特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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惚れ薬……惚れ薬ってなんだっけ……??

なんでこうなった???


タイトルをほんのちょっと変えました。こっちの方がしっくり来たので


男子生徒と惚れ薬騒動(?)

「「うわぁああぁあぁぁ!!!」」

 

どぱぁーーーん!!!

 

突然だが、説明しよう!!

 

現在、ユウキがいるのはシャーレ!先生に用があった薬子サヤが、うっかり薬品をこぼしたことで大爆発を起こしたのだ!!

 

 

──うげぇ………何だこの煙!?気持ち悪ぃ!!

 

"うぅ……サヤ、今度はなんの薬なのさ??"

 

「───………惚れ薬」

 

──またかぁ!?いや、1回どっかでやったよなそれ!?

 

「知らないのだ!!そんなことより、これは不味いのだ………」

 

"………ねぇ、サヤ。この薬の効果はどのくらい?"

 

「………その、怒らないで欲しいのだけれど……」

 

──物による。

"物によるね。"

 

「うぅ……薬を全部飲んだら、一週間ぐらい異性"から求められる………そういう物です。」

 

 

説明しよう!!(2回目)

 

2人の現状は"全身に薬を直接被った状態"である!!煙であっても全身で浴びたことに変わりはない!!つまり、彼らは一週間の間、異性に求められるのだ!!

 

 

──………解毒薬は?

 

「一応、二人分あるのだ。」

 

──よし、サヤさんと先生で飲んでくれ。あとは任せろ。

 

"待って!?それはユウキが───!!"

 

 

いい切る前に先生に薬を投与するサヤ。自分の分も飲み、先生を連れて走り出す。

 

 

"───!!?"

 

「っ!!」

 

 

そして、シャーレを出てどこかに行く2人を、部屋の窓から見た。

 

 

──頼むぞ。

 

 

そう呟き、覚悟を決めるユウキ。

 

ここからユウキがやることはたったひとつ。

 

今から死ぬ気で一週間逃げ切ること。

 

それのみが、明楽ユウキが今のキヴォトスで生き延びる、唯一の方法である。

 

 

──…………リアル逃走中の開始だ。死ぬ気で………いや、死んでも逃げ切っぞ。青春の物語(ブルーアーカイブ)性春の物語(ピンクアーカイブ)にする訳には行かねぇ…!!

 

 

そうケツイを固めて、動き出すユウキ。

とりあえず、自宅に戻らずアビドス砂漠に移動した。アビドス砂漠なら、逃げ切れるとは思わないが、時間稼ぎにはなると考えたのだ。

 

人が、あまり来ないと言う意味で。

 

 

──………シャーレから色々拝借させてもらったぜ、先生。恨まないでくれよ?

 

 

そう言いつつ、とりあえず夜までアビドス砂漠の埋もれた住宅地の近くで隠れていようと思っているユウキ。荷物を背負っての行動ではあるが、多少の融通は必要なので、荷物自体は少量。水分補給用の水を飲みつつ、潜伏するようだ。

 

 

──……多少、入れるところがあって助かった。息を潜めて潜伏させてもらうぜ。

 

 

ただ、冬ではあるが少し暑い。しかし、耐えなければならない。適度に水分補給を取りつつ、埋もれていた家に立てこもる。

 

すると、すぐ近くで爆発音が鳴り響く。

 

 

──!?

 

 

すぐさま気配を感じ取り………絶望した。

 

感じた気配は、アルたち"便利屋"のメンバー。どうやら、依頼を受けてここに居るのだろう。だが、これはピンチである。

 

 

──(惚れ薬の発動条件が分からねぇ!!浴びたとはいえ、効力がどの程度か分からないし、程度によると思うが、どうやって相手を惚れさせるんだ(・・・・・・・)!?色々可能性があるけど………一番面倒なのが相対した瞬間、あいつらが即惚れる可能性がある以上、今ここで会うことは出来ねぇ!!)

 

 

そう。発動条件が分からないのだ!!!

なんで惚れ薬騒動でシリアスみたいな思考できるんだコイツ??

