特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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というわけで、二本投稿です。遅くなってすまない。前回の展開を悩み過ぎたんだ。
クロスオーバータグ付けててもやり過ぎたらダメだし、けれどめちゃくちゃ出したいキャラ多いしで………出したとしても展開もどうしようかとか考えまくって遅れました。

これからもこういうことが多くなると思うけど、それでもいいのなら、これからもよろしくお願いします!



男子生徒と全力全開

───時を、ユウキが電撃に撃たれた直後に戻そう。

 

ホシノとクロコ、ヒナは目撃した。ユウキが雷撃に焼かれる瞬間を。

 

───ホシノは、瞬時にユウキから先生の元に向かった。

 

「先生───!!!」

 

先生が、ユウキの元に走り出しそうになっていたからだ。

 

ここで先生まで失う訳にはいかない。そう判断して体を動かした。

 

────震える、その足を何とか動かして。

 

その間、ヒナは動けなくなった。

 

初めて見た、人が"死ぬ"瞬間を目撃したからだ。たとえどれほどの強者と言えど、初めてのことにはどうしても対応が遅れるものだ。

 

───何度でも言おう。ヒナは、動けなくなった。ゲヘナという魔境に居ようが、人が"死ぬ"なんて起こることはヘイローのおかげでない。

 

それ故に、この出来事は"エデン条約の時に、先生が撃たれた時"よりも強烈な人の"死"を目撃することになった彼女は、動くことができなくなった。

 

足が竦み、その場から逃げ出そうとすらしてしまいそうになっていた。

 

 

クロコ───シロコ*テラーは、そんなヒナを抱え、ホシノが先生を止めたのを確認してから、相手の動きを確認した。

 

───彼女にとって大切な人が死ぬのは、これで2度目である彼女にとって、この死は受け入れたくない事実である。

 

それでも

 

「───ここで、野垂れ死ぬ訳には、行かない!!」

 

シロコ*テラーは自分に、そしてヒナに言うようにそう叫ぶ。

 

そして、ホシノは先生を抱えて、その場から撤退を選択した。クロコもそれに続く。

 

 

 

 

 

先生はホシノに抱えられながら、その場から離れる。

 

"ユウキ……ユウキ………!!!"

 

けれど、先生は懐からカードを取り出す。

 

"大人のカード"

 

その使用を躊躇わず、ユウキに向けて放った。

 

けれど、ユウキに変化はない。否、変化に気が付かない。

 

それに、先生の絶望はさらに膨れ上がる。

 

"ユウキ!ユウキィ!!"

 

先生は彼の名を叫ぶ。後悔を、絶望をしながら。

 

どうやっても戻ることの無い命を、大切な生徒を死なせた後悔をしながら。

 

もう会うことの出来ない生徒の姿に絶望しながら。

 

───先生は、手を伸ばす。虚しく、震えながら手を伸ばす。

 

涙すら流しながら、手を伸ばす。………手を、伸ばしても届くことはなくても。

 

 

"ちくしょう…………ちくしょう………!!!"

 

 

伸ばした手を握りしめ、力なく下ろす。歯ぎしりをしながら、空を睨む。

 

先生は今宵、この時のみ、復讐者へとなるだろう。

 

───なぜなら

 

 

 

セトの憤怒が、逃げる彼女たちに攻撃を仕掛けてきたのだ。

 

 

 

 

ホシノとシロコ*テラーは全力で回避する。先生は瞬時にシッテムを構え、指示を飛ばす。

 

"2人とも!電撃の位置は教える!!───もう、ミスはしない───!!!"

 

先生はそう誓い、細かく指示を飛ばす。

 

電撃は回避出来る。けれど、セトの憤怒から逃げ切ることが出来ない。

 

振り切ることが出来ない。

 

 

 

上空にいるセトの憤怒とある程度の距離を離れながら、攻撃範囲から逃れられない。勢いはユウキの時よりとても低いが、逃げ道を塞ぐようにしてくるのでとても逃げにくくなっていた。

 

───それはつまり

 

 

 

"地下生活者………彼を取り込んだからか──!!"

 

そう、まるで詰め将棋のように相手を詰ませようとしてくるのだ。

 

ゲームを楽しむように、この戦いをゲームとしか思っていないのかもしれない。

 

"貴様ァ………!!!これ以上、生徒たちに手は出させない──!!!"

