特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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オラ!前回のエピローグだ!!ゆっくりしていけ!

ちなみに、ユウキの能力がコロコロ変わりまくってるからあとがきにまとめ置いとくわ。




男子生徒と帰還

────学園都市キヴォトス。

 

それは、とある生徒が犠牲となり、多くの人の命を救い、未来を守り、希望を紡いだ場所。

 

そんな平和な場所は………現在はと言うと………

 

 

 

 

 

 

シャーレ

 

ここ、シャーレでは基本、とある生徒が暖かいソファの上でゴロゴロしている最中、先生が仕事を片付けている風景がいつものことであった。

 

………そんなシャーレの現在は

 

"……………"カタカタカタカタカタ

 

先生が1人と、先生の補佐をする当番の生徒が1人………その2人しか居なかった。

 

今日の当番は、ミレニアムのセミナーに所属している早瀬ユウカである。

 

「…………」カタカタカタカタカタ

 

"…………"カリカリカリカリカリ

 

そこに、会話はない。

 

穏やかで………けど、少し暗い雰囲気が漂っている。

 

ここシャーレには、アリウススクワットが外の危険な任務にあたっている。

 

先生も同行する時はあるが、基本アリウススクワットにとって簡単な仕事なので着いては行かない。

 

…………否、今の先生を連れては行けない。

 

今の先生は………相棒を失ったのと同義である。

 

その落ち込み具合はかなりのもので、仕事には影響していないが、メンタル面は間違いなく減少の一歩をたどっている。

 

───あの日、ウトナピシュテムの箱舟での別時間軸の世界との戦いは、こちら側の勝利となった。

 

………が、ある生徒が別時間軸の先生と生徒を助けたことで、崩壊したウトナピシュテムの箱舟脱出後、その後の消息が分からなかった。

 

────そして、ウトナピシュテムの箱舟は成層圏を突破しながら崩壊していき………そこから生存する可能性はない。

 

だが、その生徒は他の者たちの近くに"瞬間移動"ができた。

 

故に、この世界のどこかに居るのだと、先生は思い動いた。

 

その過程で、百鬼夜行での事件や、山海経でのお祭りを経て…………先生は、その存在を確認することはできなかった。

 

故に、もう先生も、諦めかけているのだ。

 

 

────"明楽ユウキ"という、生徒の生存を。

 

 

いつでもシャーレに居て、悠々自適に過ごしている、やる時はいつでもやる男子生徒の、生存を………。

 

 

さて、場面を変えてトリニティ

 

救護騎士団では…………

 

 

「───はい。終わりましたよ。」

 

「ありがとう!…………団長さん、大丈夫?」

 

「……団長のこと、心配してくれてありがとうございます。………今は、そっとしてあげてください。」

 

「うん………私たちも、手伝うからね!」

 

「………はい。」

 

セリナは、怪我をした生徒の手当をして、一息を着いた。

 

 

………蒼森ミネは現在、休養中である。

 

その理由は、"明楽ユウキ"の存在である。

 

彼女にとって、もはや明楽ユウキという存在はただの友達を越えて親友と呼べる存在になっていた。

 

…………世界線が世界線なら、即ドッキングして未来を誓い合うほどには、仲がいいだろう。

(この世界線?すまない、俺には書けない……By作者)

 

そんな存在が、あの一件以降消息不明。しかも、彼の遺品には、目立ったものがなかった。

 

………そう。彼の大切にしていたカードや、ミレニアムから貰った武器すら見つかっていないのだ。

 

………既に、彼女からは以前の元気さはないだろう。

 

「団長………」

 

セリナは、時々見に行っては、その痛々しさに胸を苦しませる。

 

「(…………許しませんよ、ユウキさん。帰ってきたら、必ず───!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

他は、あまり変わることは無かった。

 

………特筆して上げるなら、アビドスだろう。

 

「………ん」

 

「おはよぉーシロコちゃん〜」

 

「おはよう、ホシノ先輩。」

 

アビドスには、シロコ*テラーが編入したのだ。

 

というのも、シロコ*テラーは放浪しようとしたらシロコに捕まり、そのまま他のアビドス生に捕まった。

 

今回の件で罪に問われるかと思ったが、そこをアビドスの皆が庇い、監視という形でアビドスに編入させたのだ。

 

その件には、シャーレも1枚噛んでるが………まぁいいだろう。

 

 

こうして、アビドスにシロコ*テラーが合流したのであった。

 

ちなみに、プレナパテスの墓が建てられた。

 

場所は、プレナパテスがシロコ*テラーとプラナに言葉を紡いだ場所。

 

その墓には、シロコ*テラーとプラナからの感謝の言葉が刻まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、約2名が大打撃をくらい、平和ではあるが色々とブルーな状態になっているキヴォトス

 

そんな状態にしたかの元凶はと言うと──?

