汚泥の中で 作:アカネイアの雑兵
「ゲレタの兄貴!北向こうの山にまた山賊が」
「………知ってはいたが、どんどん湧いてくるな
おおかたここら辺を縄張りとする山賊がいないと見て、流れてきたんだろうが」
ゲレタは面倒くさそうなため息をつく
「?
そう言うもんなのか?兄貴」
ゲレタに報告した少年は首を傾げた
「山賊と言っても無秩序に彼方此方に手を出す訳じゃねぇからな
下手に知らないところに手を出して騎士団なんぞが出張って来たら、事だろう」
「…その辺に詳しい貴方は本当に何なのよ」
「元山賊だが?」
ゲレタはゲレタを兄貴と慕う少年とカチュアと共に村のそばにある高台へと来ていた
カチュアとしては、ゲレタの戦闘法の是非はともかくとしても彼の戦い方は何かの参考になるのではないか?と考え
そして、助けてもらった恩を返す為に護衛としてゲレタに同行している
「…要らないとは、思うのだけどね」
曲がりなりにもマケドニアにおいて王女であるミネルバ麾下の白騎士団の一員である自分。その自分でも恐らく戦闘になれば歯が立たない可能性の高いゲレタ
その知識や何気ない仕草などには到底元山賊とは思えないものを彼女は感じている
因みに村でのカチュアの認識は
ゲレタの愛人
だったりする
パオラは未亡人で、
というものである事をゲレタ達は知らない
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村の少年レイはゲレタに強い憧れを持っている
村の男衆に比べると余りにも貧弱としか思えないのに、いざ戦いになると普段の温厚さはなりを潜め
いっそ背筋が凍りそうな程の冷酷さと無慈悲を以て敵の命を刈り取るのだ
レイもゲレタの様に余りガタイが良くない
その代わりに身軽であり、目も良い
村の中では主に高台での周囲の見張りを担当している為、ゲレタとも自然と話をする機会は多い
そして彼はゲレタの持つ知識の量に驚き、そしてゲレタに憧れる様になったのだ
元々山賊達をあっさり倒したゲレタに憧れがあったレイ。それ以降、チキがレイを威嚇する程にゲレタについて回っている
ゲレタからはまだ子供扱い(実際子供だが)されているのは不満ではあるものの、山賊達の戦利品の確保などに協力している為一緒に山賊退治に行っても文句は言われた事はない
…が
「…レイ
忘れんなよ。死ぬ時は一瞬だ
油断するな、気を配れ。それが出来ねぇなら邪魔だ」
そう言われて、レイは必死にゲレタの足手まといにならない為の努力をしている
カチュアについてレイはさして興味はない
レイも含め、元々村の者達は騎士というものが嫌いなのだ
…あくまでも村の大恩人であり、村の一員であるゲレタが助けようとするから協力しているに過ぎないのだから
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パオラは少しずつだが、動ける様になるとリンダの手伝いをする様になった
リンダは村の工芸品であり、偶に来る商人に売る為の木彫り細工や村の男達が狩ってきた獣の血抜きなどを手伝う事とした
そして、畑に入って雑草を抜いたり川から水汲みをしていたりする
温泉は源泉が上流にあるため、溢れた湯がそのまま下流へと流れていく
その湯船の中の掃除や家の中の掃除などリンダは娘であるチキと共に楽しそうにやっているのだ
常にミネルバへの忠誠を胸に鍛錬に励んできたパオラにとって、此処の生活は眩暈がする程に忙しく、そして充実していた
騎士としての生き方を否定するつもりはない
ないのだが、もしかしたらこうやって長閑な生活が送れる道もあったのではないか?
