現代ごちゃまぜファンタジー掲示板 作:よくメガネを無くす海月のーれん
ディスコード形式めちゃくちゃ大変だった。
≡# 雑談
ゴスロリックの騎士 昨日23:23
赤ちゃんは熱燗を牡蠣とポン酢でクイッといかねぇだろ
アンバー 昨日23:26
赤ちゃんだって熱燗で全てを忘れたい事くらいあるだろうがっ!!
若旦那 昨日23:29
その赤ちゃんやさぐれてそう
神祖 昨日23:30
人生2周目かな?
アンバー 昨日23:31
生まれた時からストレス掛かってっから、ギャン泣きするんだろ。なら生まれた瞬間「熱燗キメてぇ…」くらい言っていいだろ
ゴスロリックの騎士 昨日23:33
赤子ってぇ…生まれた時は喋らんのですよ
アンバー 昨日23:36
念話
若旦那 昨日23:39
生まれた瞬間念話で「熱燗キメてぇ」は最悪の部類でしょ
アンバー 昨日23:42
良いだろ。赤ちゃんなんだから
神祖 昨日23:47
赤ちゃんを万能カードにするな〜
アンバー 昨日23:53
ともかく早く熱燗キメてぇよ〜牡蠣をポン酢でクイッといきてぇよ〜
ゴスロリックの騎士 昨日23:54
これがアイドルの姿か…?
アンバー 昨日23:57
アイドル差別ですか?やめてくださいメンヘラゴスロリロリロリロリロリ騎士
ゴスロリックの騎士 昨日23:58
お前がゴリゴリ言ってんじゃねぇか!ロリ増やすな!別の意味合いに変わんだろうが!俺のはゴスロリ!ゴシックのロリータ!
若旦那 今日00:00
まぁ明日の朝入り頑張ってね
アンバー 今日00:02
ロリータならロリじゃんねっていうツッコミはさておき…うーい。そっちも試験頑張れ〜い
若旦那 今日00:04
はーい、おやすみ〜
ゴスロリックの騎士 今日00:05
クソ…余計に疲れた。おやすみ。若旦那は試験頑張れよ
神祖 今日00:10
また遊びに行くから〜明日ってか今日頑張ってね〜
若旦那 今日20:14
試験諸々終わってようやく家~
ゴスロリックの騎士 今日20:16
マ?遅くね?実技ってそんな掛かるか?
若旦那 今日20:17
いや~ちょっと色々あってね。身体を貸してた
ゴスロリックの騎士 今日20:17
身体を貸してた!?
神祖 今日20:18
なんか知らない間にすごいことなってない?
アンバー 今日20:18
なになに?若旦那誰かに股開いたん?
若旦那 今日20:19
違うよ!?
ゴスロリックの騎士 今日20:19
そんなこと許すはずないだろ!!
神祖 今日20:20
ゴスロリ騎士は黙って遠吠えでもしてろ
ゴスロリックの騎士 今日20:21
黙んの!?吠えんの!?どっち!?
アンバー 今日20:22
負け犬の遠吠え
ゴスロリックの騎士 今日20:23
今日半月だから吠えねぇし負けてもねぇ
あと犬じゃねぇ!
アンバー 今日20:24
はいはい、ワンちゃん吠えるのお上手でちゅね〜躾がなってねぇ駄犬が
ゴスロリックの騎士 今日20:26
語録ヤメロぉ!未成年も居るんだぞ!
若旦那 今日20:27
可愛いね♡黙って聞いてろダメ犬め
ゴスロリックの騎士 今日20:29
なんで知ってんだよ!教えはどうなってんだ!教えは!
若旦那 今日20:30
教えは浜で捨てました…!
神祖 今日20:31
所詮情操教育はインターネットの敗北者じゃけぇ…!
若旦那 今日20:32
敗北者…?
ゴスロリックの騎士 今日20:32
敗北者…?
アンバー 今日20:33
なんで今唐突に負け犬であるゴスロリ騎士の話を…?
ゴスロリックの騎士 今日20:34
なんで俺ェ!?敗北者から負け犬連想して俺に着地させんじゃねぇ!
俺は!!負け犬じゃねぇ!!!
若旦那 今日20:35
ドンッ!
アンバー 今日20:36
負け犬はいいんだ負け犬は。でさ、どういうことよ?