 

 

 

 

 

アビドス砂漠

 

──おっす!オラ明楽ユウキ!今現在キヴォトスに向けて歩いてっぞ!

 

なんと!この男何故か砂漠を練り歩いていた──!!!

 

何やってんだお前ェ!!!

 

──いや〜まさか、また生き返るなんてな〜……神秘の使いすぎで、"具現化"も消えたけどwww

 

──………でも、モンスターの召喚とかはできるんだよなぁ………残り香か?

 

説明しよう!単純に"具現化"という能力はなくなったが、そもそも神秘で呼び出しているので問題はないだけである!

 

具現化の能力は、神秘由来なのだが件の戦いで使いすぎた為に弱体化。その後、生き返るための素材になったのだ。

 

生き返った理由としては、ユウキは連邦生徒会長に気にいられたから………とかではなく。

 

絶望しか無かった、崩壊したキヴォトスの世界線に、光を与えたからである。

 

あの世界線、本編と同レベルの状態に戻ったみたいですよ?(回復力)ヤバくね?

 

さて、そんな"希望"を見せてくれたお礼として、連邦生徒会長が再び生き返らせてくれたのだッ!

 

──いや〜連邦生徒会長にはマジで感謝だな〜!…………にしても、なーんでリポップ地点がアビドスの砂漠なんだァ?しかも、ドギラゴン閃も無傷だったし……というか砂漠だからどこを見ても砂ッ!………どっかからなんか出ても驚かねぇぞ……?

 

………と、そんなことを呑気に喋っているユウキ

 

そこに、巨大な何かが出現する──!!

 

 

──っ!?

 

 

ユウキはすぐさま飛び、その出現した者の頭に乗る。

 

──………うへぁ!?何だこのデケェ蛇!!………見た目機械だし……なんだコイツ!?

 

そこに現れたのは、"デカグラマトン"の一柱、ビナーである

 

 

 

『■■■■■────!!!』

 

 

 

ビナーは、形容しがたい音と共にミサイルを放つ。

 

それは、ユウキに向けて放たれていた。

 

──うおっ!?………コイツ、ビナー!?先生たちとアビドスの奴らが倒したはずじゃあ!?

 

すると、勝手に出てきたドギラゴン閃のスカウターが頭に装着され、文字を表示した。

 

『マスター。この機体のAIは私より優秀なようです。時間があれば回復して復活するようですよ。後、件の事件で強化もされたようです。』

 

──はぁ!?つっよ!?………逃げるか!!

 

『案内します。行きますよ』

 

こうして、ビナーとの鬼ごっこが開始した──!!

 

なお、ユウキは一切望んではない模様。

 

 

だがッ!それをビナーが許すわけがなかったッ!

 

目の前にいるのは敵ッ!操られていた時に攻撃してきたもの達の仲間ッ!

 

ビナーが得た情報を元に編み出した計算によって、目の前にいる、逃げている敵を倒さんと追いかけ続けるッ!

 

 

ユウキは走るッ!砂漠を、砂嵐をかき分けて! ッ!

 

全速力で走り続けるッ!

 

そのまま、ほんの少しだけ時が過ぎた。

 

ユウキは、アビドスの近くにまで逃げていた。

 

だが、ビナーは未だにしつこくユウキを追いかけていたッ!

 

──うおおおぉぉぉぉぉ!!!ここで死んでたまるかァァァァ!!まだこちとらキヴォトスの状況すら知らないんだぞぉ!?

 

『んな事言ってる場合ですか?あ、またミサイル来ますよ』

 

──ふざけるなぁ!!!あーもう面倒だ!!叩く伏せてやる!!やるぞノヴァ!!

 

『了解です。』

 

ユウキはミサイルを避け切り、構えを取る。そしてそれを合図にドギラゴン閃は展開し、武装される。

 

──っし!叩き伏せてついでにお前の素材を剥ぎ取ってやる!!!界王拳10倍だァ!!

 

ユウキは、いつものように(・・・・・・・)神秘を纏う。

 

そう、神秘(・・)を、いつものように(・・・・・・・)───!!

