特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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かなり遅くなってすまない。
これからも亀更新になると思うから亀更新のタグ追加しとくわ。

これからもこの調子で好き勝手に書くのでよろしくです。
後、数日遅れてクリスマス回も書きますゾ。気長に待っててください。

それと、メリークリスマス!!今日ぐらいはゆっくり休んで、明日から頑張っても悪くはないと思うぜ!!今日も頑張るって人は頑張れ!!その努力はいづれ帰ってくると思うから!


男子生徒と晄輪大祭(4)

さて、そろそろお昼時となった晄輪大祭。

 

ユウキは3つ目の競技を行っていた(この後お昼食べる)

 

その競技の名は"1000m走"!

 

だが、純粋に体力が回復しきれずにネルに負けてしまった。

 

 

「よっしゃ〜!アタシの勝ちだな!!」

 

──………はぁ……はぁ……ま、負けたァ………っ!!!

 

 

こうして、後2種目になってしまったユウキ。この2種目のどちらかで勝たなければ、どこかの学園に強制入学が決定してしまうことになる。

 

ユウキは気合いを入れ直すために晄輪大祭用の出店が並ぶところに来ていた。

 

 

 

ぐぅぅ〜……

 

 

 

──腹減ったなぁ………何食べようかな〜。

 

 

和食洋食はもちろん。中華やパン屋、スイーツ店すらある。

 

…………なんでスイーツ店があるのかと言うと、ミレニアム生徒の為だそうだ。

 

頭使ったら糖分欲しくなるからね、仕方ないね。

 

 

──カレーもいいし、ラーメンもいいな。チャーハン、シュウマイ、餃子に唐揚げ………ダメだ、食べたいやつが多すぎる………。

 

 

「なら、私たちのところはどう?」

 

 

──………?あ、玄武商会の会長さん!おっす!

 

「久しぶり……でもないか。後、名前は朱城ルミだよ。好きに呼んでね!

 

──おう!んで、どうしたんだ?

 

「いーや?お腹すいてそうだな〜と思ったかね。どう?食べてく?」

 

──食べる!

 

 

こうして、ユウキは玄武商会の店に入り、ご飯を食べる事にしたのであった。

 

 

 

 

 

 

"………ユウキがどこで食べてるのかなと思っていたけど、ルミの所だったんだね。"

 

「うん!まぁ、食いっぷりは凄いけどね。」

 

 

先生とルミの前には、数皿分の料理をペロリと食べても「まだ全然食えるな」って顔をしているユウキが居た。

 

 

──………さてと、お金は………これならまだまだ足りるな。次は〜……

 

「「まだ食べるんだ……」」

 

 

ふたりは、ユウキの食べっぷりに少し引きつつも笑顔ではあった。

 

 

「あはは!どうやら、気に入ってくれたみたいだね。嬉しいよ。」

 

"ユウキの食いっぷりを見ていたらお腹すいてきちゃった。私も頼もうかな!チャーハン1つ!"

 

「はーい。待っててね〜!」

 

 

ルミは先生の注文を聞き売れ、キッチンの方に消えていった。

 

 

"………それにしても、ユウキはよく食べるね。"

 

──んぁ?……ごくん。

 

"ちゃんと噛みなよ……"

 

──いや〜、なんかこの体型だとめちゃくちゃ腹減ってさ〜!………多分、体が戻ろうとしてるんだと思うぞ!

 

"…………そういえば、どうして小さくなったんだろう?ユウキは心当たりありそうだったけど……そこのところはどうなの?"

 

──ああ………多分ブラックスーツに身を包んだオラの師匠だ。

 

 

ユウキはそう先生に話した。ユウキにとっては師匠であり、育て親なので間違いではない。

 

 

"………「師匠」………え、アイツが師匠なの!?"

 

 

だが、先生はそんなこと知らないので驚く。まぁ、自分と敵対してる奴が師匠とかそら驚く。

 

 

──と言っても、別にオラの戦い方とかを指導してくれたわけじゃねぇけどな。オラが今こうして話せるのは師匠のおかげなんだよ。

 

 

ユウキは先生になんて事ないように話す。ユウキからすれば、それは些細なことであり特に聞かれなければ話すことすらないのだから。

 

だが、それを聞いた先生は「そんなこと」で済ませられないだろう。

 

 

──オラは親が居ねぇ。居ねぇから人の言葉は何となく分かっても話したり文字を書いたりなんて出来なかったんだ。そこに現れたんが師匠だ。

 

"………彼は、どうして君の前に?"

