ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ダンジョンからバベルを介してオラリオに出る、ウィーネが外に出て暴れた影響か、所々建物が崩れ瓦礫もそのままになっていた
ベルが通れば直接的な影響は無いがコソコソと影口が聞こえる
冒険者「おい、【
冒険者「ほっとけ、どうせ自分のスキルで取り込む為に俺達の邪魔してきたんだろ、関わるなよ?、俺達までスキルに取り込まれちまう」
市民「あんな人が冒険者やってるなんて、ギルドは何してるの?」
市民「無茶言ってやるな、聞けば【ロキ・ファミリア】の精鋭すら1人で倒したらしい、全員ボコボコにされて無事だったのは【剣姫】1人だったらしい」
口々に噂されるベルの力に不安と恐怖が広がり気が付けばベルに近付く者は1人として居なくなっていた
ベル(ま、こうなるよね)
ベルが周りを見ればチラチラと見ていた民衆も冒険者もササッと目を離しそそくさと離れていく
???「ベル君」
そんな中背後から声が聞こえ振り返るとそこには見知った顔が並んでいた
ベル「………………神様」
ヘスティアを含め全員が悲しげな顔で立っていた、良く見ればその更に後ろには動向を見守る様に戦った【ロキ・ファミリア】の面々もいる
ヘスティア「………………………ウぃ、ヴィーヴルは?」
ベル「……………………」
ウィーネと言おうとしたヘスティアの口が止まりヴィーヴルに言い換えられる、オラリオにはまだ一部を除いて『異端児』達の事は知られていない、かの【ロキ・ファミリア】の第一級冒険者ですらその事を知らない
ベルは何も言わずじっとヘスティアの顔を見るに留める
ウィーネはヴィーヴル、冒険者達にとって全身が宝の山であり彼女の生死と居所を口にすればリド達の近くに居たとしても争いを得意としない彼女はあっという間に淘汰されてしまう、そういった意味でも18階層の件があるとはいえ簡単に口にする事は出来ずヘスティア達が被害に遭わないとも限らない
ベル「……………………」
ベルはヘスティアから視線を外し周りを見る、瓦礫の撤去にギルドの職員が駆り出されその中には良く知る人物がいた
ベル「………………エイナさん」
彼女も気付いた様でベルの元へ近付く
エイナ「………………」
ベル「……………………」
2人の間に重い空気が流れエイナが切り出す
エイナ「利己的な判断で街と、市民を危険に晒して冒険者にも危害を加えた、本当なの?」
ベル「…………………………」
エイナ「何か…………言ってよ」
沈黙、それが本当の事も嘘も言えないベルの選んだ答えだった
パンッ
と不意に衝撃と乾いた音が響く
エイナ「信じない………………信じないから!!」
涙を浮かべ必死にそう言うエイナを背にベルはその場を去った、レベルが100に達し何でもない筈の彼女の平手打ちがどんなモンスターの一撃よりも痛く感じた
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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フィン・ディムナ【勇者】
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ヘスティア様
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アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】