神祖 今日20:37
詳細求むって感じだね
ゴスロリックの騎士 今日20:38
放って置かれるのは癪だが…説明してくれ
若旦那 今日20:39
しょうがない。今日の出来事を話そう。あれは今から36万…いや今日のことだったか…君たちにとっては今朝の出来事だ
神祖 今日20:40
語録で殴るな。はよせい
アンバー 今日20:42
インモラルな話しろ〜
ゴスロリックの騎士 今日20:42
話させねぇからな!?
アンバー 今日20:43
メンヘラゴスロリ騎士うざいぞ
ゴスロリックの騎士 今日20:45
うざくないだろ!心配なだけで…
…ホントにうざくないよね?若旦那俺うざくないよな?
神祖 今日20:46
あ、メンヘラ入った
若旦那 今日20:46
ゴスロリ騎士はうざくないうざくない。
じゃあ話すよ?あれは今日の朝のことだった…
アンバー 今日20:47
あ、コイツチャットツールで回想入りやがった
―――――
「ねぇさーん!起きて~!さすがにアルコール入ってる状態で面談はまずいってぇ!」
「おぉ~ん?いいひゃろ~…アタシは酒入ってたほうら上手くいくんだよ~」
「活舌終わってるってぇ!」
朝、通学路、一人の酔っぱらった女とそれを介護する男子高校生。初っ端絵面が終わってる…!
「いつものかけるよ!?いいよね!?いいでしょ!?」
「えぇ~…いらんいらん…酔い冷めるってぇ…」
「いくよ!?『…理性よ戻ってこい!【アルコールを飛ばす魔法】』」
どんな悪酔いも一発でアルコールを吹き飛ばし、完全分解して平時に戻してしまう酔っ払い殺しの異名を持つ魔法を使うと、サキュバス姉さんもといベラ姉はすっと顔から赤みが抜ける。
「んだぁ…面倒くせぇ…せっかく眠る前の一発キメ込んでたのに起こして外引っ張り出しやがって…さみぃじゃねぇか」
「そりゃあ姉さん今日三者面談の日なんだから当たり前でしょ。起きてないと…俺等の生活リズムは申し訳ないけど真逆の昼だからね?」
「っだぁーわぁってるって。とりあえずお前は黙っとけ。アタシがなんとかする」
さっきの酔っぱらいとはまるで別人のようにシュッとし始めるベラ姉に安堵と最初からそうしてくれよぉという気持ちになるがいつものことだ。致し方ない。
そうこうしながら、掲示板を開き、現在の状況を報告する。通学中…手は空いているからっと。
やはり転生者というものはこう…個性が強くなければ死んでしまうのではないかとさえ思ってしまう程濃い人バッカだ。何万回世界救ってきた人がいるとは…世界広いなぁ。
そんな人達に助けを求めると秒で帰ってくるのだから暇人なんだろうかと思う。後に世界間で時空が歪んでいるから時間がズレていようと即レスができるようになっているらしい。超技術すぎないか?
てかダンジョンで繋がってるならなんで時間のずれが発生しないんだ?そう問えばダンジョン探索中に時間が歪んで修正されるらしい。こわ…
「ぼ、膀胱を締める…」
魔力漏れが魔法暴走の原因らしく、膀胱を締める感覚でやればその魔力漏れが漏れなくなるらしい。いやまぁさっきまでのオ〇禁よりはマシなんだけど…なんかこう…もっとなんかないの?あ、ない…そう…
とりあえず言われた通り膀胱を締めてみる。ぎゅっと股間に力を入れて、内またになり、漏れそうなのを必死に我慢する感覚だ。ちなみに全然外なので歩きにくいし恥ずかしいが…
「んお?おー…どしたん?」
「あぁいや…魔力漏れってのを漏らさないようにしてみてる。なんか~…膀胱締める感覚と一緒らしいからさ。面談の後テストあるし、魔法が暴走でもしようものなら心配じゃん?」
「あぁ~あの召喚魔法の暴走は命の危機とかパニックでそうなったんだからしょうがねぇだろ。まぁいいんじゃね?ちゃんと締まってるしな」
「あ、ホントに締まってんの?」
どうやらホントに締まってるらしい…マジか…これで魔力漏れ防げるなら完全に尿じゃん…
「魔力漏れって割といつの間にか締めてたとかで、能動的に締めるって感覚はあんまないんだが…締め方とか誰に教わったん?」
「えーっと…親切な人かな」
「ほーん…」
若干怪しまれつつもなんとか魔力漏れを防ぐことができ、面談と試験を受けることになったが…
―――――
案内された個室…床に這いつくばる俺…懐からドスを取り出したベラ姉…叫びだす先生…
「さっせんしたァー!!!」