 

──多分、オラの神秘がどんなもんなのか気になったのかもな。けど、オラはそん時よ、なんか変なのが来たから殴ったんだよ!

 

"え!?"

 

──めちゃくちゃいい一撃が入ってなぁ……その後、話せないのは不便だったからオラに「言葉」を教えて、そんで文字も教えてくれた。その後、神秘について色々聞かされたんだ。

 

 

ユウキは懐かしむようにそう言った。少なくても、先生にはそう見えた。

 

 

"………そっか。ユウキからすれば、彼は「育ての親」でもあるんだね。"

 

──まぁな。けどやってることはアレだからもしなんかしてたら呼んでくれよ?直々に殴り飛ばすから。

 

 

自信満々にそう先生に言うユウキ。

 

 

 

 

 

 

一方その頃、黒服は。

 

「ヴェっくしゅん!!」

 

「───特大のくしゃみをしたな。」

 

「………誰かが、私のことを噂しているのかも知れませんねぇ……クックックッ」

 

「………先生か、お前の教え子だろうな。」

 

「そういうこった!」

 

ど盛大のくしゃみをしていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

先生とユウキは、玄武商会でお腹いっぱい食べたあと、会場に戻るべく歩いていた。

 

 

──いや〜美味かったなー!さっすがルミさん。玄武商会の会長やってるだけあるな〜!

 

"わかる。ルミのご飯はものすごく美味しいよね!"

 

──ありゃいいお嫁さんになるなぁ………先生が貰えば?

 

"あはは!それは無理だね!年の差もあるし、そもそも教師と生徒だからね!"

 

──キヴォトスではetc(天下無双)

"その決まり文句は効かないからね?"

 

──チッ……

 

 

2人でたわいない話をしていると、会場からモモイとミドリ、そしてユウカが走ってきた。

 

 

 

「「「先生ーーー!!」」」

 

 

 

何かに焦っているのか、めちゃくちゃ大声で先生が呼ばれていた。

 

 

"何かあったみたいだ。ユウキ、行こう!"

 

──おう!

 

 

 

走ってきたモモイたちと合流した俺たち。

 

 

「はぁ………はぁ…………先生!今会所で凄いことが……あ、ユウキ!ユウキも手伝って!」

 

──何があったんだ?

 

「そ、それが……!!エンジニア部が作った応援用ロボットが"また"暴走して……!!」

 

「しかも!晄輪大祭に武器を持った生徒たちも暴れてて……!」

 

"な!?あれはもう停止させた後に処分したんじゃ……!?"

 

──テロまで起こってるし……

 

 

先生は驚く。どうやら、知らないところでエンジニア部がまたなにか余計なことをしたのだろう。というか、応援ロボットが暴走するとか言うことが起こるんだよ。そしてなんでテロまで起こってるんだよ。

 

 

──…………どうせ、応援ロボットに制圧用プログラムとかAIとかぶち込んだんだろ?

 

"うん。でも暴走したから処分する筈だったんだけど……"

 

──どうせ、大会後に解体作業をしようと思ってて、持ち込んでたんだろ?まぁ、テロを起こした奴らにとっては知らない武器があったから使うか程度の認識だろうな。

 

「多分ね………ユウキ、アレはかなり固い装甲に覆われてる。けど、今は他の競技に参加してる生徒含めて、武器を持ってる生徒はほとんど居ないわ。」

 

「…………けど今、アンタは競技に参加してない。だから、力を使っても大丈夫なはずよ。…………お願い、止めるのを手伝って。」

 

──了解!そんじゃま、行くか!

 

 

ユウキは即断即決の如くユウカの頼みを了承した。目の前に困っている人がいて助けられるなら助けない理由はない。

 

 

「──!!……ありがとう!案内するわ!先生もお願いします!」

 

"任せて!ユウキ、上から突入して先に足止めよろしく!倒してもいいよ!"

 

──まかせろっとー!!!ドギラゴン閃展開!

 

 

そう言うと、ユウキはドギラゴン閃を展開し纏う。そして空に飛び上がり会場の上まで移動する。

 

 

 

 

モモイたちは、飛び上がる時の風圧で尻もちを着いたが、飛んでいくユウキの姿に目を輝かせていた。

 

 

「な、何あれ!?前よりカッコよくなってない!?」

 

「なんて言うか、前は"超接近戦を好むインファイター戦士"って感じの軽装備防具だったのに、今のは"色んな武器を使いこなして戦うけどメインは剣武器の戦士"って感じの心臓とか頭とかを重点的に守ってる感じの鎧装備防具だった!!!」

 

