特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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平和な世界だなぁ………もっと平和になれ。




男子生徒と平和な日常

────おっす!ただのシャーレ所属生徒だ!(ただのというにはあまりにも濃い経歴に目を逸らしながら)

 

今大変なことになってんだ!目の前で各学校各学園の生徒たちがしっちゃかめっちゃか言い争ってんだ!

 

しかもその議題っちゅーもんが………

 

 

机をバンッ!と鳴らしながら、ミネが主張する。

 

「ユウキさんは"トリニティ総合学園"で我々が共にいれば、何も問題ありません!そもそも彼は元々はアリウスですよ!?私たちの元に編入しても、何も問題ないハズです!」

 

その主張に、ネルが反論混じりに返す。

 

「いんや、コイツはウチの"ミレニアムサイエンススクール"で預かる。そもそも、トリニティだと色々アリウスは批判されてんだろ?言うならそれを何とかしてからにしな。」

 

そこに、サラッとセリナがネルに話しかける

 

「あ、それに関してはもう決着がついてまして………」

 

「あ?そうなのか?………マジじゃねぇか。ならスマン。アタシの知識不足だ。」

 

ネルはちゃんと謝り、ミネは許した後再び主張し始める。

 

「………い、いえ………ですが、これでユウキさんがトリニティに編入しても問題ないですね?」

 

そこに、今度はヒナが話す。

 

「いいえ、彼は"ゲヘナ学園"に来てもらう………と言えたら良かったのだけれど……そうね、私たちの方は最後の最後、本当にどこも嫌ならってことにして欲しい。少なくても、他学園より危険なのは間違いないから。」

 

その話に、続けてホシノが言い出す。

 

「となると、"アビドス高等学校"もゲヘナと同じ感じになるのかなぁ〜?流石に、砂漠の近くで、廃校になりそうな所には行かせられないだろうし〜………それはそれとして、譲る気はないから関係ないけど。」

 

そのホシノの言葉にミネは困惑の表情を浮かべ始めた。

 

「ええ....?(困惑)」

 

 

うーんカオス。

いやほんとになぁにこれぇ?

 

 

「待たれよ。その者は"山海経高級中学校"に来てもらうぞ?妾の元で、その力をつこうて貰いたいのじゃ。」

 

そこに、キサキが現れる。………あ、めちゃくちゃ元気になってる!良かった〜(能天気)

 

「………先生、なんですかこれ?」

 

そこに、ユウキのお見舞いに来てくれたユウカが眉間に指を添えながら先生に問うていた。

 

"────所謂、ユウキ争奪戦。これに勝てば、ユウキを自分の所属している学校に誘えるんだって。多分ユウキに許可は取ってない。"

 

「………で、どうなの?」

 

ユウカは先生の答えを聞き、今度はユウキにどうなのかと聞く。

 

──…………なぁにこれぇ?

 

しかし悲しきかな。ユウキのキャパはオーバーしてもはや「なぁにこれぇ?」しか言えなくなっていた!疲れてる人の前でする事じゃねぇよ。

 

"ユウキ………そうだ!"

 

「???」

 

先生はいきなりシッテムの箱を取り出し、素早く操作する。そして、数分後に病室にアズサたち補習授業部がやってきた。

 

「先生、来たぞ。ユウキ抱っこ。」

 

──あーい。おいで〜(SAN値回復)

 

「回復してる………どういう事???」

 

ユウキがアズサを抱っこした瞬間、みるみる精神が回復した。ユウカはSAN値チェックが発生したが成功したので減少なしである。

 

"あの子は白洲アズサ。アズサはユウキの妹なんだ。血は繋がってないけれど。"

 

「…………つまり、義理の妹?」

 

"うーん、そういう訳ではないんだけど……"

 

「アズサはユウキの妹だ。ただし、正式な妹ではなく、"妹のように甘えるほど懐いている"という意味だ。」

 

先生が説明に困っていると、(一応)先生の護衛でいたサオリが説明する。ユウカはその説明で納得したようだ。2人を微笑ましく見ている。

 

「…………そういえば、どうして各学園の代表と言える生徒が……?」

 

"ユウキを誘える学園を決めてる。"

 

「不毛な戦いでは??」

 

「そうよ。」

「そうだな。」

「間違いないな。」

 

上から、ユウカ、サオリ、アズサの順でハナコの疑問に肯定する。

 

「あはは………あれ?コハルちゃんは……?」

 

そんな話をしているとヒフミが近くにいたであろうコハルを探し始める。と、コハルはすぐに見つかった。

 

──コハル?おめぇもか?

 

「……………うん。」

 

どうやら、ユウキに甘えようとしているようだ。………いつの間に!?

 

──なら、膝の上来るか?