「やめてぇ~!!!先生死んじゃうから~!!!!ショックで死んじゃうから~!!!!ね!??!もう大丈夫だから!なんとかしてくれるって言ってもらったら、それ以上望むことはないから…!先生ちょっと報告して、どうしますか?って聞きに来ただけだから!一介の先生にはどうにもできなさそうでぶん投げるしかなかったの!顔上げて!土下座やめて!先生ハートがお豆腐なの!!生徒に土下座されたら…アッ…死にたい……」
「アタシが代わって指を…!」
「やめてぇ!先生を極道の道に引き込まないでぇ!先生やっと先生に成れた新任なの~!!やめて~先生一年目で指詰めはハードだよぉ~」
「親代わりたるアタシが始末を付けるのが当たり前でしょう…!」
「此処で先生に仁義を切らせないでぇ~!」
「先生…!どうか…!どうか…!許してください!馬鹿でも阿呆でも親なんです…!血を分けた…!親なんです…!」
「先生別にご両親にケジメつけることを伝えに来たわけじゃないからねぇ!?相談!相談だから!」
「ならば腹を…!」
「やめて~、先生お奉行さんじゃないからやめて~時代がどんどん逆行してる~原始人になっちゃう~キャパオーバーしてうほっちゃうよ~…」
「何事ですか!?」
「校長っ!!」
心底嬉しそうに声を上げ、校長を前面に押し出す先生
「一体誰が騒いで…あぁあなた方ですか…。その子があのバカップルの…」
「よ、よろしくお願いします…?」
「あんな…お父さんとお母さんみたいにならないようにね。くれぐれも…絶対に…!本当の本当に…よろしく頼むね?」
こんな念入りに頼まれることってある?
そんな念入りに釘差してきた校長先生はというと…
………
……
…
時間は飛んで実技試験後、校長先生とばったり会ったので熾転使さんと変わってもらい
「投稿まだ?(囁き)」
「んぐっ!?ぐんりゅぬふっ…ぐふっ…」
背後から囁いたら思いの外ダメージを受けて膝から崩れ落ちた校長が地面にへたり込む…此処までダメージ受ける?
(お前の先生達ってなんか面白くないといけないって誓約でもあるのか?)
わかんないけどあるかもしれない…これを見てるとそうとしか思えない。
降ろしてる熾転使さんのツッコミに何とも言えない表情で対応する。いやだって…ねぇ…?
(なぁ…?)
「すっげぇ面白い声出しましたね」
校長先生はぷるぷると震えながらも立ち上がって引き攣った顔で
「こ、校長先生に…い、いい、一体何ですか?はは、背後から囁くなんて悪戯し、しちゃだめですよ。それにそんなも、も、妄言…」
「ものすごい動揺」
ここまで言葉が震える事って人間あるんだな…
(追い詰められた人間の声してるな)
それはともかく本題を切り出す。実技が終わってちょくちょくスマホで調べて当たりをつけていた奴だ。
「先週に記録抜かれて世界記録2位らしいっすね」
「いやあれは確かにあの人とは世界記録を取り合っていましたし冬のRTA大会では私が勝ったので別に全然悔しくないんですけど。まぁあの手際は称賛に値しますが、それ以上に途中のスキップ技をもたもたしてたのはいただけないですね。あそことあと4,5か所の更新点があるのと、安定チャートを選んだ時点で私が走れば勝ちは必定で、全然私が世界記録を取り返し………なんのことでしょう?」
「いやそこまで語ったらもう手遅れですよね」
(こんなガバがあっていいのかよRTA走者が)
ホントそれな。ガバ過ぎんだろ。じゃあもうビンゴじゃん
やはり校長先生はRTA走者であるらしい。ツルペタすっとん銀髪クールエルフがRTA走者…濃いな
「私は別にRTA走者ではありませんが?(強がり)」
「校長先生…俺は一度もRTAとは言ってないですよ」
「…はっ!」
「マヌケは見つかったようだな…それはそれとして再走まだ?」
「ぐふぅ…ふぐ……ふぅ……ふぅ……。し、仕事が忙しいので…」
「編集サボってるだけでしょ」
「ごふっ(8割致命傷)」
「あと校長のチャンネルクッソわかりやすいですし、なんなら公開生放送のアーカイブ髪と瞳の色変えてるだけじゃないっすか」
「カ……ペペ……(10割致命傷)…はっ!(急速蘇生)なんで認識阻害魔法かけているのにわかるんですか?校長先生レベルの解呪が出来ないと私と結びつかないようにしてるはずなのですが」
「ベラ姉もとい…サキュバス姉さんに認識阻害魔法等の対策はみっちり仕込まれたので…」
「ベラァ…!(憤怒)」
「あ、あと先生って副業禁止ですけどスパチャとかっていいんですか?」
「ヌリュクリュキュヒ(15割致命傷)」
先生って副業ダメだったよね…?副業を…?校長が…?
