俺が上を目指しているのはきっと《貴方》に認めてもらいたいからなのだろう
スカイファイアーが氷の星で消息を絶ったあと
クリスタルシティの【科学者】の 俺から デストロン軍団の【航空参謀】になったのはきっと貴方と出会ったからだろう
科学者であったときならばそこに入るのは同僚でも愚かな上司でもスカイファイアーでも誰でもよかったのであろう
もしスカイファイアーがいたのならばなにか変わっていたかもしれないがきっと微々たるものだろう
スカイファイアーは確かに科学者であった時の俺にとってとても影響があったやつだったがあいつが居ない数百万年の間に貴方に出会ってしまった
俺は起動してからずっとずっと誰かに認めてもらいたかった
ジェットロンの中でも最速を誇る機体に生まれても足りなかった、
科学者として優秀な成績を残しても足りなかった、
デストロンのNo.2になっても足りなかった、
きっとこの足りなかったモノは貴方に認めてもらうことなのだろう
貴方に認めてもらうためにありとあらゆる手を尽くそう
貴方は俺にとってとても大きな壁で超えるべき壁
貴方を超えるためにありとあらゆる手を尽くそう
貴方を超えたらきっと認めてくださると信じて
貴方はきっと俺を呆れた目で見るのだろう
貴方は俺がどんなに貴方のことを思っているのかきっと知らないでしょう
貴方の背中について行く度貴方への思いはどんどん大きく成長していく
貴方への思いが成長する度 貴方への思いを自覚する度
貴方にこの心が、この考えが知られることは俺の心が許さない
俺にはレーザーウェーブのように慕うことはできない
サウンドウェーブのように態度で示すこともできない
その他のヤツらのように貴方を純粋に盲目的に信じることもできない
この心を言葉にすることもできない
言葉にしてしまったらきっと今の俺が壊れてしまう
そう感じてしまう
だから俺は裏切り者であり続けよう
だから俺は愚か者であり続けよう
貴方にとって裏切り者で人望もなく肝心なところで余計なことをする愚か者で小心者であり続けよう
いつか貴方に破壊される時が来ても
それでも構わない
貴方がこの事実を知る日が永遠に来ないように
この心をブレインサーキットの奥底に眠らせ続けよう
たとえ俺が誇る翼が折れようとも
このオプティックが砕けようとも
貴方にこの機体を破壊されようとも
俺は何度でも立ち上がろう何度でも貴方に反逆しよう
これが俺なりの忠義になると信じて
コレが俺なりの忠誠心であると心に刻みつけて