特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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男子生徒と晄輪大祭までの日々

ユウキがどっかに飛んで行ってから数日が経った。

正確には、"どこかの山"(特定不可)に行ってから数日が経った。

 

その間、ミレニアムでは先生の手伝いの元、晄輪大祭の準備に取り掛かっていた。

 

「行きますよ先生!!エンジニア部に依頼したものが暴走したので!!」

 

"なんでさ!?!?"

 

途中、エンジニア部によって作られた機械の暴走により一波乱あったが、それも収束し………開催を待つだけになった。

 

"死ぬかと思った(ガチ)"

 

「平和ですね……」

 

"無理だよ??ミサイル放ったり砲弾ぶちまけてくる制圧兵器とかしたロボット相手した後にそれは無理だよ??"

 

『知りませんね〜(天下無双)』

 

"クソッタレ〜!!もう許さないぞ……お説教してやる…!!"

 

「やばいですよユウカちゃん!」

「くっ…」

 

「大変だね、セミナーは。」(お茶飲んでる)

 

"説教してやる、エンジニア部3人とヒマリ!"

 

『───!?』

 

「お、落ち着くんだ先生!?」

 

「逃げるんだ………勝てるわけが無い!!」

 

「はわわわわわ……」

 

「ま、ママママ待ってください!?私に関してはただの八つ当たりですよ!?」

 

"関係ない、お説教だよ。"

 

「なんでですか〜!?」

 

大変だねミレニアムは(´・ω・`)

 

一方、ユウキはと言うと………

 

 

 

 

 

 

──なんだろう……オラの神秘のやばさを再確認させるのやめてもろて。

 

なんか言ってるぞこいつ

 

 

………なぜこうなっているのか、晄輪大祭開催まで残り2日の時のユウキから順に見せていこう。

 

 

その頃ユウキは、己の神秘のやばさを再確認していた。今頃、しかも大事な日が近づいてるこのタイミングで再確認するとか、こいつの自分に対する危機管理能力無さすぎだろ。

 

いや、そもそも先生関連には敏感なのに自分には無頓着過ぎない??(なおアリウス時代)

 

 

──…………小さい体で、潜在能力の解放を自在にコントロール出来るよう修行してたけど………まさか、潜在能力を解放したことで神秘の力が暴走して肉体が小学生5年生ぐらいになるとはなぁ……

 

どうやら、神秘が暴走して身長が伸びたようだ。なんでや!?

 

──オラの神秘は、言ってしまえば"神秘を付与したものを具現化させる"………カードからモンスターを呼び出せるのもこれが関係してるし………

 

ここで突然だが!ユウキの神秘についてお話しよう!

 

ユウキの神秘は"物に神秘を付与して、宿した物の現象を起こす"という性能を持っている!

 

めちゃくちゃ簡単に言えば、カードに使えばカードの効果を使えるのだ!制限として、モンスターを出すしかできないが!!

 

だが、 ユウキのこの神秘がなければ、そもそもカードのモンスター達がブルアカ世界に現れるとか、ガチガチのクロスオーバーでもないとできないだろう。そもそも神秘をある程度理解しても、必ず操れるとは誰も言ってないのだ。

 

なんなら、ユウキとて黒服から教えられたから使えたのではなく、"知識として蓄えた上で"修行して使えるようになったのである。

 

そもそも、原作『ブルーアーカイブ』での神秘は、(解釈にもよるだろうが)"なんかすごい超パワー"的なのである。少なくても知覚できてる生徒もいれば、無意識で色々やってる生徒もいる。(メタァ)

 

つまるところ、"神秘はなんか使える超パワーであり、神秘を理解しててもそれを使えるかどうかは個人に委ねられる"ということだ。

 

(描写がないだけだが)黒服は神秘を理解してても使ってないが、ベアトリーチェはビームなり出せてたし、地下生活者はなんかホシノの脳内に話しかけたりしてたし。

 

さて、話を戻そう。

 

──けど、まさか潜在能力を解放したら、具現化の能力まで生えてくるなんてなぁ………いや、確か連邦生徒会長は確か……なんて言ってたっけなぁ?確か……

 

 

"『私が与えたチートを使わなかったので消去する代わりに生き返らせますね☆あ、なんか神秘由来の能力生えてきましたよ??これ、物に神秘流したら色々と悪さ出来ますねぇ!』"

 

 

──違う。多分これじゃない……えーと。

 

 

"『ファッ!?あの世界線助けたんすか!?やば〜………あ、具現化の能力死んでね?あ〜………ダメだこれ、もう壊れとるわ。報酬ってことで、この能力と引き換えに生き返ってしまえ〜!!』

 

 

──…………そうだ。クロコと戦った時と、崩壊したキヴォトスを助ける時に、具現化の力を使って色んな人を生き返らせたから……その反動で具現化がボロボロになって………そんで、回収されたんだったな。………という事は、オラまた発現したって事か???

 

分かりやすくしよう。

 

クロコ戦に具現化使用。(ガイオウバーンとかの武器の火力上げたりに使用)

死んで、崩壊したキヴォトスに移動。ソウル・チャージによって具現化がほとんど機能しなくなる。

生き返る時に、具現化回収される。(神秘の能力が消えるわけじゃない。)

潜在能力解放、具現化が再び発現。(具現化はユウキの神秘由来の能力なので、回収されたとしても再び発現する。)

 

という感じの流れだ。

 

とはいえ、かつて具現化は"天衣無縫の創造主"(連邦生徒会長から渡されたチート)の残り香のような立ち位置だったのが、今回から関係なしになった。

 

──…………この力、一体どういうことが出来るんだ??