(ダメでしょ)
「ダメですよね」
「こ、此処は私立だから…私立の高校だから…それに…校長先生だし…私が許可すればOKで…」
「職権乱用?」
「ヒュッ(20割致命傷)」
ワッ…しんじゃったっ!ヤム◯ャのように倒れ伏した校長を悲しげな目で見下ろす…これが有名校の校長の姿か…?
(RTA走者だしちいさくもねぇからでかくてきたないやつじゃん)
RTA走者全員汚いって偏見やめーや。見た目エルフで綺麗だよ、ほら。
(きたないでしょ。心が)
心か…
「校長、イクゾー、デッデッデデデデ!」
「カーンッ!(蘇生)………はっ!」
これはきたないですね間違いない。
(確定したな)
「べ、べべべべ、別に先生RTA走者じゃないですが!?!?(瀕死の強がり)」
「いやムリでしょ」
「べべ、べべべん、べん、べべん、べべべべ…」
「三味線弾いてる?」
「ベツニアールティーエーヤッテナイデスガー」
「片言?いや別に否定してるわけじゃないですね。校長先生がいいって言うなら大丈夫なんじゃないですか?権限は握ってるわけですし。あ、今メンシ入りました」
「ぐぅ…!ふぐぅ…、うぐぐぐぐぐぐぐ……」
「あ゛り゛か゛と゛う゛こ゛さ゛い゛ま゛す゛(地獄から響くような声)」
「葛藤の末の声過ぎる」
(これが生徒に投稿者バレした人間の声か…悪魔が好きそう)
「草」
「あ、笑いましたね…!逆ですから!校長の趣味がRTAなのではなく、RTA走者が校長職に就いたんですからね!」
「そこそんな大事?」
「譲れませんね。早さを求める人間として…校長RTAで世界記録出したんですから」
「校長RTA!??!?」
なにその頭おかしいRTA…
(リアルのRTAって存在するのか…アレか?登山RTAみたいなモンか…?)
かもしれない…詳しく聞いてみるとだ。
「どれだけ早く校長になるかを計測するRTAです。スタートは教職員になってから。タイマーストップは校長職になった時。今の所私しか走ってないので私が世界記録です」
クソシンプルだった。
「ク、クレイジー過ぎる…」
「たぶんこれが一番早いと思います」
「さてはそれが言いたかっただけだなアンタ?」
「私のアイデンティティなので」
「ぶ、ブレない…」
その後もいくらか問答して、逆に俺のチャンネルを特定されてドヤられたりしたが、『教職が生徒の個人情報を特定していいの?』という言葉に再び致命傷を受けて倒れ伏したので、運んで校長室に叩き込みつつ、メモ帳に『今日再走配信待ってます…やらないと……』と書いておでこに貼り付けておく。
えっ?校長に対する態度じゃない?RTA走者で語録に反応した時点で校長への尊敬は0に決まってるから…。誰がガバする人間の『夏休みは計画的に過ごしましょう』とかいう言葉を聞くんだ。てめぇのチャートお祈りと乱数ばっかじゃねぇか。我が振りなおせよそこは…。ガバばっかで計画性もクソもない。
(オリチャー発動してる時点で説得力皆無だからな)
ホントにね。
打てば響き過ぎて反響しまくってるような会話を終えた俺は再び、熾転使さんに体を貸して久しぶりの休日を謳歌させたわけだが…
………
……
…
女性達しか見えない店内。可愛い装いの店員さんが注文の品を持ってきてくれる…!見た目は男だがそんなこたぁどうだっていい。今は目の前のスイーツを食べつくすまで…!
