駅前で待つその男はデカかった。
眉毛は濃く、筋骨隆々の昭和のヒーローの様な男だ。
「何だあの化け物は!
俺の……俺達の街を好き勝手しやがって!!!」
碇シンジ。
疑いようのない爆熱熱血野郎は今日、この第三新東京市に引っ越してきたが突然の巨人の来訪に怒りを示していた。
そしてドリフトとかしながらめっちゃ族走りして現れる美女葛城。
細かい奈やりとりは原作をみてくれ。
二人はネルフの本部、地下ケージに着くと紫の巨人が何かの液体に浸っていた。
「シンジ……久しぶりだな」
「そういう事かよ親父!
良いぜやってやるよ!おい金髪の博士さん!俺はやってやるぜ!
街を泣かせる悪党をぶっ飛ばしてやる!」
「いいの!?」
なんか原作と違いすぎて初っ端から例のなんてこと顔を披露する赤城に父ゲンドウは満足そうな顔だ。
「良いかシンジ!お前はユイちゃんと俺の息子だ!
どんな困難も男なら拳で壊せ!!!」
「おうよ親父!
さぁ博士さん!こいつを動かさせろ!」
いや誰だよコイツ等?
そこから少し時間を飛ばして
碇シンジは紫の巨人ことエヴァンゲリオン初号機に乗り込み、なんかビルからロックされて出てきた。
まぁ、そこは原作通りって訳だ。
「良いシンジ君、先ずは歩くことを考え――――」
「しゃらくせえ!真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす!右ストレートでぶっ飛ばす!」
拘束具を力付くで破るなり滅茶苦茶綺麗なフォームで走り出して、宣言通りに右ストレートをサキエルの顔面に叩きつけた。
滅茶苦茶綺麗にぶっ飛ぶサキエルを横目に、突然しゃがんだと思いきや小さな女の子を手に乗せて立ち上がる初号機。
「嬢ちゃん、此処は危ねえ!
おい博士!嬢ちゃんの保護頼むぜ!」
「赤木リツコよ……全く」
「ま、まぁ〜まぁ〜シンジ君もやる気たっぷりだし大人として助けなきゃ」
流石に博士呼びに対えたのか名前を名乗るが全く意に介さないシンジ。
そして何処ぞのスーパーロボットの司令官の様にふてぶてしく椅子に座っているゲンドウ。
誰やコイツ?
手に乗せた子供が回収されるなりサキエルにドロップキックを決め、不敵に笑う。
「持たせて悪いな……でもよ、お前わざわざお嬢ちゃんの回収待ってくれるとかいい奴だな」
「ー!!」
「へっ……だな、俺達に言葉はいらねぇよな!!!」
互いにワンパンゲーム見たく殴って殴られてを始めた二人に司令部は啞然としてしまった。
だがその姿を見てゲンドウは援護をさせない。
「勝った……のか?」
「あぁ、シンジの漢勝ちだ」
日が暮れるまで殴り合い、そして満足そうに倒れたサキエルに右手を伸ばし笑顔のシンジ。
「漢同士、殴り合ったらマブダチだ!」
「ありがとう」
いや、原作どこいったの!?
なんかサキエルは喋りそのまま溶けていく。
その姿になんとも言え無い…