現代ごちゃまぜファンタジー掲示板 作:よくメガネを無くす海月のーれん
今回は特に読まなくても問題ないところなのに15,000字いってましてよ。なぜですの…?前回に引き続きシリアスですの。
転生者
前世の記憶を持って生まれ変わった人を指す。同じ世界で転生することもあれば、別の世界から転生することもある。総じて、前世の記憶に折り合いをつけられるかどうかでその人の今後は左右され、折り合いをつけられたのならば、それを知識として役立つ経験として扱い、折り合いを付けられなければ、思い出として引きずり続けることになる。ずっと前世に囚われて、一人背負い続けなければいけないことになる。在りし日の思い出を。
俺は残念ながら後者だった。未練があって、前世をただの知識と片づけられるほど強くはなかった。確かな思い出があったんだ。
俺は転生者になった。ある事故によって前世の記憶を思い出したのだ。前世の記憶じゃ、俺は50過ぎのおっさんで止まっていて、楽しい事も、苦々しい事も経験して…未練もあって死んだのだ。
死因はトラックに突っ込まれるようなありがちなものでも、ましてや過労で死んだわけでもない。…いや過労はちょっとあるかも。
俺の前世の死因は電車に飛び込もうとする高校生を止めようとして、残業続きで過労が祟ったのか入れ替わるように電車に飛び込んでしまった。目の前に近づいてくる電車の車掌の、あの諦めた顔がずっと脳裏を離れない。申し訳ない事をしたと思う。
恥の多い人生でした。いい人であろうとしました。
親からの、やさしい人間になりなさいという言葉を後生大事に抱え続け、小中高、良い人であり続けました。インターネットがはびこる昨今、良い人、悪い人の例はそこら中に転がっていたから、良い人の真似をし、悪い人にならないように努め続けていました。
良い人止まりでした。俺の人生は、良い人でしかなかったんです。
誰に対しても優しい人、わからないことがあったら教えてくれる人、困ったことを相談しやすい人。それだけ。それ以上の評価は得られなかった。
優しいだけの人だった。優しさだけがアイデンティティだった。
誰かの為に尽くしてきた人生だったが今になって思うのはそれが返ってきたことはあまりにも少なかったこと。
普通の企業に就職して、長く続けていって、趣味を見つけて、良い上司であろうとして、顔色をひたすらに見続けていた。感謝はあった。お礼もされた。でも、それが見合ったものなのかは今でもわからない。ただ優しくすることに満足しようとしていたんです。
淋しい、良いだけの人が、そこにいました。
それでも
楽しい事はいっぱいあったんです。趣味の小物づくりだって、どういう工夫を凝らせば綺麗になるのか試行錯誤するのが好きだったからで。レザークラフトも、ちょっとお高めに見えるこの高級財布は、自分で手作りしたものだと自慢できたのが嬉しかった。TRPGだって、優しいだけの自分が、誰かを演じるという事がすごく楽しかった。楽しかったんだ。
感謝されることは少なかったけど、それでもうれしい事だったんだ。誰かの為にと動いたことが、実を結んで喜ばれる。それがたまらなく好きだったんだ。
結局、自分は最後まで変えられなかった。変われなかった。誰かのために動いていた。線路に飛び降りようとする高校生が、一体何のために飛び込もうと決心したのかわからないし、もしかしたら助けた後にまた自殺をして亡くなったのかもしれない。自殺という途方もない勇気を出した彼女に、俺の命を背負わせてしまったのだ。現代社会で自殺を決行しようとする人間へのあたりはあまりにも冷たく、それが自分の代わりに死んだ人間がいるとなれば氷点下になるだろう。
きっと、酷く生きづらいものになってしまった。
そうじゃないんだよ。人生はそんな苦しいものじゃないんだよ。俺のように優しいだけが取り柄の人間でも、楽しさを見つけ出せたんだよ。比べてしまうとあまりにちっぽけだけど、確かに幸せだったんだよ。
あぁ、だから、もし、二度目があるならば、もし、変われるチャンスがあるならば。
あの時、ちらりと見えた彼女の、能面みたいな無表情が、笑顔になるように。
自分の為に生きていいんだと言える人間になりたいと思った。
自分だけの幸せを見つけなさいと月並みな言葉を真剣に言える人でありたいと思ったんだ。
そして
彼女が自殺しなくてもいい世界にしたいと思った。自分が死んだことで、捨て去ろうとした
あの後、俺のお節介で生き永らえてしまった彼女が幸せな人生を送れたかどうかが気がかりで、それが未練だった。今も、ずっと彼女の顔が脳裏を離れない。
どうか彼女が、幸せでありますように。生まれ変わった今でも、それを願い続けている。