「ふぉ〜!!!!!」
「お待たせ致しました〜。スイーツバイキング限定、ケーキングケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ、メロンケーキ、オレンジケーキ、バスクチーズケーキトッピングになりま〜す」
朗々と読み上げるはケーキ、ケーキ、ケーキ、ケーキ、ケーキ、ケーキ…!ケーキてんこ盛り…!胸焼けしそうなほどの量を眼前に狙いすまして、聖人の膝を折った時並みの高揚感を味わいながらもその時機を待つ…!
「いざゆかん…ケーキの山…!」
「ふふっ…それではごゆっくりどうぞ」
微笑ましい目を尻目に眼前にそびえるケーキの山を見据える。
両手に添えたるフォークは心許ないが、我が身命…此処に尽き果てる所存…!
心を律し、並大抵の気持ちでは乗り越えられぬであろう山に気持ちを切り替え、いざ鎌倉…!
あぁ、高く高く、
おぉ、甘く甘く、突き立てる
カロリーの化け物…!糖尿病近道コース…!こんなケーキの山を食べれば明日…いや来週まで無事では済ませまい…!そんなケーキに俺は挑むのだ…!
「我が真名…!我が神より与えられしこの身体…!その一片まで燃やし尽くすまで!」
おぉ神よ…!我が命、作られしこの身体…!我が精神、作り上げられしこの心…!全てを費やし、神の炎に相応しい結果を貴方様に捧げることを誓おう…!
不肖、神の光たるウリエル。ここを死地と認めたり…!
聖人よりも尊く聳える山にフォークを突き立てる!
地獄の罪人を苦しめるよりも激しく喰らいつく…!
罪…そう
だがしかし、俺だけが味わっていいのか?
俺だけがこんな幸せを享受していいのか?
いいや違う。神はそれを許さない。
汝、自分を愛するように隣人を愛せよ…!おぉ主よ、その御言葉通り、俺はこの幸せを隣人に分け与えます…!たとえ主たる神が苦しもうと…!たとえ主たる神が絶望に顔を染め、私も行きたいのだと駄々をこねながらも、業務をこなせる者がいなくなったことでどんどん積みあがっていく仕事の山に覚悟を決めようとも…!
俺は隣人を愛します…!
「『
3対六つの翼を広げ…!熾天使たる神威を携え…!神より与えられし名、その権限を振るう…!
「我…!聖戦に身を投じ、死力を尽くして勝利を神の名の元に…!」
熾天使ウリエルたる力の全てを投じることを此処に誓う…!真紅の炎が己を纏う…!神々しい光が辺りに満ちる…!虚空より現れたる地獄の閂をその場でへし折り、観客たる魂を招来する…!
「お、お客様!?」
「いざ征かん…!神の名においてこの山を平定せしめんとする…!」
「お客様!?魔法の使用はご遠慮願います!お客様!?聞いていますか!?お客、お客様!?!???!?」
えぇい人の子!俺の邪魔をするな!加護でもなんでもくれてやる!死後の安寧を約束してやる!
今日は俺の…!
「神聖なる休日であるぞ…!『
『来たれ
「我ら征かん…!『
おぉ…!智天使達よ…!今日は念願の休日なり…!
おぉ…!座天使達よ…!今日は神の座を離れ羽を休める時よ…!
おぉ…!主天使、力天使、能天使…!俺が全ての責を取る!
おぉ…!権天使、大天使、天使達よ…!我が真名の元、好きにするがよい…!
「いくぞ!」
「ケーキバイキングじゃー!!!!!!」
「おきゃ、お、おお、お客…お客様ー!!!!!!!」
―――――
≡# 雑談
若旦那 今日23:34
ってぇことがあったんですよ~
アンバー 今日23:35
ん~…言いたいことはいろいろあるけど、まず一つ。店員に謝れ
神祖 今日23:36
親切な人に教えてもらったって言うけど安易に信用しないでくださーい
ゴスロリックの騎士 今日23:37
天界も夢ねぇな…
アンバー 今日23:38
今んところ、スパルタが強いことと、若旦那んとこの校長がRTA走者ってことと熾天使や天使たちがスイーツ好きってことしかわからないんだけど
若旦那 今日23:39
ふぅ…スッキリした!
