汚泥の中で   作:アカネイアの雑兵

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元々chaosルートとして考えていた名残



ゲレタ(人でなし)の本気
そして、敵側ルート







本当に救いのない様な話なので、一応覚悟して読んで下さい


 異聞 悪鬼羅刹

「…お主、アリティアと敵対するつもりはないか?」

 

その誘いを受けた時から、ゲレタは真に鬼となったのだろう

 

 

 

 

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ガーネフは遅々として進まない状況に戦々恐々となっていた

 

 

大陸最大の国家であるアカネイア

それを滅ぼしたというにも関わらず、未だに生き残りが抵抗を続けているらしい

 

彼は魔道士であり、戦略や戦術を論ずる立場の人物ではない

…しかし、そんな彼であっても違和感があった

 

 

 

何故ニーナはアカネイアから逃げおおせる事が出来たのか?

 

 

 

 

 

そしてガーネフは知る事となる

 

 

グルニアとマケドニアの唾棄すべき裏切りを

 

 

 

 

 

 

この時点でガーネフはドルーアに従う国家群に期待する事を辞めたのだ

 

 

 

となれば新たに人員を確保せねばならない

 

しかも出来る限り強く、そして裏切らぬ者を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そしてガーネフは知った

 

 

マルス達によって壊滅させられた山賊の生き残りを

その異端としか思えない戦い方をする魔道士の存在を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お主はマルスに付いた裏切り者を殺したいのであろう?

ならば儂がその場を与えてやろうではないか?」

 

「こいつは驚いたな

かの大賢者の弟子がこんな小物に目をかけるなんざ」

 

相手の言葉にガーネフは目の前の男に対する興味が強まるのを感じた

 

 

 

「ふむ、どうやら自己紹介は要らぬ様じゃな」

 

「ゲレタだ。恩人を失い、裏切り者を始末する為にのうのうと生きている恥知らずだ

有難い話なんだが、なら1つ条件を出しても構わねぇか?」

 

「聞こう」

 

「地竜族の長

暗黒竜メディウスと会ってみたい」

 

ゲレタの言葉にガーネフは目を見開いた

 

 

 

 

 

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そして世界にとって、最悪の出会いは果たされた

 

 

「地竜族の長にして暗黒竜メディウス

アカネイアを滅ぼすだけじゃ事足らんだろう?

アリティア、グラ、グルニア、マケドニア

その全てと忌まわしきガトーを殺さねぇか?」

 

『ほう?

面白い』

 

 

 

 

 

 

 

更に

 

 

「エレミヤだっけか?

ゲレタだ。あんたらの上司になる」

 

「···何をすれば良いのですか?」

 

「なぁに子供達を鍛えて貰うだけさ」

 

戦力を増強させ

 

 

 

 

「ディール要塞のジューコフ将軍だな?

俺はゲレタ。ガーネフとメディウスの使者として来た」

 

網を張り

 

 

 

 

「奴らの掲げるファイアーエムブレムとアカネイア再興の大義

全て粉微塵に砕いてやろう

馬鹿正直に戦争なんざする事はねぇよ

人の愚かさを特等席で観戦しようや」

 

 

 

アカネイアの歴史

大賢者ガトーの正体

パルティア、メリクル、グラディウス、ファイアーエムブレム。そしてファルシオンの秘密

グルニアの黒騎士カミュとマケドニアの赤き竜騎士ミネルバの利敵行為

 

ゲレタはメディウス直属の配下として縦横無尽に策を巡らし、時には

 

 

 

「···アストリアだな?」

 

「何だお前は

っっっっ!!」

 

「喉と肺を焼いた

声も出せず、無様に苦しみもがいて

そして死ね」

 

 

暗殺を

 

 

 

 

またある時には

 

 

 

「······ドルーアは我等にどうしろと言うのだ?」

 

「一度裏切りを働いた以上、信用させるにはそれ相応の働きやケジメがいる

それだけだ」

 

圧をかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

----

 

 

 

「と言うわけで、ガトーを殺しに行く

ショーゼン殿、モーゼス殿にゼムセル殿

力をお借りしたく」

 

「構わぬ」

 

「ヒトにしてはまだ貴様はマシな部類であるな」

 

「あの忌むべき裏切り者を始末できるならば構わん」

 

ゲレタはガトーの始末をメディウスに提案

メディウスはその提案を受け入れ、ショーゼン、モーゼス、ゼムセルとその配下の部隊をゲレタに預けた

 

 

因みにアカネイアパレスは既に歴史の上にしか存在していない

 

 

 

 

 

ゲレタはガーネフに頼みアカネイア全土に布告を出した

 

 

 

パレスを破壊する

それに異を唱えるならば、パレスまで来る事だ

 

 

 

そしてごく少数の者が来たが、ゲレタにより処理された

ミディア達アカネイアの捕虜は崩れ落ちるパレスの中に置き去りにし

 