―――――
「優人、お前は…「ごめんなさい」
アパート、ベラ姉の部屋、たった二人だけのリビング。重苦しい空気が胃に溜まる。俺は土下座をして、ベラ姉は静かにソファに座っていた。
優人。優しい人。ゆうとと呼ぶ名前は俺の名前だ。優しい人になってほしいという前世を思い出した俺には皮肉にも運命にも感じる名前だった。
「……違う、違うはずだ」
「………」
「アタシが知る優人は最初に謝る人間じゃなかった。自分がどういう経緯でそうなったのかを訳を説明して、どうにか逃げようとする子供だった」
「…うん」
「何があったんだ。先の事故で退院してからずっと違和感があった。だがお前は抱え込もうとしていた。それならそれでよかった。いずれ話せるときでいい。だが…」
「今回のことで説明責任がある…だろ」
「…言葉を予測することもなかったんだけどな」
「うん…そうだね」
話さなくちゃいけない。あなたの血のつながらない息子は得体のしれないおっさんの記憶を持っていると。言わなくちゃいけない。あなたがここまで育ててくれた息子は、
怖い。酷く怖い。否定されてしまうのが怖くて、泣きそうだった。精神年齢はもう60過ぎているはずなのに、誰かに距離を離されることがとても怖くて。震える手をぎゅっと握りしめて。震える喉を必死に押さえつけて。それから
「俺、実は「今でいいのか?」
「えっ?」
「今じゃなくていい。そう言ってるんだよ」
優しい言葉が耳を打った。思わず土下座から顔を上げた。優しい目をしたベラ姉がいた。ソファから立ち上がって、顔を近づけて、俺の頬を撫でた。優しい手つきだった。
「その勇気に水を差すようで悪いがな。別にアタシは今じゃなくてもいいと思っている。今回のことも目をつぶる。きっと、それはアタシが安易に立ち入っちゃいけないものだ」
「で、でもそれじゃあ…」
「納得しないはず…だろ。いいんだよそんなこと」
「だってまだ、子供じゃないか。子供が大人の事情なんか考えんなよ」
優しかった。ただただ優しかった。温かくて、苦しくて、どうしようもなく涙が出て。あぁ、あぁ…罪悪感だ。騙すような真似をしたから。迷惑をかけてやっちゃいけないことをしたから。だから、それがどうにも息を詰まらせてきて。どうしようもなく辛くて、つらくて…
「ごめん…なさい。ごめんな゛さ゛い゛…こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛」
「うん」
「ご迷惑を…おかけしました。大変な…思いをさせ……ました」
「うん」
「ごめんなさい。許してください」
「子供がどんだけ失敗しても、親が見捨てちゃいけないものだろ」
「でも…でも…」
俺はあなたの子供じゃなくなってしまったんです。俺は見知らぬ他人が混ざってしまった気持ち悪い人なんです。だから、俺はあなたの子供でいちゃダメなんです。俺は、俺は…。嗚咽が止まらなくて、温かさだけが心を揺さぶってくる。
「いいんだよ。泣いていいんだ。大人になったら泣けなくなる。泣かなくなるんじゃない。泣けなくなるんだ。泣きたくても泣けなくなって、潰れちまう。今だけなんだよ。好きに泣けるのは」
そう。そうだ。大人になったら泣けなくなる。泣きたくても涙を流せない時がずっとある。そんなのわかってる。だってもう俺は
「ごめんなさい。ごめんなさい。俺は、俺は大人だから。大人になったから。泣いちゃいけないのに。泣けないはずなのに…」
「“大人になった”…ねぇ」
「今、今話す。大切なことだから。ずっと抱えるなんて俺には無理だから…。だから、全部、全部聞いてくれ。俺がどうなったのかを。俺の気持ちを…」
一つ一つ、嗚咽交じりに、どもりながら話していった。
自分が事故の衝撃で前世の記憶を思い出したこと。前世の記憶と今世のギャップに苦しんだこと。ずっと一人で抱え続けなくちゃいけないのかと恐怖していたこと。前世の最後をずっと引きずり続けていること。自分と同じような境遇が集まる掲示板があること。その人たちに窮地を助けてもらったこと。そこしか居場所がないと感じたこと。
前世はおっさんで趣味が小物づくりだったこと。最近の出費が多いのはそれらの道具を買って現実逃避をしていたから。
好きなものも変わってしまって牡蠣が好きなこと。ポン酢と合わせて冷酒で流し込むのが好きなこと。
仕事はしていて、優しい人を心掛けて、優しいだけの人になってしまったこと。
今までの優人ではなくなってしまったこと。元の記憶と前世の記憶が入り混じって、美味しいものや美しい風景を一度経験した事ある味気ないものに感じていること。それでも前世に魔法なんてものがなかったから、使ってみて楽しかったこと。もしかしたら、魔法を使えば、このギャップを解消できるんじゃないかと思ったこと。
