あーしのドスケベヒーローアカデミア(ド健全)   作:輝く羊モドキ

1 / 3
エロいのしか書けないと知人に思われてるので初投稿です。


あーしのドスケベヒーローアカデミア(ド健全)

 ここは雄英高校。グラウンドーβ。

 1年A組の初めてのヒーロー基礎学が始まる所だ。

 

「さあ始めようか有精卵共!戦闘訓練のお時間だ!!」

 

 大きな声を上げるのはトップヒーロー、『オールマイト』。

 だがしかし。この場においてはそんな彼に注目している者は誰も居なかった。

 彼はヒーローとして長年の間第一線で活躍してきたが、教師としてはペーペーも良いところだ。成程確かに彼にはまだ教師としての威厳を発揮するのは難しいだろう。

 しかし彼を責めてはいけない。なぜなら、例えこの場に居る教師がオールマイトではなかったとしてもきっと教師の声に耳を傾けられるだけの余裕を持っている生徒など居ないのだから。

 

 ()()はまさに、歩く兵器と言っても過言ではなかった。

 ()()が一歩歩く毎に、近くに居る者の視線を強引に引き寄せ、

 ()()の何気ない動作一つが、見た者全てを釘付けにし、

 ()()の発する音しか聞こえなくなってしまうほどに集中してしまう。

 

 ()()は、まさに対人兵器。あらゆる人間を封殺してしまう圧倒的な力を持っていた。

 

 

 

 どたぷん♥

 

 

 むちっ♥

 

 

 ぷりん♥

 

 

 

 その『女』が一歩歩く度に、聞こえるはずもない【擬音】が辺りに広がる。

 身長3メートル超。胸囲は2メートル弱。すらりと伸びた四肢に()ッとい脚。

 頭からは2本の赤い角が伸び、双子どころか三つ子・四つ子すら元気に産めそうなデカケツから伸びる長い尻尾はフリンフリンと妖しげに揺れている。

 さながら成人向け漫画からそのまま飛び出してきたかのような『女』は艶めかしく舌を這わせる。その動作だけで男子生徒のほぼ全員が蹲ってしまった。

 法律ギリギリどころかブッチぎってアウトなようにも思える服装は、『被服控除制度』によって作られた()()()()な物ではあるのだが、如何せん着る側が規格外過ぎた。

 

 現代に生まれ落ちた淫魔の女王『搾吸魔(さくま) 魅々(みみ)』が今、降り立った。

 

あーしが来た(アイムカミ~ング)♥」

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 『搾吸魔 魅々』個性:サキュバスクイーン

 スケベパワーを力に変えて色々出来るぞ!

 

「お、お、オイラは峰田実……個性は、頭のコレが超くっつく……」

 

「ん~♥そんなにあーしのおっぱい(こ♥こ♥)気になる?」

 

 そう言って鋼鉄すら切り裂けそうな長く鋭い爪で自身の衣服をずらす搾吸魔。ただそれだけで峰田は鼻から噴き出る致死量ギリギリの血を抑えることが出来なかった。

 

「んっふっふ~♥すぅっごい濃い精気……滾っちゃうね♥」

 

 峰田は今まで生きてきた中でトップに入る美女がにぃんまりと粘り気を持った笑みで自身を見ている事に途轍もない快楽と同じだけの恐怖が襲ってきている事に気が付いていた。

 峰田はその目を知っている。今まで決して見た事は無くても、本能で知っている。

 

 搾吸魔が峰田を見下ろす目。圧倒的な捕食者の目。決して覆せない、絶対的な強者の眼。

 

「あ、あぁ……ぅ」

 

「あーしはねぇ、オスのスケベな妄想とか、エロさとかを()()()強くなるんだよねぇ♥ね~え峰田くぅ~ん♥」

 

 3メートルを超える巨女が脚を曲げてなお見下ろし、身長108センチメートルの小さな男に目を合わせる。

 決して目を逸らさせないように、その長い手の爪を全て使って。峰田実の両頬に添わせるように。

 そして囁く。小さな、小さな。悪魔の囁きを。

 

 

 

「昨日あーしで何回ヌいた?♥」

 

 

 

「あ”っ……ぎぅ……ッ!?」

 

 蕩けるような声が直接脳を撫で、僅かに吐かれた甘い息が体内を犯す。

 峰田実はただそれだけの()()で【爆発】してしまった。

 しかしそんな【粗相】を気にも留めず、搾吸魔は背中から生えた翼を変形させて抱きしめるように、あるいは包み込むように。

 峰田を自身に抱き寄せた。

 

