今回は特に、拙い文になってるぜ………意味わかんないかもしれないけれど、そこは流れに沿って理解してくれたら、幸いです。
ここは、ユウキが最近引っ越した家。
引っ越したと言うより、引越しが完了したとも言える。
何せ、エデン条約後に色々起こっていたし、ユウキ自身も割と"同居人"でのアレコレで忙しかったのだ。仕方ないね。
元はシャーレに借り住みしていたのだが、同居人をアリウスの方から連れてきたくて色々家を物色していた。そのため、シャーレで起きた事件とかにあまり顔を出していなかった。
が、それも終わり、とうとう色々と顔を出せるようになったのである。なお、"同居人"には死んだ時にめちゃくちゃ怒られたし、無茶したら怒られてました☆
──ただいまぁー!
ユウキがそう言いながら家に入る。
同居人はパタパタと玄関の方に駆け寄ってきた。
「おかえり〜!ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も、デュ・エ・ル?」
──その構文でデュエルな事あるか??………飯食って風呂はいってデュエルだオラァ!!
「きゃ〜!」
こんな会話をしているということは、さぞ仲のいい同居人なのだろう……その正体は───!
──さ、さっさと手ぇ洗って来る!ご飯よそっといてくれ、"ユメ"!
「はーい!」
ユメ………その名を持つブルアカ生徒はただ一人……
アビドス高等学校3年生、生徒会長である"梔子ユメ"である!
なぜこうしてユウキの同居人としてこの家にいるのか………明日のシャーレ当番がアビドス生徒全員なので、その時に!
次の日、シャーレにて………
"ユウキ、ホシノに会わせたい人って?"
──それは今から連れてきますから………先に先生は入っててください。
"………わかったよ。なら、また後でね!"
先生はそう言い、部屋に入っていった。
ユウキはユメを家から連れてきて、部屋の前に待機させる。
「……ここで待ってれば、良いんだよね?」
──おう。………行くか。
ユウキは部屋に入る。ユメはドアと隣で見えないように立っててもらっている。
そして、ホシノ達アビドスの皆に話しかけた。
──おっすホシノ!それにアビドスの皆!
「「「「「ユウキ(さん)!」」」」」
──久しぶりだなぁ!先生、今日はオラのワガママに付き合ってくれてすまねぇな。
"ううん。大丈夫だよ。"
ユウキは先生には、前に話しておいた。この日この時に、彼女たちに会わせようと思っている事を。
「………それで、私たちに会わせたい人がいる……んだよね?」
セリカがそう言うと、ユウキはニヤリと笑う。
──ああ。ホシノは、ちと驚くかもな!おーい!入ってきてくれ〜!
ユウキがそう呼ぶと、ユメはドアを開けて中に入る。
───その瞬間、ホシノが固まる。
まるで時が止まったかのように、その動きが止まる。
ホシノの目から入る、あらゆる情報は、目の前の彼女を………"梔子ユメ"だと判断できる材料が揃っている。
────だが、彼女の記憶が、それを否定する。否定しなければ、彼女は彼女足らしめない。
「───ユウキ。なんの冗談?」
ホシノは、"かつてのホルス"の目で、声でそう言った。ホシノも今の自分がここまで低い声を出せることに、驚いていた。
──…………そうだな。あえて言おう。おめぇの目の前の彼女は───梔子ユメは、本物だ。正真正銘の、本物だ。
「───なら!!なんで生きて───!!!」
ホシノがそう叫ぼうとした時、ユメはホシノを抱きしめた。
──ユメの匂いが、ホシノを正気に戻す。
「──っ………!」
正気に、戻す。ホシノは、本物だと、確信してしまう。────だが、何故かユウキの匂いもユメ本人に付着していた。
その事実に、ホシノはフルスロットルで引き金に手をかけながらユメから離れて、ユウキに迫る。
「────ぁあああ!!!」
そのままユウキを押し倒そうとして、正気に戻ったシロコ*テラーが止めようとして──
「………?」
「──!!!」
ユメからユウキの匂いがしたことで、逆にホシノに加勢し始める。
──………へ???
「「覚悟ぉぉぉ!!!」」
──な、なんでさぁぁぁぁぁ!?!?!?
ユウキはけちょんけちょんにされました☆
そら(事情を知らなかったら)そうなるよ。
「──それで?説明、してくれるよね??」
ホシノは縛ったユウキにそう問う。ユウキは首を縦にブンブン振って意思表示をした。
現在、ユウキは口にもロープを咥えさせられ、両手両足を椅子に固定し動けなくなっていた。
ユメは先生の近くでほのぼのお茶してた。
「このお茶美味しいですね!何処のメーカー………ネフティス!?」
「はい〜☆私が持ってきたんです〜!お口に合ったようで良かったです!」
「そっか〜!ありがとうノノミちゃん!」
ちなみに、ちゃんと自己紹介は終わらせた。というかいつの間にか終わってた。
──…………。(なんも喋れねぇ………どうすっかなぁ……?)