学校でのやらかし。前世を共有できる人が使う魔法は、どこか懐かしい雰囲気がして使うのが好きなこと。転生したせいか自分の魔力が以前よりも強くなって起こしてしまったこと。
手助けを求めた相手の中に邪神がいたと話すと眉間にしわを寄せ、その所為で学校のやらかしが起きたというと、黙ってデコピンした。
ベラ姉は、言葉が震えて、詰まり詰まりの酷く乱雑な話を最後まで聞いてくれた。そして、そして
「馬鹿だなぁ」
優しく、優しく抱きしめてくれた。
「アタシがそんなことで態度を変えるかよ。
「うん…でも混ざったから。元の俺じゃないし…」
「何言ってるんだ。人は変わるものだろ?昨日のお前と今日のお前、そして、未来のお前が必ずしも一緒なわけがない。一日一日いろんなことを経験して、いろんな傷や思い出を作って、変わっていくものだ。お前は前世の記憶を思い出すっていう経験をしたに過ぎない。たしかに、ちょーっと経験の量は段違いかもしれないが…根っこはお前だ」
「でも俺は…」
「いいだろいいだろ。人間が転生なんて結構珍しいがな。ギルドにだっているだろうが。ウッドマンとかよ。知ってんだろ?前日老木みたいな見た目の奴が、次の日に幼子くらいの身長と見た目でやってきて、『株分けしていらない記憶と身体を一新してきました。魔法等色々は覚えていて、肉体も魔法用にアジャストしたので引き続きよろしくお願いします』とか言われた時とかさ。ギルマスやってる人間がこの程度の変化にいちいち驚いてどうする?吸血鬼だって脱皮と称して肉体変えるじゃねぇか。まぁアレ転生ってよりかは同意型の寄生って感じだけど」
「それはそうだけどぉ…」
そうだ。そうだった。知戸瀬の話で思い出したが、この世界の転生って割とポピュラーだったんだ。一部の種族しかできないからすっかり抜け落ちていたが、当たり前に姿形を変えた人間が前日の人間と同一人物だってことはそこそこあったはずだ。転生に限らず、種族変更トラップに引っかかった人や、移ろいやすい種族がノリで種族変えることだってあったはずだ。なんで忘れてたんだろう。たぶん、いっぱいいっぱいだったからだと思う。
「そうかそうか。前世の記憶を思い出したから魔法が暴走したと…いやなんでだ?フツーそういうのって記憶だけしか受け継がなかったりするものだが…」
「『それについては俺から話そう』」
懐から飛び出した人形。三対六つの翼を生やした人形が俺とベラ姉の間に割って入る。
「アンタ…」
「『つい先日ぶりだな。ベラ。今回は前話してた愚痴大会part2ではない。アホ転…優人の魔法暴走についてだ』」
「天使が関わってるってことか…?てかその見た目…熾天使じゃないか」
「『熾天使もストレス溜まるんだよ。許せ』」
「許す。だがそちらの事情でうちの息子がこうなったなら…な?」
「『それについては誠心誠意話そう。だがこちらとしても言えないことがいくつかある。それを汲んでくれ』」
「言えないことってのは?」
「『人が聞けば発狂するタイプの話だ』」
「おぅ、おーけー。そっちの都合がーとか抜かすんだったら熾天使であっても容赦なくと思ったが、やっぱりアンタはそういう奴だったな。アタシも聞いただけで発狂したかない」
「『そりゃな。俺の司るものは懺悔や審判、正義だからだ。公正公平にゃこだわらなきゃ』」
「懺悔、審判…もしかして…炎か?」
「『お、正解』」
「ふぅ…アタシはお手上げだ。まさかの愚痴仲間がそんな大物とは…」
「『お偉いさんだって愚痴りたいときあるんです~わかるだろう?ギルドマスターさんよぉ』」
「違いない」
親しい友人のように話していたベラ姉と熾転使さん。熾転使さんは学校の後、極限まで神威や気配を落とした状態で依り代となる人形に宿ってずっと俺の懐に居た。もし、もし、ベラ姉が俺を拒否したときの為に。ずっと、用意してくれていた。でもそれは必要なかったようだった。だから今出てきたんだろう。転生特典は俺より熾転使さんの領分だ。
「『神は人を愛しています』」
「宗教勧誘か?」
「『ちがーう。常套句のような、当たり前の言葉だよ。神は人間にいつでもチャンスを与えるものだ。前世の話を聞いただろう?』」
「…前世の記憶を思い出して未練を晴らすチャンスと?」
「『それもある。というよりそれは序でに近いけどな。この世界の転生と同じだ。リサイクルと言っていい』」
「リサイクル?」
「『魂というのは生きているとどうしても擦り減って澱んでしまう。だからといって新しい魂を作るというのはできない。世界には魂の上限が決まっているからだ』」