アンバー 今日23:39
おいこっち全然すっきりしてねぇんだけど。親切な人ナニモンだよ。全然普通じゃねぇだろ
若旦那 今日23:39
良い人達だよ?マジマジ。どれくらいかかるか知らないけど会えると思うよ?
神祖 今日23:40
全然こっちに相談してくれればよかったのにぽっと出の人に頼ってるのなんか悔しい…
アンバー 今日23:41
会えるのかよ…まぁ見極めは必要か…
ゴスロリックの騎士 今日23:42
いや、神祖の魔法とか手ぇ付けられねぇだろ。それに魔法暴走の危険があるんだろ?ならなおさらだろ。その人たちが言うのも納得だわ。ただでさえ普通の魔法で暴走するかもしれないのに、神祖特製魔法とか爆弾を地面にたたきつけるようなモンだろ
神祖 今日23:43
えぇ~
アンバー 今日23:45
ってか私的に熾天使を気軽に降ろせる若旦那のポテンシャル怖いんだけど…こわ…
ゴスロリックの騎士 今日23:46
まぁあのサキュバスさんの教え子ならそうなるんでね?
若旦那 今日23:47
そんな感じでね。試験を無事終えました
アンバー 今日23:48
それ以外全然無事じゃないだろ。なに?スイーツバイキングの後どうしたん?
若旦那 今日23:49
身体貸してたからよくわからないけど、天使パワーで
アンバー 今日23:50
こっっっわ。生きてる?
若旦那 今日23:51
生きてる。無事だって
アンバー 今日23:52
ならいいか…
ゴスロリックの騎士 今日23:53
よくはねぇだろ
神祖 今日23:54
若い子って怖いわぁ…
アンバー 今日23:55
これが若い子の基準になりつつあるってマ?
ゴスロリックの騎士 今日23:56
世の末も末過ぎてほぼ終末だろ
神祖 今日23:57
ケーキバイキングで終末始まるのはやるせないなぁ…
ゴスロリックの騎士 今日23:58
世界が終わる理由がケーキバイキングなら神はなんのために戦ってたんだよ
アンバー 今日23:39
話聞いてる限り休日のためだろ
若旦那 今日23:59
そんなわけでね!なんとか試験を乗り切りました!
明日から念願の学校でございます!
感想評価よろしくお願いします!
今回の登場人物
【若旦那】
アホ転のチャットツール名。サキュバス姉さんが親代わりでオフ会の時もサキュバス姉さんがブイブイ言わせてたのもあり、若旦那になった。
【ゴスロリックの騎士】
ゴスロリメンヘラ社畜ウルフ先輩。名前の元ネタはロスリックの騎士。ゴスロリを守る為、また自らをゴスロリに誓約して道を違えないとした、誓いの騎士。よくヘラる。
マトモなツッコミ役故に悲しい運命を背負っているが、実は天然ボケのケがある。オフ会ではその言葉とは裏腹なポンコツな動きに総ツッコミされた。
【アンバー】
ヤニカス酒カス淫魔アイドル。名前の元ネタは琥珀。毒舌、裏表が激しい性格。昨日の話は「地方のアイドル公演が朝入りであるんだけど、諸々のスケジュールのせいか現地入りが夜だったせいでクッソだるくてやる気がない」というもの。アホ転の試験当日キッチリ終わらせて、熱燗に牡蠣とポン酢で優勝キメてたら、えげつない爆弾エピソード投下されて熱燗噴いた。
【神祖】
ニート神祖。名前はそのまま。実は熾転使や魔法(de)少女と同じタイプのやべー人。この人に頼った場合、一番マシな状況でトラ先生が瀕死になる。相手の血を体力気力生命力魔力ごと吸い尽くす魔法はちょっと…ねぇ…?別に嘘をついてるわけでもなくモノホンの神祖な為、アホ転やこのチャットツールに居る人間が吸血鬼に襲われることはないし、もし吸血鬼系列のお店に行けばVIP待遇される。そのことを知ってるのは今のところ、出張やらお店を訪ねる機会が多いアンバーのみ。
裏話的地の文回(非掲示板回)について
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増やしてほしい(二、三話以上)
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現状くらいがちょうどいい(一、二話)