「………それじゃあ、質問に答えて貰うよ。」
ホシノがユウキの前にたちながら、そういう。ユウキは大人しく首を縦に振った。
──( *・ω・))コクコク
「……ん、それじゃあ1つ目。なんでユメさんからユウキの匂いがするの?」
シロコ*テラーがそう質問してきた。その回答にユウキは─────
──(ペンを神秘で操りメモ帳に書き込む)
A.同居人です。色々あって一緒に暮らしてました。
メモを回答ボードにして回答するのだった。
「………色々って?具体的には何があったの?」
──(ペンを走らせる)
A.オラが外から帰る時に、金がなかったからアビドス砂漠から帰ることにした。
↓
そんときに死にかけてたユメを保護して病院にぶち込んだ。
↓
『お礼がしたい』と着いてきた。仕方ないので連れていくことにした。
↓
アリウスの近くの仮住まいに住んでたけど、エデン条約後はD.U.地区の賃貸に住んでた。最近引っ越しして、シャーレの近くに連れてきた。
「ダウト。時系列が会わない。」
──(ペンを走らせる)
A.おそらくタイムスリップをした。アビドスにはウトナピシュテムの箱舟があったし。
「………なるほどね。それなら、ユメ先輩の死体が確認できなかったのも、辻褄は合うかもしれない。あまりに強引なことだけど。」
「………ん、ユウキは嘘はついてなさそう。でも、いくらウトナピシュテムの箱舟があっても、タイムスリップが起こるとは思えない。」
──(ペンを走らせる)
A.オラがアビドス砂漠でユメを見つけた時は夜だった。けど、付けてた時計は昼の11時だった。病院を出た時も、昼の11時だった。
「………それ、何が証拠にでもなるの?」
「…ん、もしユメ先輩を助けてから病院に走っても、時間が20分ぐらいはすぎる。けれど、"病院にはいる時に元の時間軸に戻ってきた"としたら、説明はつく。」
"ユメの身体検査も、ホシノにしてもらったけど、昔の記録のままだって言っていたよ。"
「………ユウキ、ユメ先輩を助けた時、変化はあった?」
──(ペンを走らせる)
A.助けた時より、体が縮んでいた。写真とかはないけど。
「……………まぁ、それは仕方ない、か。………それじゃあ最後。───ヤッた?」
──(ペンを走らせる)
A.舐めるな。こちとらあんな妹たちと暮らしてきた男だ。手を出すほどアホじゃないし、そもそもユメ一人で手一杯だ。
"ホシノ。ユウキは手を出す子じゃないよ。と言うより、多分ユウキには刺激が強すぎる"
「…………ん、純粋な疑問。こんないい体してる人がいたし、アリウスの人たちも発育のいい人は居た。のになんでそんなに耐性がないの?」
──(ペンを走らせる)
A.思春期の男子はね。穏やかに過ごすためには一人の方が都合がいいんだ。なんなら、妹達は気安く近づいて来るんだぞ?警戒心無しで。普通に法律が怖いので、アイツらが妹じゃなきゃ即突き放して一人で居ようとするぞ。
「───ん、なんかごめん。」
"シロコ。謝らないで。ユウキが惨めな思いをするだけだよ。"
煽ってるな???コイツ煽ってるな???と思うユウキでした。
その後、拘束を解放され、ユウキは本題に入ることにした。
──さて、ホシノ。ユメを引き取ってくれねぇか?────そろそろ、こいつの無防備な姿を見てしまいそうだから、今のうちにアビドスに返しておきたい。
「私はいいよ?」
──あんたはだあっとれい!……それで?引き取ってくれるか?
「………ん。それならいいよ。ただし条件がある。」
──条件?
ホシノはユウキの目の前に、いまさっき何かを記したであろうものを書いた紙を取り出して、ユウキに提案をする。
「ユウキも、ユメ先輩と同じようにアビドスに来る。これが条件。」
──ダニィ!?
そう!皆さんお忘れかもしれないが、この明楽ユウキ!!"未所属"である!!
つまり、ホシノがユウキを誘っても何ら不思議ではないのだ!!
合法──!圧倒的、合法───!!
種も仕掛けもなく、ただただユウキをこの際アビドスで受け入れようとしたきただけのホシノを、止めるすべなし!!!
そしてユウキは、平穏な暮らしを手に入れるにはユメをアビドスに返すしかない……!
故に、この誘いには乗ってはならないと、直感が告げていた………!!
もしくは、ユウキが今まで感じたことの無い悪寒が身体全身に走ったからかもしれない……!
────ユウキは、キッパリ断ることにした!
──悪ぃが、それを呑むとユメが結局アビドスに行ってもオラの平穏な生活は戻ってこないと思うからな。丁重にお断りーです。
「(ユウキの意見は)関係ないよ 来て」
──おぉい!?俺の意見は無視か!?
