という訳で、あまり語ってなかったであろう物を書いてみたぜ。
漫画読む前の一人称についてとか書いてるから、実質ユウキの過去設定みたいな感じになったと思う。
後、ここでハッキリ宣言しておくと
ユウキは転生者じゃないです。キヴォトス生まれキヴォトス育ちのキヴォトス人です。描写なかったと思うけどヘイローあります!
ここら辺、あまりに書かなさすぎて指摘されるまで気が付かなかったぜ!本当に申し訳ない。ちなみに、ヘイローの描写は面ど……おほん!面倒くさいので勝手に想像してくれると助かる
これは、明楽ユウキがまだ"アリウス分校の生徒"だった時のお話。………と言っても、未だ幼い時の話である。
この時の彼は、それはもう修行に明け暮れていた。銃火器を自分は扱えないと理解し、近距離アタッカーとして戦おうと考えたのだろう。
──ふっ!ハッ!せいやァ!!
幼くも、たくましく成長していく彼だが、そんな彼はどうやって"文字"や"人の言葉"を知ったのか?
その答えは単純である。
「クックックッ………はじめまし「──グルァア!!」ぶるぅぁぁ!?!?」
突然、彼の前に現れたこの大人に教えられたからです。
そう、我らが
そんな彼らの出会いは、めちゃくちゃ激烈なものになった………。
「…………いや、そのですね?私がいきなり目の前に来たから驚いて、蹴り飛ばして来たのは理解できるのですが………だからといって謝罪もないのはどうかと………?」
──………ぐるぅ?
「………ま、まさか………喋れない…!?……いえ、これはアレですか。
──………???
黒服は驚いただろう。自分が接触した齢2~4ぐらいの子供が、人の言葉を知らないことに。
「…………あなたには、名前がありません……よね?」
──( *・ω・))コクコク
どうやら、意思疎通はできるようだ。これなら何とかなるかもしれない。そう考えた黒服は……
「………ククッ……では、これより頭を鍛えましょう。」
──(´・ω・`)?
彼を鍛えることにしたのです。
「……頭が良くなれば、強くなれますよ。」
──!(´✪ω✪`)
「…ククッ、では始めましょうか。」
こうして、黒服は言葉を知らない彼に"言葉"を、そして"戦い方"を教えたのです。
"後一年遅かったら危なかった"……そう思わずには居られない黒服だっただろう。
それから、彼が黒服に色々と教わり続けてはや数年。彼はかなりの実力者になっていた。普通の一般アリウス生徒程度なら余裕で勝てる程度には。
………そして、アリウススクワッド達と出会い、色々と知識を広げていくことに成功した。
"………言葉を最初から知らなかったら、彼の一人称はどうなるの??"
となる読者の諸君。確かにその考えは正しい。
黒服と関わってきたことで、口調などを真似しようとするのは自然だろう。何せ、親の喋り方とか行動は子供だったら一度は真似するだろ?
けれど、その時に黒服が本を取ってきたのだ。
そう………漫画である。
ただし、その漫画は決して今の彼が読んだことのあるものではない。
というか、
黒服が持ってきたそれは、黒服が直々に書いた
そして、黒服はその漫画の主人公の一人称を普段は"オラ"、真剣な時は"俺"にすることで、彼にこう思わせたのだ。
──(───たまに変わる一人称カッケェ!!)
と!!!
これにより、彼の一人称は決定づけられたのだった。
────え?多少無理があるのでは??ですって?
気にするな!
そもそも、これは文字の読み完璧にした後に見せたのでかなり早めの時期だった。
こうして、彼は一人称が2つになったのだ。
うーん、単純!!
さて、ではユウキはそれまでどんな戦い方をしていたか………それは───
ドカーン!!
「ぐわ!?地雷!!?」
「アババビババババビ」バチバチバチ
「く、クソ!煙幕をされて前が見えな」
カチッ
「───あれ、なんか踏ん」
スボォ!(落とし穴に足を突っ込んだ音)
ガシャン!(全員の足に枷を装着した音)
「「「「───あ、あぁぁぁぁぁ………」」」」
ヒュー……!!
どしゃ!
なんということでしょう、まさかの罠使いでした☆
黒服との特訓で得た教訓ではあるのだが──
(そもそも耐久力ある相手に正面から戦えないなら罠とか環境を上手く使ってどうにかするしかない。)
という結論になったのだ。今?そらぶち込んだ方が早いからそうする。The脳筋思考!!やはり筋肉、筋肉は全てを解決する。
さて、こんな罠を使いまくる彼は、アズサやアリスク相手には使わなかった。
なぜなら、そもそも通用しないから。
めちゃくちゃな話、サオリたちは普通に罠とか見破るから意味ないのだ。なので、真正面から殴り倒すしかないのだが……
「ぶるぅあっはぁ!?!?」
ドシャア……!
「………私たちの勝ちだ。兄さん。」
──ちくせう………あ〜死ぬかと思った。
如何せん、近距離はどうやっても遠距離には"射程距離"という名の"リーチ"の差で負けるのだ。なんなら、この時の彼は"エネルギーを球体にして投げ飛ばす"とかいう発想はなかった。
悲しいが、近距離特化は遠距離環境じゃあまりに逆風である。当たり前だよなぁ?
それでも、彼は修行を続けた。もちろん黒服の手も借りて………
理不尽にベアトリーチェにボコボコにされながら、己の肉体の強度をある程度推測したり、はたまた反撃したりして対人もある程度こなせるようになった。
そして、彼が"キヴォトス外"───そう、外の世界に行くと決意したその日に、黒服から「地下生活者」のことを聞き…………現在に至る。
こうして、彼の……「明楽ユウキ」の一人称と言葉は養われたのである。
生まれた時にはもういなかった両親の代わりに、黒服という"育ての親"の存在は、彼にとっては欠かせない存在であったのだ。
「…………クックックッ………今頃彼は、子供の頃と瓜二つの姿でしょうね。」
「………黒服。なぜ、彼に飲ませたのだ?"1週間ほど若返る薬の試作品"を。」
「ククッ、クックックッ………それは簡単ですよ。」
そう怪しげに笑いながらマエストロの方へ振り返る黒服
そして、意味ありげに腕を広げ───
「私がみたかったからですが??」
「親バカか貴様は!?!?」
そうくだらない………けど、育ての親である黒服にとっては大切なことを言うのであった。
黒服がユウキに甘いのはこういう事です。
そらもう、ね。さすがに黒服と言えどある程度育てた子供ぐらいは特別扱いになると思うんですよ。
アイツ、現状生徒に手を出すの未遂だった気がするし。
ちな、書き方とかも教えてるぞ。責任はちゃんと取りそうやし。
契約を破ることはなさそうだしネ!
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