「『上限が決まっている世界で、一度使用した魂をもう一度同じ世界に流しても、擦り減り澱んでいくだけ。なら、別の世界から魂を取り込んで、この世界の魂を他の世界に流せばいい』」
「換気か?」
「『お、そうだな。換気だ。魂の換気をしている。同じ世界に同じ魂が居続けるとよくないんだ。しかし、新たに空気を作るなんて真似はできない。だから換気をする』」
「…それで?」
「『時たまに、あるいは意図的に他の世界の記憶が残った状態で生まれることがある。前者は偶発的なもので強い想いを抱えていた人が何らかのきっかけで思い出すことが多い。アホて…優人の場合はこれだ。後者は神がチャンスを与えたとき。未練を残して死んだ者ややり切れずに死んだ者を神が哀れみ、記憶を残して生まれ変わらせる』」
「…で?」
「『しかし、どちらの話でも弊害が発生する。それは生まれ変わった世界で馴染めるかどうかだ。前世の記憶があるというのは酷く博打でな。ただの知識として片付ければそれなりに有用だが、現実はそうじゃないものが多かった。前世と今世のギャップに苦しみ、また、知りえるはずのない知識や記憶を持つ人間を人々は忌避し、排した。神は嘆いたよ。神の慈悲が、異端扱いされるとはってね。元々は前者の偶発的に前世を思い出した人に、前世のせいで迫害されても生きていけるようにと、神が慈悲として能力を与えていたんだが…まぁ神様がチャンスを与えるとき、そのチャンスを逃がさないような力をくれるって認識でいい』」
「神の慈悲でこんな暴走が?」
「『端的に言えばそうだな。実際にだが…この慈悲でアホて…優人はあのハイエルフの家から脱出できたわけで、試験だって実技は満点だった』」
「話に聞いた時は酷く驚いたがな…それに熾天使の精神だけでも降ろすほど…か」
「『そうだ。前世の記憶を持つ者達が、せめて生きるのに困らないように。願わくば晴らせなかった未練を晴らせるように。その思いで与えられている』」
「はた迷惑だ」
「『それは否定できない。でも神は神なりに人を愛しているのは事実だ』」
「『と、ここまでが色々な諸事情を排した上での限りなく真実に近い言葉だ』」
「なるほど。息子がこうなったのは慈悲か。それでこんな大それたことをしたと…」
「『それに関しては…掲示板に居る同胞達がな。まぁ善意だよ。今回の邪神は正直こちらの不手際だ。だからこそ、こうして俺が出張っている』」
「同じ前世を持つ者が交流する掲示板か…それは禁止できないのか?」
「『出来ない。人は弱く、そして自分とは違うものを排除する生き物だ。アホて…優人がレアケースなんだよ。親友や貴女に受け入れられたという事はな。これは監視も兼ねているんだ。神の慈悲とはいえ与えられた力は持ち主によって善にも悪にもなりえる。多少の善悪は社会が裁く。しかし、社会に絶望、あるいは見切りをつけ、許容を超えた善悪を起こすならば抑えなくてはならない。ようは尻ぬぐいだ。神が慈悲を与えたならばその後も面倒を見るものだろう?』」
「随分と親切だな」
「『言っただろう?神は人を愛していると。そういうことだ』」
「…その優しさを他に配れば世界はもっとよくなっただろうな。何故一部の人間だけなんだ?」
「『それは言えない。禁則事項だ。ただまぁ…甘やかしすぎると人間は堕落するから適度に世話を焼く遠方の母親くらいがちょうどいいという認識でいい』」
「…酷く現実味のある言葉だが…納得しよう。…その同胞とやらはどうしてそこまでする?」
「『…さぁな。色々ある。そいつらだってアホて…優人みたいな人生を送ってきたわけじゃない。いや確実にひどい人生を送ってきただろうさ。優人が上澄みさ。俺達みたいな思いをしてほしくない、絶望しないでほしいと思う者が多い。同胞が、同じ話を出来る人間が消えると言うのは酷く寂しいからな』」
「居場所がないと」
「『そうだ。誰も彼もが自らの心情を打ち明けられる人や場所があるわけじゃない。だからこそ、神は掲示板を作り与えた。その者達に居場所を与え、そこで自身の境遇を打ち破れるやり方や方法を共有、議論できるように』」
「…人は弱い、か」
沈黙が支配した。重苦しい空気が流れて、少しだけ息が詰まる。転生者であるスレ民の人がなんだかんだで優しい理由を知ってしまった。俺は恵まれた人間だった。普通はこうはいかないのだろう。俺の世界を目指す人たちを思い出した。目指す理由がわかった気がした。この世界は、地球に近いのに、酷く異常で、同じ異常に優しい。普通は転生なんてもの、受け入れられないのに前例があってそういうものがあるという空気感が浸透している。魔法があって、科学もある。宇宙技術を持ち込んだとしても、許容されるかどうかわからないが、忌避はされないだろう。