 

先生は、ホシノから降りて、セトの憤怒に取り込まれた地下生活者をキレる。

 

クロコも、引き続き固まったヒナを抱えながら止まる。

 

「……先生。ここで戦っても。」

 

"大丈夫。………もう容赦はしない。ここで撃ち落として──"

 

"この砂漠に埋めてやる"

 

空を睨みながら、冷えきった声でそう言った。

 

 

その声に、彼女たちも覚悟を決めた。

 

 

「──だね。行くよシロコちゃん。」

 

「ん、わかった。────行ける?」

 

クロコはヒナにそう声をかける。

 

「─────ごめんなさい。もう、大丈夫。」

 

ヒナは、何とか持ち直して"デストロイヤー"を構える。

足は震えてない。ただ、まだ少し無理はしているようだ。

 

"ごめんね、ヒナ。けど───ヤツをこのまま生かしておく訳には行かない。"

 

「───そうね。あんな奴に、ユウキの命は奪われた。…………許さない………!!」

 

そう決意を固めるヒナ。そして、後ろから生徒たちが追いつく。

 

『先生!』

 

"──!みんな、来てくれたんだね。………プラナ。どう?行ける?"

 

『はい、問題ありません。──ここで、彼の敵討ちをしましょう。───制約解除決戦、開始します。』

 

こうして、先生たちの敵討ちが始まった。

 

 

 

 

 

 

さて、時を現在に、視点をユウキに戻そう。

 

──………うへぇ。あの野郎雲の上からチクチク攻撃してやがる。………たたき落としてやらァ!!

 

セトの憤怒は、先生と直接戦わず、防戦一方の状態にして攻撃していた。姑息すぎません??

 

簡単に言えば、モン〇ンの"敵が空中にずっといる状態"と言ってもいいだろう。降りてこいオラァ!!と、なるもの頷ける所業である。

 

──よし、叩き落とそう。そんでもって特大の一撃をぶち込んでやらァ!!

 

ユウキは決めた、(こいつ許さねぇ)と。

 

モ〇ハンのそれを思い出したからだろう。ユウキはセトの憤怒より上に出るべく、手にエネルギーを貯める。

 

──行くぞ、本場の戦士から継承されたこの一撃を受けてみやがれ!!

 

──かーーー!!!めーーー!!!はーーー!!!めーーー!!!

 

そう言い、技の名前を叫ぶ。

 

そして、エネルギーを貯め終わるとセトの憤怒の"頭上"に"瞬間移動"した。

 

──正真正銘の、本家大元の瞬間移動である。

 

そして、これから放つ技もまた、本家大元の直伝の"伝説級の必殺技"───!

 

 

 

 

波ァァァァァァーーーー!!!

 

 

 

 

 

先生たちは、突然空が青く光ったことで、上を見た。

 

 

そこには、超特大のエネルギー波(・・・・・・・・・・)を受けて落ちてくるセトの憤怒であった。

 

『エ!!?』

 

"ちょ、何あれ?!とりあえず退避──!!"

 

「了解!!シロコちゃん!!」

 

「任せて!!」

 

クロコは先生を担ぎ、走り出す。先生たちなんて飲み込むのにたわいない程のエネルギー波が落ちてくるのだ。全員あわてて退避していく。

 

だが、そのエネルギー波は、突然軌道を変更し、横に流れていく。

 

そのまま、地面に接触し、柱が経つほどの大爆発を起こした。

 

「────ええ....(困惑)」

 

"何………あれ…………(超困惑)"

 

すると、上から誰かが降りてくる。

 

慣れたように下に降りてきたその存在に、先生は────膝から崩れ落ちた。

 

 

 

 

──………ふぅ、出力ミスったけど何とかなった〜。……お、先生!どうやら無事だったみてぇだな。他の奴らも元気そうだ!巻き込まれてもなさそうだし、良かったぞ〜。

 

 

そこに居たのは、紛うことなき"死んだはず"の明楽ユウキその人であった。

 

服がさっきとは違うし、髪型も何処ぞの"舐めプ混血サイヤ人"に似ているが、ユウキ本人であることは容易に理解出来た。

 

"────ゆ、うき?"

 

先生の目から来る情報は、その全てにおいてユウキだと言う証明がされている。

 

そして、先生の魂までもが"目の前の青年が明楽ユウキ本人である"と訴えている。

 

──おう!ちと成長して帰ってきたけど、明楽ユウキだぞ!………にしても、なんで成長してんだ??……まいっか!

 

そういうユウキに、先生は泣き始めた。

 

"ヴゥ………ゆ"う"ぎぃぃぃ!!!"

