特に理由のない幸せが男子生徒を襲う   作:ガチャ石は貯めない

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お待たせしました。

今回のイベントのお話〜。多分、関わるとしてもこの程度かなって。ちょい改変あるけど、お許しを。




男子生徒とミレニアムEXPO

いつものシャーレにて、先生が何やら準備をしていた。

 

 

──先生、何してるんですか?

 

「これから、トリニティに用があってね。ナギサに呼び出されたんだ。」

 

──ほーほー………それじゃあ、オラはお留守番してっから何かあれば連絡してください。

 

「うん。もしもの時はよろしくね!」

 

 

こうして、先生はトリニティに向かっていった。ユウキはある程度少なくなった残りの仕事を片付けにかかるのであった。

 

 

 

 

 

翌日……ユウキはドギラゴン閃のメンテナンスをしてもらうべく、ミレニアムに向かっていた。ちなみに、忙しいのか連絡は取れなかったのでアポ無し訪問となる。

 

あと、昨日帰ってきた先生の顔に(事件に巻き込まれた)と書かれていたので、それの調査の為に向かう事にしたのだ。

 

 

──………あらぁ??なんかのイベント??

 

「あ、やっほー!ユウキー!」

 

「ユウキ……?ユウキ!?なんでここに…!?」

 

「ユウキ……?先生と来た訳ではなさそうだが……?」

 

──アスナにカリンに………セイア!?……あ、ミレニアムEXPOってやつか!

 

 

ユウキは思い出した、ミレニアムの一大イベントの一つである「ミレニアムEXPO」の事を。

先生が前日にトリニティへ向かった理由と、セイアがここに居るという事実によって、ユウキは納得した。

 

 

──(…………ははーん?先生はナギサからセイアのことを頼まれたんだなぁ??……まぁ、よく見ればトリニティの生徒も多くいるし、ミレニアムだからなぁ………お嬢様の方々にとっては刺激が強いだろうし、引率をしてんだろうな。)なるほどなぁ……うん、納得。

 

「「「?」」」

 

 

ここに至るまでにかかった時間は約0.5秒!

 

 

「………とりあえず、ユウキはなんでここに?」

 

──いや〜、そろそろオラの武器の点検をしてもらおうと思ってよ〜……でも、忙しそうだしまた今度にしとこうかな。

 

「ん〜?大丈夫だと思うよ〜?それよりそれより!展示物を見て行ってよ!すっごく面白いと思うよ!」

 

「………私の勘ではあるが、展示物を見に行ったあとぐらいにエンジニア部に行けば、いい時間になると思う。」

 

「…………ユウキ、私としてはユウキには今日だけでミレニアム(ここ)にいて欲しい。ユウキがいれば、何かあっても心強いから。」

 

──………それじゃあ、見ていこうかな。

 

 

 

こうして、ユウキは改めてミレニアムを回ることにした。

 

 

 

 

 

 

ユウキはまず、色んな所を歩き回った。展示物がどこにあるかは検討が着いているが、それはそれとしてミレニアムを回りたいという欲が勝ったのだ。

 

男の子は近未来のアレコレが好きなものである。少なくてもユウキと作者はそうです。(隙自語)

 

そして、ゲーム開発部の部室の前を通りかかった。

 

ユウキは何気なく部室を開けると、そこにアリスが居た。ユズはおそらくロッカーの中だろう。

 

 

──よっ!

 

「あ!村人が………パンパカパーン!勇者は英雄とエンカウントしました!」

 

──英雄?

 

「はい!ユウキは先生と一緒にキヴォトスを何度も救っていますから!」

 

──オラ一人が頑張ってる訳でもないし、そもそもおめぇも頑張ってたじゃねぇか。

 

「ですが、ユウキが村人なのは違うと思います!」

 

──………せめて、"剣士"とか"武道家"にしてくれねぇか?

 

「嫌です!ユウキは"英雄"の称号が似合っています!それが嫌なら"守護者"です!」

 

──譲らないねぇwww

 

 

そうアリスと話していると、ロッカーが開き、ユズが顔を出してきた。

 

 

「あ、あの………お久しぶりです……。」

 

──よぉユズ!確かに久しぶりだなぁ!

