ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

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集結する王達

ダンジョン ???階層

 

 

 

今日も今日とて冒険者達が様々な階層に足を踏み入れる

 

 

 

ここにも新たに中層を目指す冒険者達がいた、数は4人、斧と壁盾(タワーシールド)の割りとオーソドックスなタイプのドワーフの男の戦士に犬人の女魔法使い、大剣を持つアマゾネスの戦士、最後に短槍を持つエルフの男戦士と一応バランスの考えられた編成と言えなくもないだろう

 

 

 

エルフ「ここだな」

 

 

 

ドワーフ「ああ、俺達もLv.2になった事だし【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】みたいに余裕とまでは行かなくても良いところまでは行きたいな」

 

 

 

エルフとドワーフが軽く言葉を交わし中層へ向かう階段を下りようとした時、中層から上がってくる気配を感じ他の冒険者が退散しようとしていると思った一行は1度階段から離れる、階段の向こうから現れたのは2~3m程ある人間と思われる男、髪は長いこと切っていないのか後ろで一つに纏められているだけで不恰好だが筋骨隆々の体も相まって様になっている、見たこともない獣の革と骨を使った装備をしているが武器の類いは一切無く靴すら履いていない

 

 

 

そんな不思議な格好の男を不信に思った冒険者達は声を掛けようとするがそれを犬人の魔法使いが止める

 

 

 

犬人「ち、近付いちゃ駄目!!」

 

 

 

戦士達は振り返ると犬人の魔法使いはガタガタと震えていた

 

 

 

エルフ「お、おい!!、どうしたんだよ!!」

 

 

 

ドワーフ「何があった⁉、奴の仕業か⁉」

 

 

 

犬人「あ、あれは、人の勝てる存在じゃない」

 

 

 

犬人はブルブルと震える手で杖を握りそう呟く、その時

 

 

 

パチン

 

 

 

と指を鳴らす音が響き冒険者達は気を失った

 

 

 

???「………………何をした?」

 

 

 

男が振り返るとそこにはいつの間にかエルフと同じ特徴的な耳の老人が立っていた、しかしその肌は青白くとてもエルフと呼べる程美しいとは言えない

 

 

 

???「騒がれると耳が痛い、それに面倒だ、それより確認出来たか?」

 

 

 

???「いや、先に動いている筈だが、気配が感じられないとなると奴らに動きを封じられたか、或いは神に葬られたか」

 

 

 

???「兎も角我々は我々の仕事をするまでだ」

 

 

 

エルフの老人が手を前に出すと魔力が集まり空間に穴が空く

 

 

 

???「1人、この地にいるようだが」

 

 

 

???「この地には神とやらもいると言う、下手なことはせずこの辺りはあの者に任せよう」

 

 

 

???「関わりたくないと言うことか?」

 

 

 

???「そう取ることも出来るだろうな」

 

 

 

エルフの老人はそう言うと空いた穴の中に入ると穴が消えた

 

 

 

???「臆病者め」

 

 

 

大男はそう言うと爪を空中に突き立て引き裂くと再び穴が空くと男は中に消えた

 

 

 

唯一の手がかりであった気絶した冒険者達は大男達が消えた後、魔物達に襲われ死んでしまいこの事は誰も知ることは出来なくなってしまった

最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで

  • フィン・ディムナ【勇者】
  • ヘスティア様
  • アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】
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