この世界は、異端を受け入れる土壌がしっかりしていて、それでいて懐かしい。日本だ。まるで日本。クリスマスも、除夜の鐘も、お正月も、違う宗教のイベントであっても、違う国の食べ物であっても受け入れ、自分色にしてしまう。
あぁ、此処は俺達が居た日本に近いんだ。例え種族が違えど、同じルールに従ってるなら普通なのだと。逆にルールに従わない人間は例え隣人であっても許さない歪な故郷。見た目が変わっても俺達は日本人だったんだ。だけど、元の地球の日本に戻っても、異能や魔法、種族の違いはきっと"区別"される。求めていた生活は送れないだろう。許容もされず、忌避もされない。腫れ物を扱うように。そんな生活が送りたいわけじゃないんだ。
でも、この世界は違う。いろんな種族が居ていろんな常識がある。それをどうにか混ぜ込んで折り合いをつけて…折り合いをつけれなかったものは今も話し合ったり争ったりして…うまく調和させようとしている。それが広いんだ。魔法、多種族、幻獣とか、ダンジョンとか、折り合いを付けなきゃいけないことが多い。だから許容範囲が広い。きっと"区別"はされないだろうと思う。
姿形が変わっても、特別な力を持っていても、あまり忌避されず、ルールを守れば許容される世界。前世とのギャップに苦しみ、世界から爪弾きにされた掲示板民にとって、文字通り希望なんだ。日本に遠く、しかしどこか近いここは。
だってそうだろ?カップラーメン食ってるエルフが、前世に居たらそりゃあ見るし話題にする。でも掲示板民が求めているのは、例えカップラーメンだろうと、ケーキ食ってようと気にされない、せいぜい美味しそうという感想を抱かれる世界。
それがこの世界なんだ。
「はぁ…、どこの世界も冷たいな。神の優しさで涙がちょちょぎれそうだよ」
「『どうにもままならないことばかりさ』」
「それを熾天使が言わないでくれ…いや、愚痴っていたから今更か…」
「『天上の夢を見せれなくてすまんね』」
「いい。神や天使の頑張りは十分わかった…」
「それに、神のせいだろうがなんだろうが、アタシが優人を見捨てることはない」
「ベラ姉…」
「『…はぁ、心配損だったか』」
「そうでもねぇ。魔法暴走の理由は知れた。何とかできるんだろう?」
「『そらな。神が与えたとはいえ人が制御できるものだ。こうして目覚めた最初は、慣れずに暴走したり不発になったりするだろうが…そのための掲示板だ』」
「なるほど…能力の扱い方も学ぶ場所か。必要なわけだ」
「『こうして熾天使も監視を兼ねて見ているからな。神の賜り物について聞くならぴったりだろ?』」
「だろうな」
「『アホて…優人の魔法暴走は此方でも教育はする。だから予想より早く魔法禁止命令は解除されるだろう』」
「ありがたいね…。アタシが酔った時に介抱してもらわないといけないんだ。そのために魔法覚えさせたしな」
「『そっちの魔法教育プログラムを教えてもらえれば、穴埋めといった形で教えられる。プロフェッショナルは何人かいてね』」
「よくわかった。…今回のことで学校側からも後日話し合いがあると聞いた。出席してもらってもいいか?もちろん、不都合は伏せてだが」
「『勿論だ。熾天使に勝る説得力なんて、神しかいない…。説明は任せてもらおうあんなインテリジェンス金剛杵よりずっと頼りになるんだよ…!』」
「ん?どうした?」
「『なんでもない。日取りが決まったらアホて…優人に言えば呼んでくれるだろう』」
「わかった。その時はよろしく………さて、さっきからお前は優人をアホと呼ぶが、なんだ?バカにしているのか?」
おっと…どうやら真面目な話は終わりのようだった。泣き腫らした目を擦っていると、人形なのに汗ダラダラの熾転使さんがこちらに思念を送ってくる。
(助けろ!助けろください!)
ごめん、これは俺が口に出したらアウトだし、ずっとアホ転呼びしようとして名前に変えてたのは…熾転使さんが悪いよね?それに今俺結構感動してるからね?ベラ姉の聖人さを身に染みて感じてるからね?邪魔しないで?
(いっつもアホ転だから今更本名は慣れねぇんだよ…!)
「『あぁいや…えー…掲示板があるだろう?』」
「あぁ」
「『その時のコテハン…名前がアホ転なんだ。アホの転生者でアホ転』」
「……なぜだ?優人、理由を言え」
「ア、イヤ…ソレハ…」
いやぁ!飛火!!!なんでこっち!?
(バァカめ…!傍観させると思ったか!?俺が言い渋ったら本人に聞くのは自明の理…!俺諸共に死ねぇい!ってか発端お前なんだから、言い繕ってもお前のせいやろがい!)
それはそうだけど…!