 

ユウキは、これを調べるべく、残りの時間を費やした。

 

そのおかげでわかったことがある。

ユウキは、発現した"具現化"の能力は以下の通りだと推測した。

 

・物(なんでも可)に神秘を付与することで、物どうしを融合したり、分離させたり色々できる。(例:壁に触れて操ったり、床を液状に戻して相手を沈め、固めて拘束etc)

勿論、能力付与も可。

(例:木の枝を伸ばして、斬れ味を良くする。木の葉を操って、ミニドリルのように地面を掘る)

 

・魔法・罠(呪文)の使用が可能になった。(死者蘇生やソウルチャージのような蘇生系は無機物にのみ使用可能。死んだ生き物には意味なし)

 

──………………居るんだろ?黒服。こいつ(具現化)をどう思う?

 

そう言うと、ヌルッと出てきた黒服が一言

 

「………凄く、今更感があります。」

 

──だよな〜。

 

木々の間からヌルりと現れた黒服にくねりながら指を指すユウキ。

 

どうやら2人とも、今更感があるようだ。

 

というのも、ユウキからすれば"既に消えたものが帰ってきた"程度の認識であり、黒服からすれば"既に種が割れてる能力"なのだ。

 

今更、過去の能力に縛られる程、彼らは馬鹿では無い。

 

既に決まったスタイルで戦うユウキと、既に見切りの着けた研究を掘り返された黒服。

 

やる気がないのは仕方の無いことなのだ。

 

(だが、それはそれというものです。今更、発現したということは、"逆に"危険な能力になり得ている可能性を捨てることは出来ない。)

 

その理由は、目の前にある。

 

「………ユウキ。あなたの能力である具現化は、おそらくあなたの体にも作用しています。」

 

──………どゆこと?

 

「あなたの身長が伸びた。………つまり、あなたの感覚に作用し、ちょうどいい肉体に成長させた可能性があるのです。」

 

黒服は、ユウキにそう語る。その語りはまだ続く。

 

「"具現化"……これを、一言で言い表そうとしても無理な言葉です。下手するなら、色彩すら自在に呼び出せる程のものになっていた可能性もあるほどに………その用途は無限大でしょう。」

 

「ある意味、能力に方向性があるだけマシと言えるでしょう。………物に、神秘を付与することで発動する能力………これが、かつての"創造主"のような能力になり得たかも知れないとなると、恐ろしいものです。」

 

そう言う黒服に、ユウキはひとつの可能性を思いついた。

 

──………いやまぁ、神秘という"モノ"に付与することも出来るかもしれねぇぞ?

 

「………有り得ますね……」

 

顎に指をかける黒服。そこに、ユウキは語りかける……

 

──気になる?

 

「探究者であり研究者である私が気にならないとでも??」

 

──だーよねー!…よし!やるか!

 

ノリが軽い!!と、先生がいたなら叫んでいただろう。だが、こいつらはある意味家族であり、師弟の関係。

 

2人揃えば、そういうことをやり始めるのだ。

 

「あ、それはそれとしてそろそろお風呂に入りなさい。あなた、今日は晄輪大祭でしょう?」

 

──………あ。そういやそうだった。………服がない!!!

 

「そう言うと思い、作っておきましたよ。先生には許可を頂いてます。」

 

そう言い、渡されたのはクッソ露骨な服だった。

 

肩が出っ張った白いマントに、紫色の上下の服。上はノースリーブだ。靴も、先がとんがっており"魔族"が使ってそうな物。そして、帯が赤色であった。

 

──少年期悟飯の服やんけ!!!

 

「クックックッ………お似合いですよ」

 

──………まぁいいか。そんじゃ、行ってくる。

 

「ええ。………その能力の研究は、また今度。」

 

──ああ。………それじゃあ!

 

ユウキはそう言い、飛んでいく。一度、お風呂にはいるために家に帰ったのだ。

 

………黒服は、空を飛ぶ弟子を見ながら思いふける。

 

「…………クックックッ………ユウキ。あなたは大きく成長しました。……それは、育ての親として、師匠として嬉しく思います。」

 

「………ですが、親としてはそろそろお嫁さんを連れてきて欲しいものでもあるのです。なので、さっさと決めてくださいね?なんなら、全員娶ってもいいのですよ?……ククッ、クックックッ……。」

 

 

 

そんな黒服を、遠くから見ているゲマトリア陣営。

 

「親バカだ………」

 

「なんという、親バカだ………」

 

「………黒服は、我らの知る黒服なのだろうか?…………けれど、あの姿は正しく我らが知る黒服そのもの…………?これは、新たなテクストが現る前兆か?」

 

「………そういうこったー!」

 

「…………だが、その条件は……?黒服の考えが変わった……???」

 

「確かに、それも気になるが……」

 

「「やはり親バカだ。」」「そういうこったー!」

 

「聞こえてますよあなた達!!!」

 

ゲマトリアズが話しているところに、超速で近づいていく黒服。逃げるゲマトリアズ。

 

この鬼ごっこはしばらく続くだろう……




あ〜……IFルート書きてぇ………なんか適当に書くか!
というわけで、いずれIfルート用の場所作るのでおたのしみに〜(多分)

感想お待ちしております。
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