 

すると、声が聞こえてきた。

 

 

「ねーねーアルちゃ〜ん?依頼でもないのに、なーんで"あんな奴"を探すの〜?」

 

「………決まっているでしょう?"アレ"を野放しにしていては、キヴォトスが崩壊するからよ。それとムツキ?これもまた依頼なの。連邦生徒会直々のね。」

 

「そうなの〜?それなら仕方ないね〜……それで?この近くにアイツがいるの〜?」

 

「………そのはず。ヴェリタスが位置情報を共有してくれてるから。」

 

「………許さない許さない。アル様を傷つける奴は、アル様の敵は、絶対に許さない。」

 

 

 

──( こ、こぇぇぇぇぇーーー!!!何、なんなの今の会話!?というか、"連邦生徒会からの依頼!?………タイミングが良すぎるな。これあれだ。惚れ薬の副作用だコレ。さしずめ、好感度逆転か、嫌われ薬。…………惚れ薬だからと言ってそれはどうなん???というか、位置情報送られてるってことは………)

 

 

瞬間、ユウキが隠れていた家が爆破された。ユウキは爆破する前に逃げ出し、難を逃れる。

 

 

──………(よーし、これは一週間逃げるしかないぞ〜???うん。ガチの逃げを見せるしかないな!!)

 

 

ユウキは、アリウスの廃墟に逃げ込んだ。なお、見つかれば割と"死ぬ"ので見つからないように逃げた。

 

 

『"透明化、あって良かったですね。"』

 

──(ほんそれ音は消せないけど、空を飛べばいいからヨシ!)

 

 

サラッと新機能使ってんじゃねぇぞコノヤロウ。

なんということでしょう。ドギラゴン閃に透明化の機能が搭載されたようです。(フル装備時)

時間制限付きではあるが、有用すぎで草なんよ。

 

 

──(フッフッフッ………アリウスの廃墟に来たのには理由がある!ここからならば、俺は必ず一週間逃げ切れるからだ!!)

 

 

そう思いながら、かつて住んでいた家に帰ってきた。もはや、廃墟とかして居るのでクソ汚いが、全然マシである。

 

そして、この家の最大の利点は──

 

 

──(誰も、知らないんだよなぁ!!!ドギラゴン閃は、アリウススクワットの5人が知っている方の家に置いておいた。電子機器もそっちに置いてきた。正直、電子機器はともかく、ドギラゴン閃の耐久力は凄いので爆破されても問題は無いと思われるぜ!)

 

 

こうして、待つこと………2日、3日………5日………一週間。

 

 

 

──………俺の勝ちだ!!ハーハッハッハッハー!!!

 

 

ユウキは、逃げ切ることに成功した。正しく、完全勝利である。

 

 

 

 

 

なぜユウキが逃げ切ることに成功したのか。それは単純な事である。

 

ユウキの予想が的中したのだ。

 

アル達の話し声から、ヴェリタスがドギラゴン閃を探知して、居場所を特定しているという可能性が出てきたユウキは、わざと知っている家に電子機器を含めて置いたことで、ユウキを狙っていた生徒を誘き出すことに成功したのだ。

 

ユウキは、わざと色々罠を仕掛けて居たので、誘き出された生徒たちはその罠に引っかかり、

 

それに、アリウスでは元々電気が殆どないので、地味な薄暗さが警戒心を煽り、逆に足元の罠に引っかかって穴に落ちるなど……色々と運が良かったのもある。

 

そして、何より………アリウススクワットやユウキと関わりの深い生徒が協力しなかったのも、大きいのだ。

 

しかも、各学園の最強と謳われる生徒や、ユウキのことをよく知る元アリウス生徒たち、そして何より……

 

 

 

「────さぁ、"救護"の時です。あなた達の、その"異常"とも言える思い込みを、叩き治して差し上げます。」

 

「───了解です、団長。救護騎士団!参ります!」

 

「───全員、必ず治して見せますから!!」

 

 

完全にブチ切れた救護騎士団の3人によって、大体の生徒が粉砕されたのだ。強い(確信)

 

 

例え、彼女たちから逃げ切ろうとも、疲弊した状態でユウキが仕掛けた罠を突破する事はできず………結果として、ユウキは特に何もせずゆっくり過ごしただけであった。

 

 

なお、先生は山海経で保護されてゆっくりしたようです。サヤ?一週間の間、薬の研究を停められてました☆仕方ないね。

 