どう言い繕う?どう言い訳する?確かに俺は前世のギャップに苦しんだ…苦しみ現実逃避するように魔法を募集したりしてのめり込んだ。それは事実だ。魔法が使える世界だと喜ぶことで、現実から目を逸らしていた。前世のギャップを考えないようにして……前世、前世か…!
「あ、えー…アホだから…デス。前世を思い出して、今までのアホさ加減を自覚したといいますか…ね?戒めを込めて…ね?」
「はぁ…のりにのった小中学生がすることは大概アホだろう…」
「ご、ご尤もで…」
ヨシッ!(現場猫)これでなんとか…!
「『まぁ掲示板で安価したのが今回の魔法暴走の発端だけどな』」
「ゆ、う、と???????????」
「すいやせんでしたァ!!!!!!!」
(バァカ!バァカだなぁ!アホ転くん…!君は実にバァカだ…!)
エアプハン◯ョウドラ◯もんさん!?!?
(ハン◯ョウ混ぜんな、個人的にはわさびボイスが好き…えー、ううん゛君がどれだけ前世の記憶から目を離すためだろうと、同胞たる掲示板民に頼りたかったと言い繕っても…!君が安価をした事実は変わらないんだよアホ転くん…!君が責任を負うんだ…!(ダミ声))
でも…!聞いてよ!ウリえもん!今までのこと振り返っても俺被害者だし、体育の魔法安価だって、先生に言われた通り、熾天使さんレベルを召喚しない範囲でって制限付けて安価したよ!?
(アホ転くん、良いかい?人は知らない、使ったことのない魔法をぶっつけ本番でやるのは自殺行為だよ?(ダミ声))
えぇっ!?
(当たり前だろ。初めて使う魔法は必ず指導者が付くし、失敗しても暴走じゃない。不発だ。新しい魔法を生み出す人間くらいだぞ?暴走(マジトーン))
そんな…
「で?話を聞こうか」
「いや、それは…熾天使さんも悪いです!コイツノリノリでした!!!安価に興奮してました!!!」
「『あ、バカお前…!』」
「ほう…?」
指差して責任を押し付ける。2人一緒って、熾転使さんが言ったんだよ…
(クソっ…言ってねぇよ。いや死なば諸共を好意的に解釈し過ぎだろ…!)
ずっと一緒だから…!
(連帯責任をここまで愛の告白っぽくいうのは詐欺じゃねぇか!!!!!)
「二人共、正座しろ」
「はい…」
「『はい…』」
結局、どうしようもなく責任を押し付けあった俺達は仲良く揃って叱られた。
俺はどうにも、育ての親にも親友にも恵まれて、様々な迷惑をかけたものの受け入れられた。叱られながらはにかんだ。優しい、優しいお説教だった。久しく感じてこなかった、優しさだったからだ。どれだけ、抱えているものが重くとも、自分の行いが許されるわけではないという社会の厳しさと、叱ってくれる人のありがたさを噛みしめるのだった。
………
……
…
時は飛んで、ベラ姉、熾転使さん、俺、校長の四者面談後、二人きりになる機会があったので、疲労困憊の校長先生に話しかける。悪いけどもうちょっと頑張って先生…。
「先生、俺、将来なりたいものが決まりました」
「将来の夢ですか?」
「はい、俺、先生になりたいです」
「先生RTAですか?」
「RTAでしか物事を考えられないんですか???」
「冗談です」
疲れた表情をキリッと締めた校長先生が向き直る。一気に切り替わった雰囲気に生唾を飲み込んだ。真剣な言葉が出ると感じられたからだ。
「先生というのはとても厳しい職業です。自分とは違う種族、それぞれ違う命の時間、宗教、魔法、価値観さえ様々で、時に理解できない人間もいます」
「はい」
「自分とは違う価値観を許容し続けなくてはいけません。それが例え、理解できないものであろうと」
「はい」
「この国はまだ優しい、だから多くの種族がこちらに来ています。そこで起きる問題も増えています」
「はい、ダンジョンに挑む人も他国からの人が増えているのを知っています」
「理想の先生には絶対なれません。相性があり、どうやっても心を開かず、距離を置く人は居ます」
「…はい」