 

「ユズがロッカーから出てきました!」

 

「えへへ………ユウキさん……!私たち、頑張って新しいゲームを作ったんです……!なので、ぜひ遊んで見てください……!」

 

──おう!……まぁ、暫くはゆっくりミレニアムを回るから、遊ぶのはその後だな。

 

「………ならば、英雄よ!勇者であるアリスがあなたに勝負を仕掛けます!ユズは審判してください!」

 

「う、うん………!」

 

 

そう言いながら、取り出したのは遊戯王のデッキ。

 

ユウキはそれを見た瞬間、腰につけていたデッキケースから遊戯王のデッキを取り出す。

 

 

──いいだろう、時間つぶしには持ってこいだ!!行くぞアリス!!

 

「はい!!今日こそユウキを越えてみせます!!」

 

 

「決闘、開始………!!」

 

「「デュエル!!」」

 

 

その後、セイアがこのゲーム開発部に来る10分前まで遊び倒した。

 

 

 

 

 

 

その後、フラフラブラブラ歩きながら展示会場についたユウキは、ゲーム開発部の展示ブースの前で生徒たちが暴れているのを見つけた。

 

途中、なんかヘルメット団が色々仕掛けようとしていたので全員を殴り倒した。(またの名を闇討ちという)

 

 

──ゲームを遊びに来たら、なんかめちゃくちゃ暴れている奴らがいる件。とりあえず叩いて止めるか。

 

「「おおおお!!!」」

 

──うるさい。

 

バシィ!!

 

「「アヒイン……」」

 

 

「壊す!!全てを壊してやるぅ!!」

「破壊、破壊だァ……!!」

 

──お黙り。

 

バシィ!!

 

「「アフン……」」

 

 

「ははははは!!!何もかも壊してやるぅ!!」

「許さん……許さんぞぉぉぉ!!」

 

──お↓ね↑む↓りー

 

バシィ!!

 

「「ヒィン……」」

 

 

すると、そこに(他の生徒を止めていた)セイアがやって来た。

 

 

「やぁ、ユウキ。協力感謝するよ。」

 

──いや、ゲーム開発部のゲームを遊びに来たのになんか、凄いことになってたから……

 

「………そうか。私は、これから他のところを回るよ。」

 

──そっか。………ああ、そういや……なんか変なことをしてるヘルメット団がいたからとりあえずぶん殴っておいたぞ。と言っても、リーダー格のやつは居なかったけどな。

 

──一応、報告しておくぜ。

 

「……ああ。ありがとう。」

 

 

セイアは、少し引き気味になりながらどこかへ歩いていった。

 

ユウキは、ゲーム開発部のゲームを体験すべく、待機列に並んだ。

 

 

その後、ゲームを遊んだ。特に体調の変化などはなかった。

ただ、少しイライラした気もしたが、ユウキにとって怒りの感情は殺せるので関係なかった。

それより、ゲームの楽しさの方が上回ったので気にしなかった。

 

 

──楽しかった〜……面白かったぞ〜ゲーム開発部!

 

「良かった〜……にしても、なんで私たちのゲームを遊んだ人達が暴れたんだろう?」

 

──………それは分かんねぇ。けど、用心しておけよ。オラも今日一日ぐらいならミレニアムに居るだろうけど、いつでも助けに入れる訳じゃいからな。

 

「うん……!遅れたけど、ユウキも助けてくれてありがとう!」

 

「助けてくれてありがとうございます!」

 

──おう!またな〜!

 

 

ユウキも展示会場を後にした。目指すはエンジニア部である。

 

 

移動している間、ユウキはモモイとミドリの目を思い出していた。

 

 

──………目尻が赤かった…………チッ。

 

 

怒りを抑えつつ、ユウキはエンジニア部に向けて歩くのであった。

 

 

 

 

 

 

どうやら、"裏で何かが起こっているようだ"とユウキは感じた。怪しい動きをしている生徒を複数人確認できたからである。

 

だが、C&Cのリーダーである「美甘ネル」を見かけなかった。こういうのはだいたいC&Cが担当して即粉砕しているイメージがある。

 

だが、ネルは後輩育成を"割とマジめ"にやっているので、あえて無視しているのかもしれない。もしくは、既に依頼されて行動しているのだろうか?………気になったので探ってみた。

 

すぐにその気配は見つけ出した。どうやら単独で色々しているようだ。

 

よって、ユウキが下した判断は……

 

 

──(様子見……という名の何もしない!こういう時は何もしない方が良さげなのは目に見えてる。もし巻き込まれたらその時の判断しよう!)

