ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ベル「………………ウィーネの事は他の兵士に任せる、お前達は彼らを止めてくれ」
ベルの命令に反応しまずタウラスが立ち上がる
タウラス「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
両手に両刃斧を持ち咆哮を上げる、同時に吹き飛ばされたベートが壁から飛び上がりベルに蹴りを放つがベルは屋根から飛び降り回避する
フィン「………………ガレス」
タウラスを見たフィンが名前を呼ぶとドワーフが前に出ると大戦斧を構える
ガレス「なんじゃ、ワシの相手はミノタウロス1匹か」
リヴェリア「見たこともない奴だ、気を抜くな」
ガレス「分かっとるわい、ほれ、大牛、着いてこい」
ガレスがそう言いながら下に降り人の少ない場所へ移動しようとするとタウラスはその背後を思いっきり強襲した
その光景にイグリットはやれやれと言った様に首を振り周りで見ていた市民からも非難の声が上がる
市民『汚ぇぞ!!』
市民『正々堂々戦え!!』
そんな声を切り裂く様に土煙の中からガレスが現れる
ガレス「全く、背後から奇襲とは、もうちっと戦士の戦い方ってもんを考えんか、そぉら!!!!」
ガレスはそう言い大戦斧を振るうとタウラスは大きく吹き飛ばされ彼方へ消えガレスもその後を追う
次にクリスタルが立ち上がるとその豪腕を見せつける様に地面を殴り砕く、先程までタウラスの奇襲に非難を浴びせていた市民達はその豪腕に蜘蛛の子を散らすように逃げていく
クリスタル「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
フィン「…………ベート、ティオナ、ティオネ」
クリスタルの豪腕を目にしたフィンは直ぐに適任であろう3人の名前を呼ぶ
フィン「相手は階層主だ、気を抜くな」
ティオナ「は~い」
ティオネ「団長もお気を付けて」
ベート「チッ、今回は従ってやる、代わりにあの野郎を俺の分までぶん殴っとけ」
クリスタル「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
3人と1匹はそこそこ派手に立ち回りながらその場を離れる
最後に立ち上がったイグリットはベルの横に立つと悪魔王の長剣を抜きその刃からバチバチと白い稲妻を迸らせディックスと魔法兵達が背後に立つ
フィン「アイズは僕と彼らの相手を、リヴェリアはそのサポートを頼むよ」
アイズ「分かった」
リヴェリア「任せろ」
ベル「…………………………」
アイズ「……………………」
ベルはヴァルカンの怨念を構えアイズはデスペラードを構える
両陣営の間に緊迫した空気が流れベルとアイズが飛び出したのはほぼ同時
空中でぶつかり合った両者の間に火花が散り互いに弾くと地面に着地する
ベル(やっぱり一筋縄じゃ行かないな、君主の器に選ばれるだけはある、強い、とてつもなく)
アイズから溢れる静かな闘気、感覚が鋭くなった今は愚かシステムに覚醒する前のベルですらも感じることが出来るだろう気迫、それを前にしてベルは
ベル(どうしよう、困ったな、今、凄く彼女を越えてみたい!!)
ベルの不適な笑みにアイズの背筋をゾクリとした物が流れた
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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フィン・ディムナ【勇者】
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ヘスティア様
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アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】