「ただ馴染めない子に優しくすればいいというわけでもありません。クラスは言わば小さな社会。社会で優遇されるのは円滑に社会を回す人、クラスの中心のような人物です。社会から離れる者は大なり小なり理由があり、それが個人の事情であっても、社会は社会に利益のない者を排除してしまいます」
「……はい」
「馴染めない子を優遇すれば、中心にいた子や周りの子は少なからず嫉妬をするでしょう。彼ら彼女らの中で、先生が優しくするということ=特別扱いする、と同じこと。クラスという小さな社会でそれは非常に毒です」
「……」
「優しさだけではやっていけず、かといって優しくしなければ先生としてはやっていけない。矛盾ばかりで正解なんて万に一つもない。苦労ばかりで、自殺した教え子の話を聞くたびに胸が張り裂けそうになり、罪を犯した生徒の話に罪悪感を募らせる」
「校長先生…」
「多くを見てきました。いい生徒が悪事に手を染める事もあれば、ヤンチャばかりの生徒が立派に社長をやっていた事も…」
「誰も彼もが真っ当に生きるわけではない。しかし、先生として、出来る限りよき方向に導かなくてはいけない」
「それでも貴方は先生になりたいですか?」
強い言葉だった。多くの辛酸を味わった人の言葉だった。思わずたじろぐ…だけど
「校長先生、俺はなりたいです。先生になりたいです。自分はこの世界に居ていい。自分は此処に居るぞって笑える人を育てたいんです。誰かと比較しない、自分だけの幸せがあることを教えられる人間になりたいんです」
「そうですか…」
「わかりました。夢を潰すような話をしてすみませんでしたね。貴方はきっと良い先生になる。先ずは魔法の暴走を何とかして、勉強もして、色んな経験をしましょう。先生は自らの経験を言葉にして伝えるものですから」
「はい!」
言い終えた校長が、それから少しして…なんだかもじもじし始めた。
「それでその…話は変わるんですが、優人くん、ちょっと待ってもらいませんか???」
「はっ?」
「えっ、あのー…前貼られたRTAのメモ…」
「あっ…」
ここで俺の反応を見た先生がすぐさまやべ…という顔をするがもう遅い。すぐにスマホを開いて調べる。チャンネル…動画…ライブ…一ヶ月前か…ほーん?おかしいな?
「先生…俺、実は忘れていたんですよねぇ」
「えっ」
「いやぁ…お恥ずかしい話、色々立て込んでいたので見ようと思ってたことを忘れていましたし…それに、今回の真面目に将来を語る時は出さないですよ」
「アッ…」
「先生…墓穴を掘りましたね…?」
「アッ…スッー」
「何も言わなければ思い出しても別に気にしませんでしたよ。だって今の話で迷惑かけた俺がどの面で…って話ですから」
「アッ…ジャア…」
「でも先生から話を出しましたね?」
「オヒュ…」
「先生が心のどこかで、自分のRTAを待っている視聴者への罪悪感があったんですよね?だから話に出した。一視聴者の俺に」
「ふぐぅ〜」
「校長先生、厳しい事は言いません。だって俺の夢を笑わずに聞いてくださったんです。感謝してますよ」
「じゃ、じゃあ…!」
死にかけの蝉みたいな声を出していたのに途端に輝く顔。校長先生なのにめちゃくちゃ可愛い。いやまぁ校長先生というのを除けば、銀髪ツルペタストーンエルフだ。可愛いの権化だ。だが…だがねぇ…!
「先生、今夜、待ってますよ」
目のハイライトが消える校長先生。急に背中に暗い雰囲気を纏い始める先生に、そっと囁く。
「先生、ホントはどこか望んでいたんじゃないんですか?」
「うっ…」
その顔、その反応、やはり…!計画通りだ…!(新世界の神顔)
校長先生はRTAに取り憑かれている。だから、現在のRTA出来ない現状は本人とって非常に苦しい状態だ。だからこそ、生放送、動画更新する暇がないと言いながら、視聴者の更新、投稿催促を待ち望んでいる。
ここまで言われたら…秘密を知られた生徒に言われたから…
色々理由をつけてやるしかない状況を作れば、嬉々としてやるだろう。だから話題に出したのだ。言わば…誘い受け…!心にメスガキを宿せ…!先生を目指す人間は、例え相手がどんな嗜好だろうと…!対応できるようにならなければならない…!