 

 

 

 

 

その神秘は、彼ら彼女らに───届く!!

 

 

 

 

"──っ!?"

 

がたっ!と椅子を鳴らしながら先生は立ち上がる。

 

「うわぁ!?………せ、先生?どうされましたか……?」

 

"…………ユウカ"

 

「……はい?」

 

"今からアビドス砂漠に行く!!みんなを集めて!!"

 

「───えっあ、はい!!」

 

ユウカに血気迫る顔と音量で指示を出す。

 

先生は感じ取った。彼の気配を──!

 

もはや、勘でしかないそれを、先生は信じた───!!

 

"待っててね、ユウキ……今、助けるから──!!"

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ……

 

ドアが開く。

 

蒼き美しい羽、美しい髪をなびかせ、いつものように服を来た彼女は、銃と盾を持ち部屋を出た。

 

 

「───ミネ、団長……?」

 

「──え、団長?団長だ!!」

 

「………セリナ。ハナエ。長い間、心配をおかけして申し訳ありません。………今から、また迷惑をかけますが、よろしいですか?」

 

「───はい!!」

「──喜んで!!」

 

「───では、今から"救護"に向かいます。場所は───アビドス砂漠!!行きますよ!!救護騎士団!!出動します!」

 

「「──はい!!」」

 

 

ミネは信頼し、迷惑をかけた2人を連れてアビドス砂漠に向かう。

 

もう、会うことすら叶わない筈だった人と同じ神秘を感じ取ったが故に──!!

 

 

 

 

 

 

 

 

──なぁ、強くなったって言ってもよぉ?ここまでは酷くねぇ??

 

『んな事言ってる場合ですか!?避け無きゃお陀仏まっしぐらの癖して!!』

 

──仕方ないだろ!?口からビームとミサイル同時はキツイって!!

 

『気合いでどうにかしてください!!サポートはいくらでもしますから!!』

 

──すいません!!!

 

現在、ユウキは全力で避けていた。無限に思えるほどのミサイルによる弾幕の雨

 

しかもミサイルに関しては割と追尾してくるのすら混じっている。

 

そして、その合間合間を縫うように放たれる熱光線。

 

当たれば即死の理不尽難易度

 

何だこのビナー。普通に厄介では?

 

──やるしかないな!!界王───

 

 

 

「救護ぉぉぉぉ!!!!」

 

──拳………へ?

 

"アリス!!ミカ!!ホシノ!!ネル!!ワカモ!!ツルギ!!ヒナ!!"

 

「光よ───!!!」

 

「祈るね☆」

 

「邪魔。沈んで」

 

「汚物は消毒しねェとなァ!!」

 

「あなた様のために──!!」

 

「ギェハハハハハハハ!!!!」

 

「任せて、先生──!!」

 

ユウキが本気を出そうとした瞬間、突然上から団長が降ってきた。

 

そして、そのままビナーの頭を地面に突き刺すと、団長は一度離れ、そこにビームやら神秘をクソ程詰め込まれた弾丸がビナーを総攻撃する。

 

 

さすがのビナーでも、この仕打ちは涙するしかなく、撤退して行った───

 

 

 

 

 

 

──……………???????

 

『……おそらくマスターが界王拳を使用したことにより発生した神秘によって、彼女たちをここに呼び寄せたのだと推測します。』

 

──ッスーーーー………そっか〜………へいノヴァ。オラが今から逃げ切れる確率は?

 

『0%!!圧倒的0%!!もはや大人しくしている方が楽なレベルです。』

 

──……………あ、そっか〜(諦め)

 

そんなコントをドギラゴン閃とやっていると、先生と団長がユウキの方に振り向く。

 

そして、そのまま無言でユウキに近づく。

 

「……………」

 

"……………"

 

──……………あの、その。目が、怖いんですけど……?

 

「…………何か、言いたいことはありますか?」

 

──……………………………ご心配おかけして、申し訳ございませんでした。

 

"うんうん。そうだよね。偉いねユウキ。ちゃんと謝ることが出来て。ミネやっちゃって。(無慈悲)"

 

──なんで!?!?

 

さすがの先生と言えど、今回ばかりは容赦はしないッ!

 

すると『ガシィ……』と、ユウキの両腕を胴体ごと掴むミネッ!

 

もうどこにも逃がさなんとするその両手は、彼の体温を感じ、噛みしめているッ!

 

「………私たちを心配させて、あまつさえこんな砂漠から帰ってきて───!!!」

 

──あ、いや、その──別に深い訳があるのではなく──!!?