 

そして、そのままユウキを抱きしめる。ユウキは少し驚きながら受け止めた。

 

──うお!?………悪ぃな、先生。心配かけちまった。けど、オラ先生のおかげでここにいるんだぜ?多分。

 

"ぅぅ、グズ………どういうこと…?"

 

──多分、"大人のカード"の奇跡だ。界王拳を何とか使って軽減したのと、すぐ"大人のカード"を使ってくれたから、ギリギリ仮死状態で耐えられたみてぇだ!………そんで、オラスゲェ奴らに鍛えて貰ったんだ。

 

"そう、なの?"

 

──おう!これでも、めちゃくちゃ強くなったんだぜ?

 

ユウキはそう言いながら、笑ってみせた。その顔に、先生はホッと安心した。

 

──………さてと、説教なりは後でしてもらうとして……みんな!先生を頼むぞ!俺は、アイツを倒す!!

 

ユウキはそう言い、先生達に背中を見せる。

 

その姿を見ると、ガラリと変わっていた。

 

服は、ミネから貰ったロングコートが材質が変わり、ノースリーブになっており、シャーレのロゴが背中と胸元にある。

腰に青い帯が追加され、ロングコートの上から巻かれていた。Tシャツも白から青に変更されていて、ドギラゴン閃(左手首)が装着されていない方にリストバンドがある。それ以外はシャーレの服のままのようだ。

 

そして、髪の毛が上に逆立っている。(イメージは子供時代の超サイヤ人2の舐めプ混血サイヤ人)

 

"───ユウキ。"

 

──ん?なんだァ?

 

ユウキに、先生は話しかける。まるで、思いを託すように。

 

"───手加減なんてせず、思いっきりぶつけてきてね。"

 

──おう!

 

ユウキは、その願いを叶えるべく全力を出すことにした。

 

すると、爆煙の中から巨体が動く。

 

セトの憤怒が起き上がり、再び浮上した。

 

その色は、更に紅くなり、雷も紅くなっている。

 

 

 

『───■■■■■■■!!!!!』

 

 

言葉にできない、いや言葉にすらならない咆哮が砂漠全体に響く。

 

生徒たちの大半はその圧に動けなくなりそうなっていた。

 

その圧は、ビナーたちを相手している生徒にまで届くほどである。文字通り、砂漠全体にその圧が、咆哮が轟いただろう。

 

──………うるせぇなぁ。……さて、行ってきます。先生。

 

"うん。行ってらっしゃい。危なくなったら、引くんだよ?"

 

──おう。もう心配させたくないしな!ヤバくなったら引いて体勢立て直すよ。………よし、それじゃあ───!!

 

ユウキは先生達から少し離れ、足を広げ腰を下ろし、肘が腰付近に来るまで下ろし、神秘を──"気"を解放する。

 

白いオーラを纏い、そしてそれは、ユウキの雄叫びと共に──

 

 

──うぅぅうああああああ!!!!!

 

 

────暗雲を吹き飛ばす程の天まで登る光となって放出された。

 

 

 

見た目は変わっていない。けれど、その姿はユウキの"潜在能力の全てを解放"した姿。

 

スパークを放ち、肘が腰に来るように置きながら、仁王立ちしている。

 

『────!!?』

 

セトの憤怒は、発生させていただろう暗雲が吹き飛んだことに驚く。

 

───その隙が、命取りになることも知らずに。

 

ユウキは、その顔目掛けて殴りかかった。

 

 

いつの間にか、ユウキはセトの憤怒に(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

近づいていた。(・・・・・・)

 

 

『──!!?!?』

 

セトの憤怒は理解できないまま、殴り飛ばされる。

 

セトの憤怒は体制を立て直し、ユウキに向けて特大の電撃を浴びせる。

 

ユウキは躱すことなくその電撃を受けた。

 

 

"ユウキ!?"

 

先生はユウキの行動に驚く。そら一度は焼き殺されかけた一撃なので仕方ない。

 

けれど、その攻撃が収まると…………ユウキは、無傷だった。

 

────やりすぎだぜ、悪さがすぎたな。

 

ユウキはゆっくり下に下がり、角度を整え──

 

 

──地下生活者ーーー!!!