そう思ってしまう
今回、自分と妹が助かったのは本当に運が良かったからだ
ペガサスが撃ち落とされた時、2人とも死んでいたかも知れない
洞窟で動けなくなっていた自分を狙う者がいたかも知れない
ゲレタさんがもしも間に合わなければ、妹は間違いなく山賊達の慰み者となっていただろう
生きてはいても、尊厳も何もかも奪われる
そんな地獄の様な日々を送っていたかも知れないのだ
そう思うと、恐ろしくて体が震えてしまいそうになる
死ぬのは恐ろしくない
騎士の中にはそう言う人もいる
…しかし、パオラはそう思わない
……もう、そう思えなくなってしまったのだ
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騎士として恥ずかしい事だと言うのは理解している
…だけど、
騎士同士による戦闘ならば、仮に破れたとしても名誉ある死で終われるだろう
…だが、あの時の私達はそうではなかった
誇りも尊厳も
何もかもを奪われ、穢されただろう
ゲレタさんに恩がある
それこそ何をしてそれを返せば良いか分からない位に
…でも、それだけではないのだと思う
怖いのだ
戦わねばならない
ミネルバ様やマリア様を私達は助けねばならない筈
……なのに、私は動けない
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山奥の村であるが故に社会から切り離された生活を送っている
…などと言う事は決してなく、こんな辺鄙な村であっても交易品や余剰食糧を求めてやってくる商人というのはいるものだ
流石にデビルマウンテン程秩序だっていない為、幾つもの山賊の縄張りを通らねばならないが、それでも利益の為に彼等はこの村に来る
勿論、彼らとて山賊の恐ろしさは知っている
故に彼らは傭兵を護衛として雇う
特に大陸全土を巻き込む戦乱が勃発した事から各地で軍の行動が活発となり、どこの国でも食糧の需要が急激に高まっている
今回村を訪ねた商人はこの村の備蓄してある食糧を出来るだけ購入し、それを
かと言って、村側の食糧を余さず買い取ろうと言うつもりはない
仮に戦乱が終わったとしても、戦前の様に各地が安定するまでには数年はかかると見て良い
…であれば、来年以降もこの戦火から逃れている村とは懇意にする事で取り引きを継続して行いたかったのだ
「…そうですか、その様な事に」
「ドルーアとアカネイアの戦争は大陸全土を巻き込んでおりますから。私達商人にしてみれば本当に迷惑な話よ」
商人の女は外界から隔離されている様な村の村長にも情報はしっかり渡す事にしている
無論、知らなければ安く買い叩けるのは間違いないだろう
しかし、この村に来る商人が他にいる場合それは悪手でしかない事を彼女はよく理解している
確かに一度目は安く買い叩ける為に利益を上げられるだろう
…もし仮にその後で別の商人が来たとして、コチラのやった事に不快感を持てばまず間違いなく村側に今の大陸の現状を教える事でコチラに対する不信感を持たせる事と、自分への信用を稼ごうとする筈だ
そうなれば、この村との取引は難しくなる
この村は現在の大陸には珍しく、生産量が変わっていないところなのだ
…いや、寧ろ干し肉などについては増えていると言っても良い
理由は気になるところだが、下手に話を聞いて不興を買う事は避けねばならない
そう彼女は自制する
何せこの村との取り引きを数年続ける事が出来たならば、一介の行商人でしかない自分にもチャンスとなる事は明白
「…では、この額でよろしいですか?」
「ええ。構いません
…こうやって偶にあなた方が来られるからこそ、私達の生活も安定するというものよ
今後ともよろしくお願いしたいわ」
村長の言葉に穏やかな表情で話す
「そうですね
今後とも是非よろしくお願いします」
と村長と互いに頭を下げあった
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傭兵サムトーはあの奇妙な2人に出会ってからというもの、ずっとその姿を追い求めていた
何せあの男は
サムトーにとって、唯一無二の恩人と並び評される程の腕前と聞くあの傭兵の事を
あの後直ぐにサムトーは街を出て、近くの街を巡り歩いた
…ところが不思議な事に2人の話は全く出てこない
男は冴えない風貌であったが、女の方は明らかに衆目を集める容姿だ。噂にならないとは思えなかった
…念の為に奴隷商館も幾つか当たってみたが、やはりと言うべきか何処も知らないとの事
まあそうだろうな、とは思う
あれだけの女だ
手に入れられるなら、多少強引な手段を使ってでも手に入れるだろう。それをアカネイアの貴族あたりに売りつければ、それだけで後ろ盾を得られる可能性もあるだろう