 

「うるさいです!!!一回絞め落として監禁してもいいんですよ!!!」

 

──それだけは勘弁!!!

 

するとミネは、徐にユウキを持ち上げるッ!

 

弱っていたはずの彼女の筋肉は、再びウネリを上げ、軽々とユウキを持ち上げたッ!

 

──え、ちょっと!?まままままま待ってくれ!!話せばわかる!!交渉を!!

 

「関係ないです。もう容赦も手加減もしません。────覚悟、してくださいね♡」

 

──悪ぃ、俺、死んだ☆

 

 

そのままユウキから手を離し、落ちてきたユウキを抱きしてめその拍子に抱き潰したッ!

 

空中にいては、例えユウキであっても抵抗はできないッ!!そのまま吸い寄せられるようにミネの胸の中に落ちていくしかないッ!!!

 

ガシッ!ムギュッ!

 

──────。

 

その強靭な肉体から繰り出される全力の抱擁はッ!ユウキに何もさせなかった!声も出せずッ!動くことすら出来ずッ!

 

ユウキは、そのまま目が白くなり気絶した………

 

 

一方、先生に呼ばれて来た各地の最強達はと言うと……

 

「…………先生。」

 

"どうしたのネル?"

 

「後でそいつ貸してくれ。あたしらで鍛え直す。」

 

"………暫くは、ゆっくりできなさそうだね"

 

「だね〜………後でシロコちゃんたちとも会わせないとね〜」

 

「こっちも、みんなに会わせて安心させてあげないと!ね、ツルギちゃん!」

 

「………ああ。…………コハルの元気が元に戻りそうで良かった。」

 

「──あ!いいことを思いつきました!先生!パーティーをしましょう!こういういいイベントが起こった時は、パーティーをするのがゲームの定番です!」

 

「──いいな、それ。やるか!」

 

"いいね。やろう。それに、これならユウキも色々と出向く必要もなさそうだし!"

 

「そうですわね。───では、あなた様。帰りましょう。今も尚、抱きしめるというより締め上げられている彼を連れて」

 

"───うん。そうだね!ミネー!帰るよー!"

 

「──はい!行きますよ、ユウキさん!」

 

──。

 

ユウキは気絶したまま、車に載せられた。

 

起きた時にはシャーレだったと言う。

 

ちなみに、ミネを抱き枕にしてグースカ寝ていたが、ミネが普通に抱きしめ返して聖母のような顔でユウキの頭を撫でていたので、ホシノ達がその尊さで死にかけたが、それはまた別のお話。




ユウキの神秘による能力(まとめ)

"天衣無縫の創造主"

いわゆるご都合主義を誘発できるやべー能力。
代償は己の寿命。
思いついたらいくらでも出せるし、なんでも出来る。
けど、ユウキはこれを使用せず自分の神秘をこねくり回していた。
使い手になるはずの人がただの変態だった件。
ちなみに、本来なら目覚めることは無い能力。植え付けたのは連邦生徒会長本人。
本来の世界線なら、会うことがないのでそもそもユウキがキヴォトスに帰っては来ない。
そして、大体の世界線は普通に生きているので土壇場でこの能力を使用していずれ燃え尽きる。

"具現化"

"物"限定で色々できる能力。"創造主"の残り香とも言える。
創造主を代償に神秘を増やしたユウキが修行の末に、開花した彼自身の"神秘"
言ってしまえば、ドギラゴン閃に"カード"のドギラゴン閃を神秘を付与してつければ、本物のドギラゴン閃が召喚できる。
ギガハートにギガハートのカードを神秘を付与して使用すれば龍解できる。なんなら龍解状態でやられても武器はそのまま帰ってくる。
なんだこのチート能力。けど安心してくれ、神秘の消費は馬鹿にならない。
基本は剣に神秘を付与して、そこから色々やる感じになる。
擬似ホープ剣スラッシュができるぐらいはやれる。

現在

能力なし、ただ神秘の性質が変わっては無いから"具現化"と同じことはできる。ただし、遊戯王なら魔法罠カード、デュエマなら呪文が使えなくなっている。要は、モンスターとかクリーチャーしか出せなくなった。
それ以外は何も変わってない。なんなら、"具現化"はリミッター解除して常に最大出力で出てたから神秘の消費量がアホほど軽減された。

EXスキルのコストで表すなら、"具現化"アリは7とか8になってたけど、現在は3~6までの間を行き来してる感じに思ってくれたら嬉しい。

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