「あ”っ!?」

 

「んぉっ……ほっ♥す、ごっ……♥やっばいスケベパワー♥」

 

 自身の巨大な胸の中に頭を挟んで仕舞うように、ヒーロースーツの中へと峰田実を押し込んだ所で部屋全体が一気に凍り付いた。

 否、部屋だけではない。凍り付いたのはビル全体だった。

 

 ビル全てを凍らせて、内部を悠々と歩いてくるのは轟焦凍。その少し後ろを歩く障子目蔵。

 

「……轟。どうやら二人とも無事みたいだ」

 

「……そうか」

 

 元より相手は只者ではない存在であることを察知していた轟は、障子の言葉でより一層警戒度を上げた。

 凍り付いた階段をコツコツと慎重に上がっていき、最上階へと進んだ先には……巨女が一人立っていた。

 

「お前一人か?」

 

「あーしの名前は『搾吸魔 魅々』ミミちゃんって呼んで♥」

 

「気をつけろ轟、服の内側にもう一人隠れているぞ」

 

「服の内側?」

 

 見れば、どうにも確かに不自然な膨らみが胸から腹にかけてモゾモゾと蠢いているのが確認出来た。

 どういった作戦かは理解出来ないが、先手必勝。轟は手から氷を伸ばし、搾吸魔を氷漬けにしようとする。

 

「ん~♥貴方達はちょっと()()()で食指伸びないなぁ~♥」

 

 パキパキと音を立てて搾吸魔の足から氷が伸び、その全身を氷に埋めていった。

 

「……あっけないな」

 

「あらら、独りよがりは駄目だよね~♥」

 

 搾吸魔の手から伸びる爪がサクッと音を立てて、自身を拘束する氷を切り裂く。

 

「氷を切り裂いた!?」

 

「増強型の複合個性か」

 

「そうとも言えるよね~♥でもコレはほんの一部♥あーしの本気魅せちゃうよん♥」

 

 そう言ってにぃんまりと嗤う搾吸魔は、デカケツから伸びる尻尾を口に添わせ、尻尾の先を轟と障子の二人に向ける。

 

「んふっ♥ちゅっ♥じゅるっ♥んれぇ~♥」

 

 尻尾を舐り、その先端からドロッとした液体が垂れ流れる。

 

「なっ!?」

 

「……?」

 

『ちょ!?搾吸魔少女!?』

 

 突如始まったドセンシティブ映像。

 明らかに成人指定な光景をカメラ越しに見ていたオールマイトはギョッと固まり、生徒達は顔を真っ赤に染め、更に男子生徒達は思わず蹲ってしまった。

 

「んちゅッ♥ふっ♥あんッ♥でりゅッ♥でりゅでりゅっ♥どっぴゅんビームでりゅぅッ♥」

 

 遂には両手を使って太い尻尾をずっちゅずっちゅ♥と音を立てながら扱き、その顔を恍惚に染めながら長い舌にたっぷりと涎を溜めては零していた。

 そして尻尾の先がフルフルと震え、そこから異様な()()が出てこようとしたのに轟は気が付き、咄嗟に床へ転がるように避けた。

 

 びゅぶるるるっ!!!

 

 尻尾の先から粘体のようなものが超高速で射出され、唐突なセンシティブに思考停止してしまった障子を巻き込みビルの壁に大穴を開けていった。

 そして床へ転がるように避けた()()()だった轟は、自身の脚にトリモチのような物がへばりついているのに気が付いた。

 

「くっ!?」

 

「はーいトドメ(フィニッシュヒム)♥『エロビーム』♥」

 

 搾吸魔の頭に生えた両角の間に光エネルギーが溜まり、倒れている轟へ一直線に飛んで行った。

 

 エロッ!!*1

 

「があっ!!?」

 

 エロビームが直撃した轟はヒーローコスチュームが大破。鍛えられた肉体美を衆目に晒しながら気を失った。

 

「やだ……スケベな筋肉♥お腹すいちゃうじゃん♥」

 

「ケテ……タスケテ……」

 

「あ、ごめんね峰田くん♥」

 

 モゾモゾと服の中から峰田を取り出す搾吸魔。引っ張り出された峰田は、全身がミイラのように干からびていた。

 

『ヴィランチームWIN!!!さあ講評を始めるぞ!……ところで。障子少年と峰田少年は無事、なのかい?』

 

「嫌だなオールマイトおじ様♥ちゃぁんと生きてますよぉ♥(多分)」

 

*1
ビームの効果音




つづかない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。