汚泥の中で 作:アカネイアの雑兵
お遊び要素もあり。
「助けて頂きありがとうございます。
私はレナと申します」
レナとジュリアンを追い掛けていたサムシアン達を倒したマルスはシスターレナとジュリアンとの話をする事にしていた。
兄と姉であるエリスはマルスの婚約者であるシーダと共に別の人物と話をしている為、近くにはいない。
「ガルダの町で貴女の話を聞いたよ。
心配していた」
マルスは言外に彼女の無謀さを軽く咎める。
「いや、でもマルス王子
レナさんは」
それに盗賊の青年ジュリアンは反発するが
「失礼だとは思うが、ジュリアン殿。
少なくとも彼女は貴殿の力添えが無ければ、碌な未来がなかったのは事実ではないか?」
ジェイガンはジュリアンのそれを止める。
「人を思いやる気持ちは大切だと私も思うよ。
けど、独りで守れるものには限りがある」
マルスは自身にも言い聞かせる様に言葉を続ける。
「シスターレナ。貴女のその在り方は少なくとも私には出来ない。でも、焦らないで欲しい」
変化は決して好ましいものばかりを生む訳ではない。
誰かにとっての正しさは、誰かにとっての過ちとなる。
兄から様々な事を学び、実践した2年間。
タリス王やシーダ。そして兄と姉と共に作物を育て、それを実際にカイン達に売って貰った。
「人には必ず見えぬ景色がある。
頼る事を、信じる事を諦めんな。疑うのは俺達がやる」
綺麗なものの中で生きていきたいと思う。
でも、それは今ではないのだ。
そうマルスは唇を噛み締め、皆とこの道を往く。
そう決めたのだから。
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「女は斬らぬ、か。中々面白い傭兵だな、『紅の傭兵』ナバール」
「…お前は」
シーダに説得され降ったナバールにゲレタは声をかける。
「ゲレタだ。
まぁ色々と肩書きがあるが。…今は気にしないで良いさ」
ゲレタは軽く笑った。
「その剣、キルソードだろ?
良い代物だけど、それだけで満足してないだろ、アンタは」
「…そうだ」
続くゲレタの言葉にナバールは短く応える。
「これからこの軍で戦うなら、色々
これでも多少はモノを知っているつもりだ」
「必要とは思えんが」
「知識の有無は選択の幅の広さだと個人的には思ってる。何か掴めるかもよ?」
ゲレタは楽しそうに笑うと、その場を後にした。
「あの男はなんだ?」
「マルス様の義理の兄です。私にとってもそうですが」
ゲレタの去った後、その場に残っていたシーダに訊ねた。
「独特な男だな」
今までナバールが会った事のない人物。
だが、あのオグマをして
「あの御仁のやる事は面白い」
と言わしめる程。
ナバールは口元を楽しそうに歪めた。
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悪名高き
まぁ、
「アベル、退くぞ!」
「わかった!」
とカインとアベルが敵を誘引し、
「カシム、ゴードンよく狙って撃て」
と
「はぁっ!」
「ふっ!」
「おりゃあ!」
体勢の崩れた山賊をオグマ達やナバールにジュリアンが斬る。
そんな連携に対応出来たならば、生き残れたのやも知れない。
更に
「テメェ、良くもやりやがったな!」
と無手のゲレタに賊が襲い掛かろうと、
「戦場なんでな、悪く思うなよ」
とベルトで敵をうち据え、勢いを殺すと
実はゲレタ。タリスに滞在中、タリス国内の皮職人と鍛冶師と話し合い、安全靴擬きの試作に成功していたりする。
相手の命を取る程ではないが、護身として安全靴も有用ではないか?との判断からであった。
薄いとは言え、足の甲の部分に金属が入っている安全靴。勿論、それを利用する蹴りは中々に痛い。
マルス達アリティア軍のタリスからのメンバーはこれを例外なく着用していたりもする
タリスでも安全靴の有用性は知られる事となり、少しずつではあるが、民の中にも浸透しつつあった。
お陰で人攫いや賊の捕縛件数も向上し、治安維持の面でも効果的とタリス王や家臣達は満面の笑みだったそうな。
勿論、安全靴のオリジンを愛用しているゲレタなので、その習熟度は誰よりも高い。
余談となるが、これにより上機嫌となった皮職人の親方がゲレタを非常に気に入り、自身の娘婿としようとして、エリスが拗ねたりしたが、また別の話としよう。
携帯で執筆しているけど、中々以前のように打ち込めなくなってしまった。
これから大変だぁ(白目)
エリスルートのイチャイチャ(努力目標)
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いる
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いらない