 

 

これが、ユウキがエンジニア部の部室に行くまでに下した判断であった。

 

 

 

だが、その判断はすぐに消し飛ぶことになった。

 

ユウキがエンジニア部の部室に向かう途中に、謎のヘルメット集団が現れたのだ。エンジニア部がいるであろう建物の周りを囲むように居た。しかも、中から銃声音が聞こえて来たのだ。

 

見たところ、もうすぐ突撃しようとしている様子であった。

 

そして、それを見たユウキは察した。

 

 

──(このイベントを、壊そうとしている存在がいる。このヘルメット団員たちは依頼されてここに居る………だが!!)

 

 

ユウキは先程のモモイとミドリの顔を、目を思い出した。あの二人が泣いていた。小さき未来の卵が泣いていた。

 

 

 

──許さん…絶対に許さんぞ虫けら共!!じわりじわりとなぶり殺しにしてくれる!!覚悟しろ!!!

 

 

 

ユウキは切れた。

 

モモイとミドリを泣かせた+ミレニアムのイベントを壊そうとしている+さっさとエンジニア部に行きたいのに色々と騒動が起きている。

 

= ス ト レ ス

 

この方程式により、ユウキはとうとう切れたのだ。そもそもユウキからしたら、巻き込まれもいい所であり、イベントは楽しくないといる気が起きないものと思っている。

 

なんなら、初日から妨害されてイベントが無くなるような自体になれば、ユウキからしても"くだらない"の一言では片付けられないほどの喪失感がある。

 

 

なぜなら!!

 

 

 

明楽ユウキはミレニアムに定期的に通っているからだ!!

 

 

 

少なくとも、どれほど研究に没頭しながら色々やっているかなんて傍から見てもわかるぐらいの熱量なのだ。そらユウキも悲しむ。定期的にみるその姿には経緯を評するものだとも思うほどであるからだ。

 

 

故に、ユウキが切れる材料は揃っていた。もはや、ブチ切れユウキは止まらない。

 

 

──………。

 

 

ユウキは無言で"バスターエッジ"を取り出す。そして、その形を鎌へと変える。

 

その鎌に神秘を込めまくり、最後尾ら辺のヘルメット団員の元まで一瞬で移動する。

 

そのまま、鎌を最後尾ヘルメット団員に添えて、神秘のバリアを貼って全速力で駆け抜ける!!

 

 

「「「!!!???!?」」」

 

──おおおおおお!!!!!

 

 

ユウキは建物を1周するように回り、そこにいたヘルメット団員全員を、まるで魚を網で捕まえるように集めていき、鎌を特大化させて開けたところに放り投げた。

 

 

──ふん!!!!

 

『うわぁぁ!?アダァ!?』

 

 

ヘルメット団員達を雑に放り投げて、神秘を鎌にさらに流し込む。もはや、ブチ切れ過ぎて殺意がマシマシになっていた。

 

どれぐらいかと言うと、潜在能力をフル解放した上で10倍界王拳を使用している。殺意しかないね!

 

(余談だが、ユウキが本当に切れた場合は"灰が残らないほどのクソデカ範囲攻撃で一瞬で沈めます。その時の目にハイライトはないし、なんなら視認することなく叩き伏せられるので注意しよう!)

 

投げ飛ばされたヘルメット団員の一人が、何とか受身をとってユウキの方に目線を向ける。そして"恐怖"した。

 

 

 

 

 

 

「──────」

 

 

息ができなかった。

 

何もされていないのに、ただ投げ飛ばされただけなのに────目の前のバケモノが放つ殺気だけで、理解させられた(・・・・・)

 

"もはや逃げ道はない"

 

 

すなわち────自分の敗北が確定した瞬間なのだろう。自分は今更遅すぎる後悔をする。

 

(あぁ………お金に目がくらんで受けるんじゃなかった………)

 

 

──この怒りがどれ程のものなのか……その身に刻み込め!!!

