お待たせしましたー。続きです。
そして、これ以上何も書くことがないぜ☆
さて、我らがユウキがミネに叩き起され、パーティー会場に出向いてみたようだ。
ちなみに、ミネ団長は既にパーティーを楽しんでいた。
──…………
ユウキは、パーティー会場が見える場所から数メートル離れたところでのんびりしていた。
(は、入れない!!!あそこに参加する勇気が出ない!!!)
理由?ただ単に空気壊したくねーなーとか考えてしまい、色々考えを拗らせて自暴自棄になっているだけです☆
お前さぁ……(呆れ)
さて、唐突だがユウキのコミュ力は、比較的にある方ではある。
が、ユウキのコミュ力は基本流れに沿ってコミュ力を発揮したりしなかったりなので、初対面の人も多いパーティー会場に、入る勇気は湧かなかった。
そもそも、山海経とか百鬼夜行にユウキは出向いたことがないのだ。その時はあの世にいたし。
悲しきかな、一応こいつ用のご飯とか取ってくれてるし、なんならもう一人の主役なのに入ってこようとしないのだ。お前さぁ……(2回目)
──…………あ、いいこと思いついた。
(気配殺して入って、あたかもそこにいました感出しとけばよくね??もしくは、気配殺し続けて今まで居たけど気づかれませんでしたすればよくね??)
お前さぁ………………(3回目)
愚かである。堂々を入ればいいのにそれが出来ぬ小心者である。こいつシリアスならいくらでも度胸とか出せるのになんでこういう時は出せないかなぁ……?
(…………まぁ、行けるやろ。今まで祝われた事とかないけど)
すまん。こいつ元アリウスやった。そら経験したことないわ。………へ?サオリ達?ユウキが頑張って毎年色々やってたから、空気感にギャップあるけど慣れた。サオリ達から祝われたことないのかって?
そもそもユウキは自分の生まれた日とか知らないので祝うもクソもなかった。
一人の男子生徒に哀しき過去あり。
──行くか。
さて、完全に気配を殺してすみっコぐらしし始めることを打算したユウキ。
部屋に入り、そそくさと部屋の隅に移動して───
"何処に行くんだァ…?"
──!?!?!!!!!!???!!?!??
先生に、見つかった──(某鬼ごっこナレーション風)
焦りすぎたろコイツ。どんだけ気配消してたんだよ。
"ユウキ、悪いけどさ。気配を殺してもシッテムの箱の前では無意味だよ。"
先生直伝の切り札とも言えるプラナが合流して性能アップしたシッテムの箱の前には、たとえユウキと言えど逃げること叶わず。
──やられたッ………!!!抜かったッ……!!!そういやシッテムは大体チート性能してたッ………!!!
(おのれアロナァァァァ!!!絶対に許さんぞぉぉ!!!)
シッテムの箱はチート。ハッキリ分かんだね。というか、そもそもユウキは色々やってるし警戒しないわけないんだよなぁ……
"ちなみに見つけたのはプラナだよ。"
──なん……………だと………………!?
(プラナァァァァ!!おめぇぇぇ!!!何してんだァァァァァ!!!!)
さすが有能プラナちゃん!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
"さて、ユウキ"
──な、なんですか………??
"ユウキには、これから慣れてもらうよ。後ろで待機している、彼女たちの洗礼に、ね。"
──ダニィ!?
ユウキが勢いよく振り向くと、後ろにはC&Cが、パイを構えてスタンバイしていた☆
「今だ!!アイツを逃がさずにパイを顔にぶつけろぉ!!」
「「「「了解ッ!!!」」」」
ネルの号令と共に、C&C全員が突撃してくる。
先生が合図していいタイミングで出来上がった出来たてホヤホヤのパイを両手に持ちながら!
──ふぉぉお!?
ユウキは為す術なく、パイをぶつけられる───前に、手を合わせ
──いただきます。
そう言い、迫り来るパイを全て平らげようとしていた!!!普通なら無理だろう。どう足掻いても無理だろう。
だが、この男は"再現の鬼"!!彼は一瞬にして界王拳を発動し、5人全員のパイを食べ尽くし、その上で5人の後ろに立ち、手を合わせ
──ご馳走様でした。大変美味でした。
そう言い、完食した。
「「「「「───!?」」」」」
「───食ったな、アタシらのパイをッ!」
──ああ、大変美味だった。今すぐにでも作った人に感謝の言葉をかけたいぐらいには、美味だったぞ。なぜ出来たてだったのかとかは、どうせ先生が絡んでいるだろうからこの際考えないがなぁ──!
