「───っん!」

 

ユウキはその足で、しっかりと立っている。

その姿に、シロコ*テラーは疑問に持つ。

 

己の神秘は反転し、恐怖を掻き立てるモノへと変化した。

この圧を受けて、立てる生徒は少ないだろう。その恐怖は、生物的な恐怖───つまり、本能に訴えかけてくるタイプの恐怖なのだ。

 

なのに、目の前の男は、平然と立っていた。

 

先生ですら、少し苦しそうにしているのに

 

「────どういう事……?」

 

──悪いな、こちとら甘えた環境で育ってる小娘よりかは、経験があるんでな。

 

「……ん」(╬ ˙-˙ )ブチ

 

シロコはキレた。キレたことで、その恐怖を一時的に克服した。………怒りが上回ったとも言うが

 

──死にかけるなんて、ザラにあった環境だ。ある意味慣れてんだよ、死の恐怖には。

 

(ま、覚悟を決めただけで、死ぬことに関しては未だに怖いけどね!)

 

「──────」

 

シロコ*テラーは唖然としたが、それでも手を抜く気はない。その必要は決してない。

 

 

3人は、それぞれ構える。

 

ユウキがいつもの構えをした事で、ドギラゴン閃が展開され、武装を身に纏う。

 

シロコが、銃のマガジンを取り替える。

 

シロコ*テラーが、自らの後ろにワープゲートを広げ、幾つもの武器を取り出せる準備を終えた。

 

 

 

──────勝負は、一瞬であった。

 

 

3人は、同時に飛び出す。

 

シロコがドローンを使い、シロコ*テラーの初動を潰そうとした。が、それを読んでシロコ*テラーもドローンで対抗し、ドローンが放った追尾弾は対消滅した。

 

そして、シロコが銃の狙いを定める時、シロコ*テラーは近づき、近距離に持ち込もうとする。

 

それを読んでいたユウキが、" 覇闘将龍剣(はどうしょうりゅうけん)ガイオウバーン"を装備して切りかかる。

 

ガイオウバーンは装備した時、相手との戦闘を強制させることが出来る。近接において、この場でユウキに勝てるものはいない。

 

さらに、ガイオウバーンは装備しているモノに力を与える。故に、シロコ*テラーは勝つことが出来なくなっていた。

 

───だが、シロコ*テラーは盾を装備した。

 

小鳥遊ホシノが使っている盾を使用し、ガイオウバーンの攻撃を防ぐ。

 

そこに、シロコがユウキが投げていた"銀河大剣ガイハート"を持ちながら切りかかる。

 

その攻撃も、シロコ*テラーに防がれる。あまつさえ、ガイハートはシロコの手から弾き飛ばされる。

 

が、ユウキがガイハートを手にし、シロコ*テラーに再度切りかかる。これも防がれたが、これでいい。

 

ユウキは攻撃を防がれた拍子にシロコ*テラーの後ろに飛び込み、着地した後に手に持って2本の剣を投げる

 

シロコ*テラーはそれを回避し、そして気が付く。

 

シロコ*テラーの後ろが光った(・・・)のだ。

 

咄嗟に振り返った時に、その目に映りこんだのは、2体の龍(・・・・)

 

勝利の覇闘ガイラオウ

 

熱血星龍ガイギンガ

 

この2体が、攻撃を仕掛けてきたのだ。

 

シロコ*テラーはその攻撃を防ぐが、その巨体からの攻撃に体勢が崩れた。

 

───そこを、2人は狙い定める。

 

ユウキが"無敵王剣ギガハート"でシロコ*テラーの持つ盾をはじき飛ばす。

 

そして、シロコ*テラーに極限まで近づき、手に持ったカードの効果を発動する。

 

名は、"ポジションチェンジ"

 

その効果は、使われていない場所にモンスターを移動させると言うもの。

 

その効果により、ユウキはシロコを"自分の真後ろ"に移動させる。

 

そして、ユウキはその場から瞬間移動でシロコの後ろに回り込む

 

───シロコの攻撃が、シロコ*テラーに突き刺さる

 

 

 

 

シロコ*テラーは、この2人のコンビネーションの前に、沈んだ。





次回、プレナパテス戦です。

もうすぐだ………もうすぐこのシリアス強めのゾーンが終わる……!!

さっさと書いてほのぼのに戻ってやるぞぉ!!だけど、ちゃんと凝らないと気が済まないので、また時間かけて行くわ。

感想お待ちしております!
誤字脱字があれば、ご報告お願い致します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。