 

 

では、ダイジェストで罠に引っかかる生徒たちの様子をどうぞ。

 

 

「ん、ここにアイツがいる……!!います───っ!?」

 

落とし穴\やぁ!/

 

「………無念。」

 

 

 

「はぁ……はぁ………ヒナ委員長から逃げきれた…!!このまま──!!?」

 

突然向かってくる丸太\待たせたな!/

 

「いや、ちょ!?うわぁぁあ!?!?」

 

 

 

「や、やっと侵入できました……!!正義のために、早く……っ!?」

 

躱された落とし穴\やりますねぇ!/

 

「お、落とし穴─!?ここにも罠があ──ぶはぁ!?」

 

飛んできた丸太\甘いぜ!!/

 

「そ、んな──」

 

その近くにあった落とし穴\ホールインワン/

 

 

 

「い、色んな所に罠がいっぱいある……!?けど、この計算なら、次は横から──!!」

 

上から来る木刀\何勘違いしてんだ!!/

 

「う!上から!?」

 

上から来る木刀\第2だァ!!/

 

「また上から!?ということはまた上から来る!?」

 

真横から来た丸太\残念だったなァ!!/

 

「って横からぐほぁ!?」

 

「ユ、ユウカちゃん!?」

 

近づこうとしたノアの真横にあった落とし穴

\バカめ!!油断したものから死ぬのだ!!/

 

「きゃっ!?」

 

「───あれ?ユウカ先輩!?ノア先輩!?何して」

 

不意に歩いたが故に発動した辛子トラップ

\甘いなぁ……意識が……甘々さ……!/

 

「うあぁぁぁぁあ!!?辛いぃい!?なんでーーー!?」

 

その近くにあった落とし穴\やぁ!/

 

「ふごわぁ!?………なんで落とし穴がこんなにあるんですかァァァ!?」

 

「ん、多すぎ。」

 

「って!?既に掛かってる人が居る!?」

 

「お仲間。」

 

「嫌ですーー!!そんなお仲間なんていやでずーー!!」

 

 

 

「っ!?足に罠が!?」

 

クソ早い丸太\判断が遅い!!/

 

「うぐぅ!?───イチカ、後は──!!」

 

「ハスミ先輩!?」

 

嘲笑う辛子&わさびトラップ\オラァ!!/

 

「うわぁ!?辛!?鼻ツーンとしてきた!?ごほ!!ごほ!!」

 

「イチカ先輩!?ハスミ先輩!?」

 

やってきた閃光弾花火\真の罠は目と耳を殺す/

 

「きゃう!?きゅう………」

 

「目がぁ!!目がァァァ!!?」

 

 

 

うーんこれは酷い

 

 

 

 

 

そして、数日間の間キヴォトスの治安はかなり改善された。

主に、不良生徒も罠に飛び込んでくたばったからである。

 

そして、その間ユウキはと言うと………

 

 

──……先生。なんでオラは縛られてるんです??

 

"ユウキ。あの罠の数々は一体??"

 

──ベアトリーチェ用に仕掛けていた"殺意マシマシ悪意特盛の罠"の事ですか??

 

"名前からして悪意の方が酷くない??というか、アレで何人も倒れてるんだけど……一体どんな内容なの?"

 

──えーと……落とし穴、辛子トラップ、辛子&わさびトラップ、上から飛来する木刀、上から飛来する丸太、横から来る丸太、閃光弾花火、閃光弾ランチャー、後は……

 

"もういい!もういいよユウキ!!何そのトラップ!?怖いよ!?"

 

──まぁ、元々は野生動物を捕獲するためのですし……家の中には蜘蛛の巣トラップとか、色々ありますよ??

 

"………殺意高すぎない??"

 

──ベアトリーチェ用ですしお寿司。

 

"そっかァ………危険だから回収してね?"

 

──改良してきますね!!

 

"やめろォ!!(建前)やめろォ!!(本音)"

 

 

ユウキは命からがら生き延びたが、生徒たちはこの始末☆

おかしいなあ、こういうのはキャッキャウフフの展開しか起こらないのに…??




みんなも、面白そうなトラップを思いついたら書いてみよう!!面白いぞ!!

感想お待ちしております!
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