様々な街を渡り歩いた結果、路銀がかなり減ってしまったので商人の護衛をして、こんな辺鄙な山奥の村に来る事になってしまう
山賊の1人や2人くらいは出てくるものだと思っていたのだが、幸いにも(サムトー的には不幸)遭遇する事はなかった
山賊などを討伐すればその分だけ護衛に支払われる報酬が増えるからである
酒場の1つもない
それはサムトーにとって、退屈以外のなにものでもなかった。…とは言え、護衛は元の街に戻るまで
であるならば、暇を何処かで潰さねばならない
そんな中
「なぁ兄貴
俺どうやったら兄貴みたいに強くなれるのか、知りたいんだ」
「…レイ
なら、一度死ぬギリギリまで自分を追い込めば見えてくるものもあるとだけ教えておいてやるよ」
「……冗談、よね?」
レイの言葉にゲレタは遠い目をしながら答え、その答えにカチュアは顔を引き攣らせていた
ゲレタの性格上、誤魔化している訳ではないと彼女には解ったのだから
「……マジ?」
「おおマジだが?」
レイの言葉にゲレタは軽く笑って答えた
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ゲレタはこの大陸に気が付いたらいた人間である
文字通り、右も左も分からない状況で
しかも山の中
どうしても、彼の中の常識が何をするにも足枷となり、あわや死ぬ直前にまで追い詰められた事があの時あった
ハイマンと出会う前の事だ
死にたくない
その一心でゲレタは自分に出来るやり方で、動物を殺す方法を考え、実行した
その時点でゲレタの中の現代的な倫理観は崩壊したと言って良い
その後、魔法が使える事を何とか理解したが
その魔力はとてもではないが他者を傷付けるのがやっとであった
故にゲレタは思考を巡らし、今の様な戦闘スタイルを思いつき
その後はひたすらその慣熟に努めたのである
人は自らの死に瀕すると、何処かの枷が外れてしまうもの
ある意味では自分の場合、それが最悪の方向で合致してしまった
そうゲレタは思っている
誇りとか名誉などに興味はない
だが、これが
この方法が
この時代にそぐわないものである事も理解している
近代戦においては
故にこそのミサイルやドローンなどであると少なくともゲレタは解釈している
しかし、この大陸の価値観はどちらかと言うと中世紀の騎士道に通じるものがあると感じている
間違っても武士道ではないだろうとは個人的には思う
つまり、正々堂々を良しとし、卑怯を忌み嫌う思想だ
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無論、これも考え方の1つではあると思うが、実力主義と言うには余りにも環境に依る所が多いのは如何ともし難い話では無いだろうか?
貴族や騎士の家に生まれたならば、高等教育を受ける事が出来る
…しかし、庶人に生まれてしまえばその様な機会に恵まれる事はない
影の英雄で出てきたマイユニットも元騎士である親の指導があったからこそ、カタリナは言うに及ばず
確かにマルスやシーダの様な人物もあるだろうが、それは本当に稀少な例ではあるまいか?
あと、闘技場の元奴隷だったオグマを自国の護衛隊長に引き上げたタリス王も明らかに傑物なんだよなぁ
ハーディンやミネルバにシーマも悪い訳では無いんだろうが、どうしてもその地位に縛られてしまうからなぁ
ジョルジュやミディアは言うに及ばず
故に実力主義と言えば聞こえは良いが、在野の原石を拾って磨き上げる環境はほぼないってのがこの大陸の現状だと思う
…こんな事考えた所で詮無い話ではあるんだがなぁ
「あ、あんた
あの時の!」
そんな取り止めのない思考は突然掛けられた声によって打ち切られる事となる
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「…何者ですか」
カチュアはいきなり
腰の物を見るに傭兵であると思われるが、少なくともゲレタの反応からすると顔見知りとは思えない
そして、この村の住人でもない。…それは断言出来る
更にレイも明らかに不審そうな顔を男に向けているのだ
「お、おいおい
別に何をするって訳でもないって」
男はどうやらカチュアの剣呑な雰囲気を察したのか、両手を上げてそう話してくる
「…ああ、ナバールのパチモンか
何でお前が此処にいるんだ?」
「パ、パチ!?何だそりゃあ
…俺はサムトー、傭兵だ」
ゲレタの冷たい視線にも怯む事なく男、サムトーはそう自己紹介をする
「って、やっぱりアンタ『紅の傭兵』の事を知ってんのか!」
「…元同僚?
………違うか。雇用主に紹介した関係?