「……ありえません。私たちのパイはあなたの顔より大きく、そして量もありました。頑張って1つ2つ食べ切れるとしても、全てを、どうやって……?」
トキがそう言うと、ユウキは実に簡単な方法を見せた。
──界王拳。これで身体能力を上げ、そして無駄にエネルギーを食わせて腹を空かせてやったのさ────この界王拳を素で使えば、俺はただ作中の技を"再現"をしているだけだからなぁ───消費カロリーは本来よりずっと多い────それを逆手にとったってわけさ──実に簡単だろう?
ユウキはトキの疑問に、上機嫌に答えた。なお、別に界王拳をそう使わなくてもカードに一応の神秘をぶち込んで置けば勝手に腹が空くのでわざわざこぉんな使い方をなくてもいい。
「つまり、体を強化して、その分の消費したエネルギーをパイで回復したってこと?」
──そゆこと。
アスナの勘は当たっていた。そして、その事実に、ミネ団長や救護騎士団に先生以外は驚いていた。
「───まぁ、出来ますよね。」
「一体どんだけのご飯がアイツ一人で………」
「技の練習してたらエネルギーの使いすぎで死にかけるとかザラだったしな〜」
過去にあった事で談笑している救護騎士団メンバー
その様子は、ちょっと事情を知ってないと異質に見えるだろう。
「……………ミカさん。ああいうことありました?」
「救護騎士団のあの反応?うーん……まぁ、意外とあるよ?…………でも、あの躱し方は知らないなぁ………さすがの私でも驚いちゃった。」
「………君のような脳筋でも、あれは凄いことなのか?」
「セイアちゃん???祈るよ???………まぁ、凄いよ?界王拳?だっけ、あれ真似しようとしても、一向にできないし。」
「………ちなみに、真似するなとか言われました?」
「そりゃもう口酸っぱく。下手したら体真っ二つになるって言われた。そんなまさかと思って救護騎士団の子に聞いたら、当時の写真持ってきたんだよね。……………………それ以降、真似するのは辞めました。はい」
思わず、ミカが敬語になるほどのトラウマになるレベルで酷いようだ。さすがのミカでも、見様見真似で界王拳を扱えるほどではなかった。
そう思うと、見様見真似でやろうとしたこのアホはなんてアホなのだろうか。いっそ怒られろ。怒られてるわ(ミネ団長に)
「…………それは、その…………そんなに凄いのですか?」
「うん。ものすごく。身体の至る所から血がドバドバ出てたし、酷い時は骨が露出してたし………あれを見て、"私もやろう!"とは、ならなかったよ。」
「君にしては、懸命な判断だね…………なら、今の彼が使えるのはなぜ……?」
そう疑問に思うセイアの近くに、我らがミネ団長がやってきた。
「それは簡単です。ユウキさんは、界王拳を使い続けて行くことで体が界王拳の負荷に耐えられるようにしたのです。そして、彼が界王拳を自在にコントロールしても、問題ないほど身体強化に勤しんだからこそ、今の彼は界王拳を使用しても初期のような状態にはなっていないのです。たゆまぬ努力の賜物でしょう。」
そう言い切るミネ団長
ミカ達はちょっと引いてた
(((ね、熱意がすごい………)))
もはや、少し作品にハマり始めたオタクじみた感じで捲し立てくるミネ団長に、タジタジになるミカたちであった……
──うめ………うめ………ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
「────ものすごい量を食べてるね……」
"ユウキもお腹減ってたみたいだし、思いっきり食べてもいいとわかったらこうなっちゃった"
「にしても、まさか彼がか〜…………先生が"最も信頼するシャーレ所属の生徒"………いいね。私たちも、いい仕事ができそうだよ。」
"うん。お願いねルミ。"
そう先生と朱城ルミが話していると、不意にユウキの手が先生のご飯の前に伸びる。
──んぉ?ふぇんふぇえ、ほうぇいふぁねぇんか?(んお?先生、これいらねぇんか?)
そう言いながら、ユウキは先生が残しておいたシューマイを食べた。
"ん?……あーー!!私が残しておいたシューマイが!!"
──食うつもりだったんか!悪ぃ悪ぃ!
そう謝るユウキに、先生は怒りユウキが残しておいた餃子を食べる!