"前までは手とか足とか、攻撃する所を重点的にして他装甲は動きやすさ重視だったのに、今のは守りたいところを守れて、関節部分は邪魔しない動きやすい設計になっていた……"

 

「ユウキさんの武器の名前がデュエマのカードから来ているからそれに例えるなら!前のは名乗っていた通りの"超戦龍覇モルトNEXT"そのものに近いしい状態……今の彼は"龍の極限ドギラゴールデン"のような姿!!」

 

「「「総じて……何あれカッコイイ!!」」」

 

「すごい早口で言い切ったわね!?…………いいから、早く行きますよ!!」

 

「「「あ、はい!」」」

 

 

ユウカの冴え渡るツッコミと、催促によって先生たちは行動を開始した。でも許して欲しい。目の前で突然の変身。しかも新形態はココロオドルんだ。誰だって、新形態はワクワクするだろ?

 

 

 

 

 

空から会場を見下ろすと、確かに丸っこい見た目の戦車?みたいなのが暴れ回っていた。一部の生徒が対抗しているが、それでもまぁ凄いことになっていた。

 

 

──行くぞ閃!!久しぶりの戦闘だ!!

 

『いいですね!!久しぶりの出番です!!私も張り切りましょう!!』

 

──行くぞーー!!

 

 

ユウキはバスターエッジを剣に変えて応援用ロボットに突撃する。なお、剣に変えただけで構えてないし、なんならやってる事はライ◯ーキックである。

 

そのままロボットを蹴りつけたユウキは、その硬さに驚く。

 

 

──硬ァ!?いや硬すぎるだろぉ!?閃ァ!!どうするこれぇ!?

 

『潜在能力解放しても、普通に押し切られますね。バスターエッジにエネルギー溜めて切り捨てる方が早いです。』

 

──ちなみに、どれくらい?

 

『計測します───30秒溜めたらいいです。まぁ、敵と認識されたようなので、弾幕が─5秒後に来ます。』

 

──は…?うひやぁ!?

 

 

応援用ロボットはミニガンやマシンガンを多用してユウキ目掛けてめちゃくちゃ弾丸を撃ち込んで来る。ユウキはそれを背中の羽をバリヤーの様に展開して耐える。

 

 

──………どれくらい耐えられます?

 

『30秒………23………18……』

 

──いや普通にキツそう!?

 

 

ユウキはとりあえず逃げつつバスターエッジに神秘を溜め始める。

 

ロボットはその事に気が付き、ロケランまで取り出して全力排除の体制で撃ってくる。

その弾幕の数は恐ろしいほど。

 

例えるなら、リキャストタイムなしで追尾弾やクソ早弾丸を撃たれつつ、行動を制限してくる連射武器で蓋をされている感じだ。何処のシューティングゲームだ……?こんなレベルの奴は存在しな……いやするわ。めちゃくちゃ長い歴史を持つアレの最高難易度はヤバいって聞いた覚えあるわ。

 

 

──チィ!………まだ溜まりきってないよな!?

 

『まだです!!あと20秒は逃げてください!!』

 

──いやキツイわ!!動き回りながら何とか回避してるけど、追尾弾の追尾性能が通り過ぎたら機能してなかったから何とかなってるレベルだぞコレ!?リロードタイムないのかよ!?

 

『リロードはタイミングよく2個目を取り出して中で行われている様です!!実質リキャストタイムなしですね!』

 

──クソッタレーー!!!(某王子風)なんか対抗策ないの!?

 

『ありませんよ!!小鳥遊ホシノさんの盾とか欲しいのは分かりますけど、大会中は武器はほぼ回収されてるんですよ!?されてないのは"救護騎士団"や風紀委員のような治安組織のみです!!』

 

──だよねー!!!クソが、どうする……!?

 

((……………ん?))

 

『あれ?そういえば、蒼森ミネ団長はどこに所属してましたか?』

 

── は?こんな時に何言ってんだ!?んなもん、"救護騎士団"に決まって………。

 

 

『「───あ。」』

 

 

一人と一AIは思い出した。もう一人の盾使いを。この場で呼んだら飛んできてくれそうな人を!!

 

 

『マスター!呼んで!!』

 

──助けて!!ミネぇ!!!

 

 

その声は高らかに、されど会場中に聞こえるほど大きく叫ぶ。

 

その"助けを呼ぶ声"は"救護"を掲げる者達の元に届く──!!