 

「………ここでいい。頭撫でて。」

 

──おう。………アズサ、嫉妬心で頭をグリグリしてくるなよ。頭ぐらいいくらでも撫でてやっから。

 

「───ん。」頭差し出し

「───ん!」頭差し出し

 

──はいはい。

 

ユウキは甘えてくる二人の頭を撫でながら構い始める。どうやら、コハルはユウキの"お兄ちゃん属性"に惹かれたようだ。

 

「………ハナコちゃん。尊いものが見えます……。」

 

「そうですね………」

 

2人は召された。尊いものを見たが故に、尊死してしまったのだ。2人は立ったまま尊死した。

 

そして、それは伝染していく。

 

「…………先生、また後で、会いましょう……」

 

「──────」

 

"そう、だね………この光に………抗うすべはないね………"

 

その光景を見たユウカと先生は、なんとか一言添えてから尊死したが、サオリは言葉を発することなく尊死した。

 

そして、程なくして言い争っていた学園最強組も、圧倒的尊い光を見せられ、尊死した。

 

唯一、キサキは

 

「妾も、甘えても良いかの?」

 

──先生じゃなくていいのか?

 

「───先生は、あの様子じゃ戻って来るのはまだ先じゃろう………それに、妾は明楽ユウキに甘えとう思っておる。───良いか?」

 

──ん、いいよ。おいで。

 

尊死していくものたちの中で一人、尊死すること無く、ユウキに甘えることに成功した。さすが当主様!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!!そこにシビれるアコガれるゥッ!!

 

こうして、ユウキの病室には死屍累々が束ねられたが、特に何も騒ぎにはならなかった。

 

その後、尊死したもの達が気がつくと───

 

 

ユウキが寝ているベッドの中にアズサとコハルとキサキの3人が甘えるように抱きついて寝ている姿を目撃した。

 

 

再び尊死した。(主に先生が一番重症である)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、話し合いは平行線になったので、ユウキが暇な時にまた来てくれってことになった。主に話し合っていた生徒達が定期的に尊死して話が全部抜け落ちたのが原因である。

 

──………そういや、ドギ閃の好感度可視化を使ったらどうなってたろ?

 

『見ますか?』

 

──……………甘えてきた3人のみでおねげぇします。

 

ちなみにだが、好感度の大体の分け方はこんな感じである。

 

0~20:無関心・知り合い程度

21~50:友達の友達・仲のいい友達

51~80:親友・告白したら行ける

81~100:告白成功率100%

それ以降:伝説のォ…!超ヤンデレ人……!

 

さて、これを踏まえて見ていこう。

 

 

コハル:250(先生には300)

アズサ:530000(カンスト)(先生には280)

キサキ:400(先生には500)

 

『なんということでしょう。先生に対する好感度がバグるのは分かりますが、マスターに対してもバグってますね。もう助からないぞ☆』

 

──おいコラ!?まるでオラがおかしいみたいだろ!?

 

『ちなみにですが、好感度は甘え始めから凄まじいスピードでこうなりました。恐ろしいですね。』

 

──なんでさ!?100以上はヤンデレレベルなんだろ!?

 

『そら(命なり掛けてきた人が好感度バグらない訳ないのは)そうよ。』

 

──なんかそらそうよの"そら"になんか色々意味込めてません!?………とりあえず、食われないように気をつけなければ。

 

『いっそ、好いてくれてる人に食われれば良いのでは?』

 

──やめてくれ、この短編集をr18にしたいのか?

 

『そもそも書けない定期。それに、やるならちゃんと付けてくださいね?』

 

──やらねぇよ!!いくらでもオラを好いてくれててもんな事するやつ居ねぇよ!!

 

『───それはどうかな?と、言っておきますかね。』

 

 

 

 

その日の夜。

 

 

「───こんにちは。あなたの初めてを奪いに来ましたよ♡」

 

──んぅ………うるさい。

 

現在、ユウキの上にはミネが居た。もちろん"男性の「息子」用の装着物"は持参しているようだ。

 

だが、ユウキは寝ていたため、そのままベッドの中に引っ張られ、ミネは抱きしめられる。

 

「ひぅ!?」

 

──んんぅ………ミネ…………

 

ユウキはそのまま、ミネを抱き枕にしつつ胸に顔を埋めて甘え始める。………ミネは毒気を抜かれてそのまま甘やかし始めた。

 

──………Zzz

 

「……ふふ、おやすみなさい……ユウキさん。」

 

 

ユウキを撫でながら、寝落ちるミネ。こうして、今宵もユウキは平和に時を過ごせるのであった。

 

 

『────マスターの回避方法凄いですね。記録しとこ。ついでに、明日シッテムのふたりに共有しておこ。意味ないかもだけど。』

 

さすがユウキの相棒兼専用武器。ユウキの助けになりえそうな情報は何時でも取得する気である。

 

というか普通にシッテムの2人と繋がってて草。お前さぁ……(困惑)




オチなんかねぇよ。うるせぇよ。拳こそが正義。

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