「ノノミ、ユウキがアビドスに来たら何しよう?」
「そうですね〜……歓迎パーティは必ずするとして………」
「なら、ホシノ先輩が全力で戦ってあげたら?ユウキもいい修行になると思うし」
「………いえ、それよりまずはユウキさんの年齢や編入するための手続きに………あと、学年も調べなければ…!」
「ん、アヤネ。それは大丈夫、ユウキは2年生。アリウスの人達から聞いた。」
「ありがとうございますシロコ先輩!」
「……ね?」
──なんで承諾する流れになってんだよ!?
ユウキの意見は無視され、アビドスの皆はユウキがアビドスの生徒になったら何するかを考え始めてしまった。
先生は先生で、なんかほのぼのしてる………
──おーーーい!?なんで先生はほのぼのしてんだ!?大事な戦力が抜き取られそうなんだぞ!?
"………だって、ユウキは現状、どこの学校にも所属してないからね。シャーレに所属はしているけど。なら、ユウキが望むところに編入させても良いかなって"
──いらねぇよ!!もう割と日常生活で困るほどの頭の悪さはなくなったわ!!敬語だって普通に喋れるぞ俺!?
「あ、焦りすぎて一人称変わった」
「ん、ユウキは焦るとこうなる。」
「ん、いい加減うるさいし、私が落とす。」
「待って!?何する気!?」
「キャメルクラッチ」
「「ダメ!!」」
「うへぇ………強情だなぁ……でもいいのユウキ?ユメ先輩に家事を任せていたんでしょ?急にユメ先輩が居なくなったら寂しいんじゃないの?」
ホシノにそう言われたユウキ。
焦っていたユウキはそれに反射で答えてしまう。
──寂しいよ!?寂しいけど俺のところに居るよりアビドスにいる方が楽しいだろ!?ユメとっては故郷なんだぞ!?…………あ。
ユウキは考えていたことを言ってしまう。その言葉に、ユメは少し潤んでいた。
ホシノはユウキの考えを理解し、なお押し通す。
「なら、ユウキもアビドスに来ようよ。………それとも、何か嫌な予感があるの?」
──…………………
ユウキは答えない。けれど、沈黙は肯定と思われるのは必然である
「──そっか………ユウキ、その嫌な予感は、
ホシノは、確信めいた声で、そう言いきった。
ユウキは─────動揺していた。初めてだったのだろう。心を、考えを読まれたのは。
戦闘中であるなら、まだわかる。だけど、彼自身にとって対話でこちらの考えを読まれるのは、慣れていないことである。
───否、もしかすれば"理解"して居なかったのかもしれない。"自分の心を読まれた"ことを。
──………………ああ。その通りだ。それがもうすぐ来る。…………だから………
「ユメ先輩を離れさせる。───比較的、まだ預けても問題にならないアビドスに。」
「「「「!!」」」」
"───ユウキ、本当に君という生徒は……"
「ん、そういうことなら、こっちで引き取る。」
「………シロコちゃん?」
シロコ*テラーがそう言う。彼女も、アビドスの生徒として現在は活動中である。そんな彼女が、前に出てそう言った。
「………ユウキは、仕掛けてくるタイミングを測っている。………既に、私が経験した"その時"まで近づいてきている。けど、そうさせない為に、ユウキは元凶を叩き伏せようとしている。………そうでしょ?」
「………ん。つまり、ユメと私たちを助けるために?」
シロコの発言は、他の皆の覚悟を決める一言になった。"梔子ユメを、必ず生きて返す"、そして"必ず、ユウキをアビドスに迎え入れる"と。
「…………そっか。なら、アビドスまで行って、避難しておくね。その代わり!ちゃんと帰ってくるからね!」
ユメは、ユウキの考えを理解し、アビドスへ帰ることに決めた。そして、必ずユウキの元に帰ると決心した。
──……………わかった。アビドスのみんな、ユメを頼むぞ。
ユウキの願いに、アビドスは頷く。こうして、ユメはアビドスに帰ることになった。
そして、それから数日後のこと───
ユウキは感じていた。
朝日を浴びながら起きたその瞬間から。
─────今日が、"その日"だと。
──…………行くか。
ユウキはシャーレで事務作業をしつつ、相手の気配を感じるために、警戒していた。
先生の近くを陣取っている。今日の当番は居ない。誰も担当していないようにして貰った。
今、シャーレは紙が擦れる音とペンを走らせた音しかない。
─────そして、その瞬間がやってくる。
瞬間、シャーレの、
ユウキは瞬時に先生の元に移動!ユウキと先生とその周りにバリアを展開する!!
そして、一かバチか、かつてアトラ・ハシースで見た少女に向けて叫ぶ!!
──シッテムの箱に居るやつ!!全力で先生を守れ!!
ユウキのその叫びは、その要請は、その言葉は、2人にちゃんと届いていた──!!
『行きますよ、アロナ先輩』
『はい!私たちの力を見せましょう!プラナちゃん!』
ユウキの叫びの後すぐに
────シャーレは、謎の人物からの爆破を受けた。
次回、"アビドス3章主犯討伐RTA"でお会いしましょう。
はい、次回はヤツです。あまり喋り方をトレスできないけれど、頑張ってみます。
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