新年明けてから一発目のブルアカ小説がこれでええんか?
ええか。
少年Aは、記憶を持っていた。
Q.それは前世の記憶的なやつですか?
A.部分的にそうです。
何故だか分からないが、記憶を持っていたのだ。故に、彼は己が何者かを知っている。
──…………。
しかし、だからと言って何をするべきなのかは分からなかった。ただ、動かなければならないことは分かっていた。
──……………………。
彼の持つ記憶、そこには色々な情報があった。
しかし、それは全てではないことも理解していた。
だが、この記憶が"何を伝えたいのか"は理解した。
───────なんか、この世界って簡単に滅ぶっぽい。
幼い彼でも理解した、理解せざるおえなかった。
今生きてる世界は、めちゃくちゃ簡単に無くなってしまうことに……!
──………うへぇ……。
しかし、幼い彼にとってはどうしようもなかった。
どうしようもなかったので……………
「──ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん」
「いやー!?!?うちの子が急にスクワットを始めたわー!!??」「そんな訳ない…ほんとだーーー!?!?」
数年が経った。
そして、少年は思った。
(この世界、なんで滅ぶんだろう?)と。
(というか、どうやって滅ぶんだろう?)と。
それはそうだ。たとえどれほど筋肉を鍛えようと、何が要因でこの世界が滅ぶのかが分からなければ使い所がない。
こんな当たり前なことに気がついた少年はまたひとつ賢くなった。
「──ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん」
「またうちの子が腕立て伏せを始めたわぁぁーーー!?!?!?」「落ち着け我が子よ!?何がどうなってそうなるんだーーー!?!?」
なので体を鍛えることにした。アホの子になった。
え?親の言うこと?気にしたら負けだと思ってるので意味はない。この少年は無敵の子だった。
まぁ?記憶がない以上、とりあえず鍛えて備えることは大事なのだが……。
申し込し、こう………他の方法とか考えないのだろうか?
「──?」ポカーン
ダメだこの子。早く何とかしないと。
さらに数年が経った。
少年は高校生になった。
そして、親は疲れ果てた。
「ごめんなさい。これからは、ここで暮らして欲しいの。」
「ゴメンな……俺たちが不甲斐ないばかりに……」
そう言って、少年の親は彼を"キヴォトス"に置いて何処かへと去ってしまった。
とはいえ、周辺が砂漠で、そこにある唯一の高等学校に通うことになったぐらいしかないので、彼は問題ないなと思った。
「………借金?」
「うん借金。」
「………どれくらい?」
「ざっと9億ぐらい。」
「…………ええ。」
悲しきかな。
現実は甘くないのだ。
「………まぁいいや。とりあえず…体動かしません?」
「「え?」」
「え、ちょ??なに急に言い出して───うわぁ!?いつの間に服脱いでるー!?」
「うわぁ……男の人って、こんなにムキムキなんだ……」
「ユメ先輩!?何呑気に二の腕触ってるんですか!?」
「触る?」
「触りませんよ!?」
「……まぁ、アレです。そんなにあるのなら、体力は必要でしょ?だから、少しでも体力を付けた方がいいと思って……」
青年は柄にもなくシュン…としてしまった。
そんな彼を見たふたりは……
「…うん!そうだよね!やろうホシノちゃん!」
「……あーもう!!これやったらバイト行きますからね!!」
「はーい!」「うす。」
こうして、3人で体を動かし始めた───
「──ふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふんふん」
「──ふぬぬぬぬ!!!おー!もー!いー!!」
「いや何そのスピード!?というか、どんだけデカイ重り付けてるんですか!?」
「確か……1つ5kgぐらい。」
「1つ5kg」
「それを両端に5個。」
「両端に5個」
「それに、今着てるのも全部で2kgぐらいはあるよ。」
「着てるやつが合計2kg」
「何言ってるか全然わかんない。」
ふたりは背中に宇宙が現れた気がした。
この後めちゃくちゃ鍛えたユメ先輩がやってきたヘルメット団を一人で破壊するし、道に迷っても生きて帰ってくるし、連邦生徒会に所属して借金返済しつつ、土地を取り戻す為に奮闘するよ。
そんで、めちゃくちゃ鍛えたホシノは、その鍛え抜かれた肉体でカイザー及び黒服をボコボコにするし、性格も変わらないから後輩を守りつつ学校を運営していくよ。後輩たちも鍛えるから総合的にはキヴォトス1強いって言われるようになるよ。
青年?カイザーの重鎮達をぶちのめすし、アリスを勇者にする為に鍛えるし、エデン条約のミサイルをその辺の石ころを投げて空中で爆散させるし、アリウス全生徒をアビドスに転校させて筋肉付けさせるよ。先生も鍛えるし、ミレニアムの健康も爆速で良くなるよ。
え?色彩とかデカグラマトン?全部拳で解決するが?拳で語り合うし拳で蹂躙するよ。
「……とりあえず、滅ぶってんなら。」
「それ、ぶっ壊せば良いでしょ。」
"ん?ああ、彼かい?彼はね────"
彼の名は明楽ユウキ。
何処にでもいる、ただ体を鍛えまくっただけの青年だよ。
フィジギフってより、何処ぞのマッシュ頭とかハゲのヒーローとかに近いです。死ぬほど鍛えて鍛えて鍛えまくった結果…みたいな感じ。
ちなみに、運命から逃げれる可能性があるルートでもある。
けど、別の運命が引っ付いてくる。籠絡されるのでもはや逃げ場はない。
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