 

アカネイア再興を掲げようとも、所詮は口だけの者ばかり

我等ドルーアはアカネイアを統治するつもりはない

 

治めたければ、好きにすると良い

 

 

 

と言ってアカネイアから全戦力をドルーア本国へと戻したのだ

 

 

 

 

 

 

 

そう、これによりドルーア軍は大陸各地に兵力をいつでも派遣出来る体制を作り上げた

 

食糧問題はバレンシア大陸からの購入で問題ないとし、ジオルを自らの手で処断したグラに対して食糧供出を無理のない範囲で命じている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大賢者ガトーはその名に恥じぬ実力を持っていたが、ゲレタによる目潰しなどの妨害により実力を発揮する事は叶わない

 

 

チキを発見したゲレタはメディウスに対してチキの助命を願い出た

 

メディウスもそれを受け入れ、チキはドルーアの奥地で過ごす事となる

 

 

 

 

 

そしてガトーを殺害し、チキを掌中におさめたゲレタはその兵力をグルニアへと向けた

 

既にディール要塞は陥落していたものの、ジューコフ等はドルーア本国へと撤退

 

 

 

グルニアにおいて竜を動員して黒騎士カミュの不実を民に知らしめ、グルニア国王に対しては

 

 

「選ぶが良かろう

1人の下らぬ情をとるか、国を守るか」

と迫った

 

 

 

勿論、グルニア城にいた兵士達は邪魔をした者全てを虐殺した上で

 

が、ゲレタは非武装の女官や侍女などには一切目をくれなかった

 

 

 

何故か?

全てを殺し尽くせばグルニア王とて徹底抗戦を選ぶだろう

が、殺さない者を用意する事で此方も多少は譲歩する姿勢を見せたのだ

 

 

 

ゲレタは勿論、メディウスもガーネフもさしてグルニアの存亡には興味がない

 

グラディウスを持つカミュには不快感しかないのは事実ではある

 

しかしそれは、自身のつまらぬ信条により守るべき国や民を苦しめている意識が無い事をゲレタは

裏切りをメディウスとガーネフは

 

問題としているだけなのだ

 

 

 

と言っても、既にグルニアは終わっている

例え此処で国王がカミュを切り捨ててもグルニアのカミュのシンパが

切り捨てなければドルーアが

 

グルニアの命脈を絶つだろうから

 

 

 

(守るべき者から刺されるってのは中々にクるもんだぜ?)

 

結局その日ゲレタはグルニア王から返答を貰う事無く帰還した

 

 

 

 

 

 

マケドニアにおいては、ミネルバ達が離反した事によりドルーア側からの支援が滞る事となった

 

 

勿論、どこぞの性悪の考えたやり方である

 

 

 

なにせミネルバ達をドルーアが討てばマケドニアに反ドルーア感情が広まりかねない

 

その為、徹底的にミネルバ達を自らが貶める風潮を作り出し、手の読みづらいミシェイルに精神的な負荷をかけ続けるべきとしたのだ

 

 

 

 

 

「ミシェイル

アンタの事は嫌いじゃねぇ。寧ろ好ましく思っている。手は抜かねぇ

それが俺なりの手向けだ」

 

 

 

 

 

こうして、グラ、グルニア、マケドニア

更にアカネイアの動きを完全に封じ込め、マルス達は混乱するアカネイア再建の為に貴重な時間を浪費する事となる

 

 

 

 

 

----

 

 

 

更にゲレタはマルス達がアカネイア再建に奔走している頃手を打つ

 

 

オレルアンに対してショーゼン率いる部隊を

そして

 

タリスにモーゼスとゼムセル率いる部隊をそれぞれ派遣したのである

 

 

「アンタらには縦深防御など出来やしない

アドバンテージは常にこっちにある

綺麗な戦争ごっこは終わりだ

これからは見るも無惨な戦争の始まり」

 

ゲレタは徹底してマルス達を避け、彼等が以前訪れ解放した場所を攻撃する事とした

 

 

最初のうちはドルーアの非道を皆責めよう

 

 

だが、時が経てばどうなるか?

 

 

 

「人の悪意ってのがどれだけヤバいのか

教えてやるさ」

 

授業料は後で徴収するとしよう

 

 

 

 

ゲレタはそう醜悪に嗤った




と言うわけでゲレタがリンダと出逢っていなければ、このルートとなってました

この場合、ガーネフから教わったリワープを使いゲレタは大陸中で暗躍し、時には暗殺を繰り返す事でしょう



ジュリアンとナバールはキチンと殺します
他の者達は手足を切り落とす様に少しずつ

だが、確実に削り落とします


そしてマルス達の敗戦が明白となれば、最初に大陸中へとばら蒔いた悪意が民衆の背中を押すことでしょう

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