ま、どうでも良いか。最終的には裏切られた訳だしな」
「何を言っているのか、さっぱり分からん」
ゲレタの要領を得ない説明に困惑するサムトー
「…お知り合い、ですか?」
そんなゲレタにカチュアは訊ねると
「…なんつうのかね、俺がこんな風になった原因を作った奴の名前を騙ってた奴?」
「今はしてねぇって」
ゲレタは答え、サムトーは苦笑しながら否定する
あれからサムトーは自分の事を紅の傭兵と名乗る事はなくなり、傭兵サムトーとして活動していた
ナバールとして活動していた為、サムトー自身の名は知られていなかったが、それでもそれなりに稼げている
今回、護衛の依頼を受けたのは
「あ、サムトー居たわね
今日はこの村で一泊して、明日アカネイアへ行くわよ」
そう赤髪の商人がサムトーに話しかけてきた
「…ところで、何やってるの?」
「………そっちを普通は先に聞くだろうが」
そう力無く項垂れるサムトー
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女行商人アンナ
今はまだ店を持つ事が出来ていないが、将来的には店を持ちたいと考えている珍しい女の行商人
彼女はアカネイア・パレス解放の立役者であるアリティア軍を率いるマルス王子と誼を通じたいと考えている
どうしても、アカネイアは商人仲間達の話を聞いていると余りお近づきになりたいと思えない
何せ
その話の真偽はさておき、問題は
その様な事をアカネイア貴族がしていたとしても、否定出来ない
という事だ
貴族やその連枝(一門)が問題を起こしたとしても、それをマトモに取り合わない
などという事はアンナも話に聞いている
特に商人はその手のトラブルには事欠かない仕事である。その為、契約の不履行こそ商人側はしない。…のだが、それに対する代金の未払いや払ったとしても事前に話をした額よりも大幅に減らされる
なんて事は良くある話
彼女も知人の商人仲間と共に大きな商売をした時に向こうの勝手な都合(いちゃもんと言う)により、予定された額を遥かに下回る支払いしかされなかった事があった
文面に起こしていたとしても、相手は金と人脈に物を言わせて平然と書面を偽造してくるのもいるくらい
そして双方の持つ書面が異なる場合にそれについて判断する場所はアカネイア貴族の息のかかっている所
此方の言い分が通る事はまず無い
これのどこが鬱陶しいのかと言えば、彼等はアカネイアと頻繁に取引のある商人にはその様な事はしない
するのはアカネイアに地盤を持たぬ者や自分の様な行商人など
つまり、彼等貴族は国内の商人に対してはマトモにしている為不正行為について咎められる事はない
国内の商人達も自分達の利益や立場を脅かしかねない商人は邪魔であり、排除したいと考えている
結果、アカネイアは新規参入を拒む様な体制となっていった
(ま、あの時はまだその辺りが分かってなかったから仕方ないわね)
と彼女は割り切っている
何せ下手をすれば貴族の手に落ちていた可能性もあるのだ
マシと思わねばならないだろう
彼女もそれなりには戦える
が、流石に山賊の多い山々を踏破するのは難しいと考えて、サムトーを雇った
村長との商談も上手くいった
そして、村の中をさりげなく観察しながらアンナはサムトーを探していたのだ
随分身なりの良い人を連れているのね
アンナが最初にゲレタに感じた事はゲレタ本人ではなく、ゲレタについていたカチュアの事であった
野にあっても、一際目立つ花。それがアンナがカチュアに抱いた感想であり、ゲレタについては寧ろ
なんで、こんな人と一緒にいるのかしら?
と内心首を捻っていた
とは言え、彼女とてその内心を悟らせない程度には場数を踏んでいた訳だが
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「……あの、チキさんすみません」
「何かしら?ルキナ」
いつもの様にチキの話を聞きに来ていたルキナは思わず話を止めてしまう
興味深い話と思っていたのだが、流石にこれは聞かねばならない。そう思ったから
「アンナさん、そんな昔にも居たのですか!?」
「………あら?」
ルキナの疑問なチキは目を丸くする
「まぁそうなると思いますよ、チキさん」
そう筆を走らせていたミリエルも同意する
何せ当時の記録の多くは散逸しており、つい先日いくつかの歴史に基づいて制作されたとされていたものが友人であるチキによって否定されたのだ
マリアベルは単純に娯楽として見ていたが、彼女の場合は資料として見ていたのでショックは大きかった
仮にも仲間として共に戦っていたが、何せ事あるごとにサイリがさり気なく止めてきていた(話が長くなる 竜族的な意味で)
その為、マリアベルも彼女も
そして、伝説の天馬騎士であるシーダの事を知りたがっていたスミアも遠慮していたのだ
後に彼女達の思うところとサイリの止めた理由が異なる事を知ったリズがチキに当時の話をねだった訳だが
ミリエルと息子のロランは現在この大陸の歴史について研究しており、2人とも高位の賢者である為、しばしば大陸中を渡り歩いている
今回もある意味ではその歴史探訪の1つであり、クロムとスミアから頼まれた事もあって友人であるチキのもとをルキナと共に訪れていた
「まぁ、彼女については深く考えるだけ疲れるだけよ」
「そうですね」
チキの言葉にミリエルも笑って同意する
何せ大陸中にそっくりさんの溢れている彼女だ
それこそ、あの時代に彼女の祖先がいたとしても不思議ではない
…ただ、どうしても思うのだ
「…今度お父さん達の墓参りしようかしら
…ルキナ、付き合ってくれる?」
「勿論です」
輪廻は巡るという
…ならば、両親の魂は何処へ行ったのだろうか?
と
アンナは割と謎キャラ
でも、こういう時には使いやすい(使いこなせるとは言っていない)