汚泥の中で   作:アカネイアの雑兵

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本日ラスト



ところで皆さん?
前話のここすきを拝見したのですが、ゲレタの最後の台詞にここすきが集まっていたのです。

割りとビックリしましたわ。


鍛練

「ここまでにしましょうか」

 

「は、はい」

 

「ありがとう、ございました」

 

「げほっ」

 

エリスは恋人の頼みでマリアとレナ。そしてカチュアと鍛練を終わらせた。

 

「…カチュアさん?流石に体力が無さすぎでは?」

 

「返す言葉もありません」

仮にも一国の王女直属の騎士であるカチュアだが、意外な事にエリスとの鍛練で一番消耗していた。

 

 

 

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と言うのも、本来ペガサスナイトと言うものは他の兵種。大抵は地上にいる相手を攻撃する事が主であり、ペガサスナイト同士やドラゴンナイトとの戦闘は訓練でこそ行なうものの一般的ではなかった。

 

カチュア達ペガサスナイトはペガサスに騎乗して戦う以上、どうしても下半身は固定されてしまう。

城内での戦闘は本来、地上部隊が行なうものであり、態々ペガサスナイトやドラゴンナイトを投入する理由はないに等しいのだから。

 

 

それにカチュアの鍛練の相手はエリス。

エリスはこの大陸の中で一番最初にゲレタの特異な戦闘術を目の当たりにしている。

 

流石に当時はドレスだった事から、ゲレタが教える事はなかった。しかし、それでも自分を守ろうとしているゲレタから目を離せなかった事もあり、彼女なりに戦い方を考えていた時期は確かにあったのである。

 

それもタリスでの生活の中で少しずつ恋人(ゲレタ)による指導と改善を繰り返し、ゲレタの蹴りを剛とするならば、彼女のそれは柔といえるものにまで磨き上げられている。

 

これは滅多にないゲレタの態度から彼女が察したものであった。

 

 

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どうしても子を育む事が出来ない以上、エリスは恋人として何がゲレタに出来るのか?

彼は何をしたら喜んでくれるのだろうか?

との考えに彼女が至るのはある意味では当然の事と言えよう。

 

そこで二人きりの時にさりげなく、ゲレタの反応を見て『彼の中のライン』をエリスは見極めるべく努力した。

 

 

 

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タリスでのゲレタを知らない者からすればあり得ない話に思えるが、ゲレタはそもそもかなり初心(ヘタレ)である。

それこそ、タリス王とその家臣達が生暖かい目で見守ろうとする程度には。

 

それを誰よりも知っているエリスは褒められた事でないと知りながらも、優越感に浸るくらい。

 

起き抜けには無防備なところ。意外と弱音を自分の前では口にしてくれる事。

 

 

しかし、その一方でゲレタは懇切丁寧に自分を鍛えてくれる。

最初は壊れ物を扱う様にされて、何度も言い合った。

分からない事は分かりやすく教えようと、いつも頭を悩ませていた。

 

そんな献身的な姿を見て、ただ守られようとする程にエリスは弱くありたくない。

 

 

オレルアンで騎士ビラクとの模擬戦闘があったが、あの時の俺相手ならば、勝てはしなくとも時間を稼ぐ事は出来る。

他ならぬゲレタが呆れ半分な表情で言ってくれた。

 

 

 

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それがカチュアとの鍛練において発揮された訳である。

 

因みにゲレタの鍛練はものを実際に蹴る事もあるが、エリスの鍛練は相手がいない時なら、1人での鍛練。

剣道における『型の稽古』とでも言うべきもの。

 

 

 

 

「下手にエリスの様な立場の者が鍛えていると思われては逆効果になる。

だから、エリスは技術面を鍛えてほしい」

 

「ゲレタ。

それは貴方の好みの問題もあるのではないかしら?」

 

「……………黙秘権を行使する」

 

「だぁめ」

 

 

 

エリスはゲレタに膝枕をしながら話をするのが、かなり好きである。

そして、最近になってようやくゲレタも諦め気味とは言え、それを受け入れていた。

 

そうなると、やはり足が柔らかい方が良い。そうエリスは直感。

結果、膝枕でゲレタを癒す時間が増えていった。

 

 

 

なお、稀にではあるがゲレタがエリスを膝枕すると言う反撃をもろに受けて、エリスがゲレタの膝の上で真っ赤になるのだが

 

それは二人だけの秘密だった

 

 

 

 

 




エリスの秘密


ゲレタとの個人授業の時はスカートの下にズボンははかない
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