 

 

そうしてユウキの持つ鎌から放たれるエネルギー波を見て、ヘルメット団員の1人は諦めた。だが、運が回ったのかそのエネルギー波は自分たちの上を通り過ぎていく。

 

その光景に、ヘルメット団員の1人はほんの少しの期待を持つことが出来たが、その希望もすぐに絶望になるだろう。

 

何せ、通り過ぎて行ったはずのエネルギー波は、彼女たちの頭上にとどまって居たからだ。

 

 

「─────!!!」

 

 

少女たちは逃げ出した。止まっているエネルギー波がいつ爆発するかなんて分からないからだ。

 

けれど、その予想は間違いである。次の瞬間、逃げるヘルメット団の周りにエネルギー波が分裂して飛び散り、逃げ道を塞ぐようにしてエネルギー波が空気を裂き、禍々しいゲートのようなものが出現した。

 

その光景に、たまらず足を止めてしまうヘルメット団員達。

 

 

 

─────もし、気にせず走り去っていたのなら、まだ助かったかもしれないのに。

 

 

 

そのゲートのようなものから煙が溢れだし、人の形に変化していく。その姿は── 明楽ユウキによく似ていた。

 

 

『──!?!?』

 

「なっ!?なんだあれ!?」

 

「さっきの……攻撃してきたやつと同じ顔!?」

 

「に、逃げよう!?ここにいたら──!!」

 

「っ……くっそぉぉぉお!!!」

 

 

ヘルメット団員たちは己が持つ銃を手にして発砲。ここを乗り切ろうとした。だが、ゲートから出てきた明楽ユウキには、"弾丸が効かなかった"。

 

より正確に言うなら……命中しても、まるで"煙のように消えて"はまた元に戻るのだ。

 

 

「──なっ!?銃が効かない!?」

 

「そ、そんな……これじゃあ逃げられない……」

 

 

そして、増えた明楽ユウキたちは、一斉に鎌を構えては、振り抜いた。

 

その鎌からは、特大の神秘を内包したエネルギー波が飛んでくる。

 

 

 

──裁きを、受けるがいい。

 

 

 

四方から放たれたエネルギー波からは、逃げられない。取られたヘルメット団員たちは一人残らずエネルギー波に飲み込まれ、爆散した。

 

 

 

 

 

 

その後、騒ぎを聞き付けたセミナーの2人がユウキを止めることで何とか場は落ち着いた。

 

セミナーのふたりが来るまで、ユウキの怒りが収まることはなく、エンジニア部が対応していたアバンギャルド君を瞬殺し、残るヘルメット団員達をなぎ倒して行った。

 

ある程度は片付いてたので、そこまでミレニアムに被害は出ていない。しかし、さすがにブチ切れたユウキを前に、セミナーの2人は落ち着かせることしか出来なかった。

 

 

──…………(未だにキレてる)

 

「…………大丈夫よ。この程度、ミレニアムなら日常茶判事なんだし。」

 

「ゲヘナほどではありませんが………」

 

「まぁまぁ、暫くはゆっくりしましょ〜?にはは!」

 

──…………(むす〜って顔をしている)

 

「………なかなか収まらないのね……」

 

「私たちミレニアムの生徒にとっては、ありがたい事ではありますが……力の振るい具合がいつもより5割増ですから……」

 

 

現在ミレニアム、セミナーの部室にて

 

ユウキはコユキを膝に乗せて大人しくしていた。潜在能力は解放したまま界王拳だけ解除している状態ではあるものの、未だに怒りは収まっていない様子である。

 

しかし、好き勝手に暴れる気はないので大人しくしていた。ついでにコユキをわしゃわしゃ撫でていた。

 

 

「にはは〜」

 

──…………(少し落ち着いてきた)

 

 

「コユキ、ナイスよ。」

 

「落ち着いてきたようですね………先生からも、騒動は終わったとの連絡が来ました。」

 

「そう………なら、C&Cとかに聞いておかないとね。今回の事の顛末を。」

 

「はい♪とりあえず、ユウキさんはコユキちゃんの相手をお願いしますね。」

 

──………

 

 

ユウキは静かに頷いた後、コユキを抱えて反省室に入って行った。コユキ?逃げることができないと悟って無抵抗で連れてかれた。あと昼寝したかったのもある。

 

 

 

その後、色々あったがミレニアムEXPOは無事成功した。ユウキはエンジニア部にドギラゴン閃のメンテナンスを頼む用事も済ませたので、ミレニアムEXPOを楽しんだのであった。




最近は時間が本当にないぜ……ないない言い続けているかもしれんけど、かなりないぜ!!


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