「先生〜、自分に素直になろうよ…。ホントはRTAしたいんでしょ?だけど、忙しくていまいちやる気になれない。だから、誰かに言われたら、やらざるを得ない…だからやる。そうやって言い訳付けたいんでしょ?」
「ぬっ…!(絶命)」
「弱〜い♡遅々♡RTAしたいのに素直になれない弱々♡」
「うぅ…!」
「素直になろ♡ほら、言え、言うんだ…♡RTAがしたいです〜。素直になれなくてやらないといけない状況じゃないと出来ない意志薄弱です〜って言え♡」
「うぐぅ…!わ、私は…自分が好きなRTAをやれと言われないとしない意志薄弱クソ雑魚エルフですぅ〜……!あぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!」
崩れ落ち、叫び声をあげる校長先生の横で格ゲームーヴをかます。勝ったな…故郷に帰るといい。お前にも家族がいるんだろう…勝ったら煽りを忘れないのはインターネットの嗜み。ということで…
「雑魚雑魚ザーコ♡校長雑魚♡動画失踪常連♡言い訳上手♡生徒に負ける気分はどうだ〜い♡夢を語る生徒に、先生マウント取ったはずなのに、自分から墓穴掘って自滅する気分はどうだ〜い♡」
「それはメスガキじゃないっ!」
おっと失礼。メスガ◯猿ミームが…
迫真のメスガキ一過言ネキもとい…頭を抱えて悶えまくる校長先生を見下しては憐れみの目を向ける。これが先ほど夢を語る生徒を諭して背中を押した校長の姿か…?校長先生は息を荒げながら呻きをあげた。
「最近、メスガキasmrで睡眠導入している弊害が…!」
「えっ」
「忘れてください」
「無理だよ!?」
ガバが多すぎる…これが本当にRTA走者の姿か?あと校長先生の姿か?情けなさ過ぎるだろ…。
「うるさいですね…てかなんでそんなメスガキボイス得意なんですか!?完璧女性声ですよね!?」
「や、体育の時に使った魔法少女になる魔法の弊害か、女声出せるようになったんですよね」
「なぜ!?」
「教えてもらった人曰く、解除しても少女のままの永続効果として残り続ける魔法をランクダウンしたものだから、使うと若干"少女"になって、近づいていくと…。まぁランクダウン魔法なので、使い続けてもせいぜい中性的になるくらいですが」
「なにその若返り性転換魔法!?」
既存の魔法体系が〜とブツブツ言い始めた校長先生は、すっと姿勢を正し、こちらに向き直った。
そして、それはそれは見事な土下座をしたのだった。
「どうかその魔法、教えていただけませんでしょうか?」
「ええっ…?」
校長にも若返りとか興味あったんだ…。めちゃくちゃ綺麗な人が、裏でアンチエイジングに御執心の姿を見てなんだか萎えたような気持ちになってドン引きしたが続く言葉で安心した。
「私も…私も…!あの時みたいな無理をしても翌日ケロッとしていた日々に戻りたいんです…!徹夜でRTAしても問題ない体に…!お願いです…!どうか!どうかその魔法を!そうすればもっとタイムが縮むんです!反応速度で負けたくない…!テクニックで負けるなら良いけど……!いやよくない!よくないけど!!いや今はいい!反応速度で負けたら…!!!それは…
「それは…?」
ただの老い…!!!」
えぇ…?(困惑)
かつてここまでRTAで老いを語る女がいただろうか…いやいない(反語)
あまりにも哀れ過ぎるRTA走者の絶望が…悲しき老いに囚われた人間がいた。
「コントローラーを押す速度が…目押しができなくなったんです」
「うん…」
「魔法を使ったら、それは別カテゴリになるから…。私は魔法ナシで頑張りたいけど…老いがどこまでも私の背中にのしかかってくるんです…」
「うん…」
「長時間画面を見ていると目が疲れるようになってしまったんです…。目がしばしばするようになってしまったんです」
「そっか…」
「タイムがだんだん縮まなくなってきたんです…!わたし…!わ゛た゛し゛…!」
とうとう泣き始めてしまった悲しきモンスターの背中を撫でる。どうしてこんなになるまで放っておいたんですか?(AA略)
滂沱の如く涙を流してうずくまる先生はガッと俺の手を掴む。
「も゛っ゛と゛早゛く゛…!早゛く゛な゛り゛た゛い゛…!あと、1秒…!いや反応速度で3秒!3秒短縮できる…!3秒短縮できれば、動き方もチャートも変えられる…!だから!た゛か゛ら゛ぁ゛!!!」
貪欲的なまでの早さへの渇望!RTAに人生を捧げた人間の末路…!!どれだけ生徒に良き先生であろうと変えられない、変われない業がそこにあった。ならば…
「先生、今夜、わかってますね?」
「っ…!あぁ…!約束する!今度こそ違えない!」
「わかりました…先生、俺が使った魔法は…」
あまりにもあんまりすぎる契約を結び、悪魔(魔法少女)に魂を売って新たな力を得た校長先生は…
「お゛ぉ゛〜゛!!!!!」
咽び泣きながらRTAをする魔法少女の姿の校長先生がいた。
「泣き方のクセが強い…」
「お゛ぉ゛ん゛………!」
校長先生のあられもない姿に、なんだか悲しくなってきた俺は、後日アーカイブで確認することにしてそっ閉じするのだった。
「ギャグを挟まないと死ぬ」などと容疑者は語っており…
はい。シリアスばっかだとなんかね…。
感想評価誤字脱字報告ありがとうございます。これにて、学校編終了です。いくつか閑話を挟んで次章にいきます。
春、新作ゲームの初見RTAをして盛り上がり
夏、RTAの大会を見に行って現地で大いに盛り上がり
秋、やりこんだゲームに新たな短縮技術が発掘されRTA界隈が盛り上がり
冬、RTAの大会の別界隈の走者の動きを見てドン引きすればオマエモナーと煽られる
オールウェイズ季語ですね間違いない…
裏話的地の文回(非掲示板回)について
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増やしてほしい(二、三話以上)
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現状くらいがちょうどいい(一、二話)