──あーー!!!先生!オラの餃子を!!
そう言うユウキに、先生が顔を突き出す!
"先にやってきたのはユウキでしょ!"
餃子を楽しみにしていたユウキは先生のおでこに自分のおでこをつけながら、言い返す!
──アレは最後に食べるつもりだったんだ!!
だが、先生も負けじと言う!
"食べ物の恨みは恐ろしいんだよ!!"
──オラと先生の仲じゃねぇか!!
"それとこれとは話が別だよ!!"
2人は睨みをきかせ、瞬時に他の机に移動する。その2人の移動は完璧に連動しており、机を挟んでカードを構えた。
──こうなったら………決着をつけるしかねぇな!!
"そうだね………けれど、負ける気は無いよ!!"
──デュエル!!!
"──デュエル!!!"
そう言い、構える2人。観客には多くの生徒たち。
こうして、仁義なき戦いが幕を切った───!
なお、一部の生徒は置いてかれている模様。
特に門主様
「………妾には、少しついていけぬもようしもののようじゃ………」
「大丈夫です門主様。そもそもあの者の勢いに初見でついていける人はそう居らぬと思います。」
「そもそも、なんで他の奴らはついていけるんだ………?」
Q.なんでついていけるの?
A.ユウキが暇してる時にアニメみてたら他の生徒も見るようになった☆
さて、そんなアホなことをしている男どもを見ているアリウスの面々。
どうやら、夜風に当たりながらゆっくりしているようだ。
「───また馬鹿なことしてる………」
「仲がいいんですね〜………楽しいですね………もっと一緒に居たいですね………」
「………そう、だな。………それにしても、ユウキは楽しそうだ………。アリウスの頃とは大違いだな。」
「……それを言うなら、私たちも、でしょ?」
「そうだな。アツコの言う通りだ。」
「………リーダー。おつかれ様。」
「ああ。………アズサ?なんだか不機嫌なように見えるが、どうかしたのか?」
「……………最近、ユウキが人との関わりが多くなった。」ᓀ∧ᓂ
「…………もしかして、嫉妬?」
「………うん。」ᓀ∧ᓂ
「「「「…………。」」」」
((((今度、ユウキにそれとなくアズサに構うよう言ってみよう………そしてアズサが可愛い!))))
どうやら、アズサは嫉妬していたようだ。早急にユウキを連れてきて一緒に添い寝するぐらいはしなければならない(鋼の意思)
────こうして、お疲れ様会は大成功。楽しい時間は過ぎていった。
その後、山海経と百鬼夜行の生徒とも交流ができたことによりユウキの人脈がすんごいことになったが、そんなことは(今のところ)関係ないので気にする必要では無い。
そして、いつもの日時が戻ってきた。
ユウキは仕事を終わらせて、アニメを見ていた。門主様こと竜華キサキを膝に載せながら。
「…………なるほどのぅ……?これが前にやっていた「でゅえる」というものか。」
──お、そうだな(なんでこうなった。)
"ごめんねユウキ。しばらくはそのままキサキとゆっくりしてて。"
──あ、はい。
何故か遊〇王やデュ〇ル・〇ス〇ーズを見ながら、キサキとゆっくりしているユウキ。
────おそらく、もしここにモモイとかがいればユウキの背中にくっついて見ているだろう。
──…………(なんか、コイツ結構弱ってるな。………結構ヤバそうだし、オラの神秘でどうにかしてるか。…………わーお。なんて言うか、"呪い"みたいな感じになってるな。)
ユウキは膝に乗っているキサキに手を軽く回しているので、とりあえず体全体からバレないようにそ〜っと"呪い"を解呪していく。
──…………お。(ふむ。………さすがに、具現化とか便利な能力はねぇからな………時間はかかるけど……この呪いは解呪可能だな。………よし、バレない程度には解呪できたな。進行度も遅くなるようにして…………お!いい感じに消せたな!………暫くは経過観察しとくか。)
「………?……そなた、何かしたか?」
──ん?どうかしたか?
「………いや、何もない。………アニメに集中しようかの……。」
キサキは、しばらく気が付かなかったが帰り際に何かに気がついたように目を見開き、軽々と帰って行った。
──いいことしたなー!………さて、"呪い"をかけたやつは………誰なんだろうな?
そう、空につぶやくユウキであった。
誰なんやろな〜(すっとぼけ)
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