 

 

雄叫びと共に渾身の一撃(腹パン)を放つ。その一撃は、セトの憤怒が悶絶するほどの一撃であった。

 

そのままユウキは、後ろに回り込み左の手のひらをセトの憤怒に向け、そのまま気功波を二度放ち、地面にたたき落とす。

 

 

ユウキはその場に降りると、右手を握りしめながら、セトの憤怒に向ける。そして、指を二本重ねて狙いを定めるように構えた。

 

──終わらせる。

 

そう言い、ユウキは右手を"まるで殴るように"後ろに持っていき、思い切りセトの憤怒に向けて気功波を放つ。

 

──ハァ!!

 

気功波を受けたセトの憤怒を吹き飛ばし、ユウキはそのまま攻撃を始める。

 

セトの憤怒は電撃を当てようとするが、その前に一撃を貰う。

 

──でぇりやぁ!!!

 

ユウキはそのままの勢いで蹴り飛ばし、上に飛び上がりセトの憤怒に向けて勢いよく降下。

 

セトの憤怒は回避できずに一撃を貰い、更に一撃貰う。無防備な体制でラリアットを食らったのだ。逃げることは出来ない。

 

──そらよ!!

 

『───!!???!?!?』

 

そのまま振り抜かれ吹き飛ぶセトの憤怒。理解できない力に、混乱していた。

 

ユウキは、吹き飛ぶセトの憤怒を超えた速度で近づき、更にお腹付近(?)に一撃を与える。

 

セトの憤怒は、その一撃を喰らい動けなくなる。特大の一撃を貰いすぎて、体力がなくなったのだ。

 

倒れるセトの憤怒に、ユウキは右手を大きく振りかぶり───

 

 

 

 

──龍拳!!!爆発!!!!

 

 

 

 

振りかぶったその手を、セトの憤怒の肉体(?)に振り抜き、貫いた。

 

その瞬間、その場が爆発し金色の龍が現れる。

 

その龍は、咆哮を上げながら、先生達の上を通り、セトの憤怒に向かい突撃する!!

 

セトの憤怒は、大爆発を受けて消滅した。




ちなみに、これにより地下生活者がこの作品から"完全"にリタイアです。やったぜ。

そして、要らないかもしれないが、ユウキくんの強化後の性能置いとくぜ!色々足らないところあるけどネ!

その前に、いつも感想ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
誤字脱字の報告、本当に感謝しております!これからもあれば報告お願いします!

ユウキ(覚醒)
フルネーム:明楽ユウキ
役割:ストライカー
ポジション:FRONT

タイプ:アタッカー
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:特殊装甲

使用武器:拳or剣

戦場における戦闘力は全てS

基本情報
ユウキが死の淵から生還し、パワーアップを果たした姿。神秘の練度が飛躍的に上がっており、"具現化"の力をほぼ消費なしで使えるようになった。

EXスキル:めちゃくちゃ素敵な奇跡の技
敵に対して、攻撃力の1590%分のダメージ。/コストを最大3コストを消費し、1コストにつき130%分の増加。コストによって技の使用を変更する。

コスト3:瞬間移動かめはめ波
自身から一番近い敵に向けて瞬間移動し、扇形範囲のかめはめ波を放つ。/さらに、気絶状態を付与(3秒間)

コスト4:スターバースト・ストリーム
指定した場所に移動した後、円形範囲内の敵に対してダメージを与える。最後の一突きは、直線範囲内の敵に対してダメージを与える。

コスト5:憤怒と勝利の伝説
ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンと真青眼の究極龍を召喚し、直線範囲内の敵に対してダメージを与える。/その後、召喚した2体は場に残る(50秒間、最大2体まで)召喚した2体は、HPの50.0%分のHPの値が追加され、敵に攻撃力の890%分のダメージを与える。

コスト6:ミステリオバーストかめはめ波
扇形範囲内の敵に対して、ダメージを与える。さらに、自身の残りHPを消費して、消費したHPの500%分のダメージの増加。HPは1残る。

ノーマルスキル:奇跡の覚醒
バトル開始時に必ず発動する。攻撃力と回避率を75.9%増加。/敵は必ず自身を攻撃する。回避した場合、または攻撃を当てた場合、攻撃力と回避率を更に20.0%増加。(発動回数は20回目まで)

パッシブスキル:革命
攻撃力を300増加。/会心ダメージを20.0%増加。

サブスキル:覚悟と希望と勇気の軌跡
全ての攻撃を相手の防御タイプを無視に変更。(全ての攻撃がweakになる。このスキルは通常攻撃にのみ適用される。)/自身が相手にダメージを与えた時、25.9%で気絶状態にさせる。/自身のHPが0になった時、一度だけHPを全体の50.0%まで回復させる。
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