 

ユウキが叫んだ後の一瞬、その一瞬をロボットが、AIが見逃すことはなく。

 

そこを着くように放たれたロケランの弾は───蒼き救護の盾に阻まれた。

 

 

「────先日ぶりです、ユウキさん。今度は、私が守ります。」

 

「救護騎士団団長、蒼森ミネ。ここに参上致しました。これより、"救護"を開始します。」

 

 

その言葉と共に、救護騎士団が怪我を負った生徒たちを救護し始めた。どうやら、ドンピシャだったようだ。

 

 

「───ユウキさん。その剣のチャージはあとどれほど?」

 

『マスター。チャージは完了しています。後はぶった斬るだけです。』

 

──………と、言うわけだ。ミネ、力貸してくれ。

 

「───ええ。あなたには、"絶対に"傷つけさせはしません。敵の攻撃はおまかせを。」

 

──おう!

 

 

ユウキは、ミネの言葉を信じて構える。息を整えて敵を睨む。───ふと、先生が奥に見えた。

 

どうやら、生徒を避難させているらしい。………このまま振り抜いたら先生にまで当たる可能性が出てきた。

 

───ならば

 

 

 

──行くぞ!!

「はい!!」

 

 

 

ユウキの掛け声で2人は走り出す。ロボットの攻撃は激しさを増すが、ミネからすれば関係なかった。

 

進む道にある攻撃のみを防ぎ、ある程度まで近づく。

 

 

「あなたに、近接武器はないでしょう!?」

 

 

そう言いながら、思いっきりロボットを掴んで上に放り投げる。

けれど、ミネと言えどロボットの重さではあまり上には上がらなかった。

 

すると、ユウキがロボットの後ろに回り込んでいた。

そして、2人はほぼ同じ"蹴り上げる"体制になり──

 

 

 

「「──せーーーーの!!!」」

 

 

 

浮いたロボットを同時に蹴り上げた!!

 

この時、ユウキは潜在能力を解放し、ミネは全力で蹴った。2人分の力の前にはロボットでも為す術がないのかそのまま蹴り飛ばされる。

 

 

「ユウキさん!!」

 

──おう!!

 

 

ミネは手を重ねて腰を落として構える。ユウキはその手に片足を掛ける。

 

 

「────フッ!!!!!!」

 

 

ブンッ!!!!

 

 

ミネは加減なしの全力で、ユウキを上に放り投げた。投げられながら、ユウキは舞空術で調整し、蹴り上げられたロボットに近づく。

 

剣を構えて、溜めた神秘を解放し纏わせながら振り抜く体制になる。

 

ロボットの横を通り過ぎる瞬間に一度斬りつけ、そしてロボットの上まで飛ぶと

 

 

──うらぁぁぁーーー!!!!

 

 

もう一度斬り捨てる。

 

ロボットは綺麗に4分割され、ユウキの通り過ぎた後ろで粉々に爆破された。

 

そして、ユウキはこの二連斬りで溜めた神秘を使い切った。ほとんどを持っていかれたが、何とか着地までの神秘を残していたので、綺麗に着地することに成功した。

 

 

──ふぅ………何とかなったか。

 

 

ユウキは武装を解除すると、ミネが走ってきた。

 

 

「ユウキさん!!」

 

──おーミネ!助かったぞ!ありがとな!

 

「いえ、礼には及びませんよ。それより!まだテロ犯を確保してないので油断してはなりません!!ほら!早く装備し直してください!!」

 

──あ、はい。

 

 

ユウキは言われた通り再びドギラゴン閃を展開し、テロ犯を確保しにいくのだった。

 

 

 

 

 

 

そして、テロ犯はめちゃくちゃ簡単に捕まえることに成功した。そもそも、たった数人しかいなかったので、数で押し切れば捕まえられるのだ。

 

やはり(数の)暴力………!

(数の)暴力は全てを解決する………!!

 

 

──テロ犯。めちゃくちゃ簡単に捕まったな。

 

「ですねー………」

 

"2人とも、お疲れ様。"

 

"けど改めて、競技中とはいえユウキの力の殆どを封印しててよかったよ。"

 

「フェアもクソもないですからね。」

 

「致し方ないです。」

 

──ひぃん………

 

"さて、ユウキ!残り二つも頑張ってね!"

 

──はい!

 

 

晄輪大祭はまだ続く。ユウキのこれからの人生をかけた戦いもまだ続く。




ちなみに、先生たちは生徒たちの避難をしつつ犯人を捕まえようと頑張ってました。めちゃくちゃ早く捕まったのは、追いかけ回されて疲れてたからです。長い時間追いかけ回さたらそら疲れるわ。

いつも感想ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

誤字脱字報告も、とても助かってます!できるだけ減らす努力はしていますが、一人で確認しても見落とすのがどうしてもあるので、これからも、見つけたら報告をよろしくお願いします!
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