ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

112 / 159
そろそろ君主達にも動いて貰いましょう


バランの嘆き

ベル達の世界からは観測できない場所

 

 

 

そこに6人の男達が立っていた、皆只者ではない空気を纏っている

 

 

 

???「光の破片の排除はどうなっている?」

 

 

 

野性的な男が語り駆ける

 

 

 

???「殆ど排除し終えた、残るは最も眩しい光の破片を含め3と言った所だ」

 

 

 

エルフの老人がそう言うとその場にいる中で最も巨大な男が話す

 

 

 

???「疫病の君主を殺した者の身元は分かったのか?」

 

 

 

???「いや、だが光の破片のいずれか、或いは全員だろう」

 

 

 

エルフの老人がそう言うと大柄な野性的な男が声を上げる

 

 

 

???「それより、迷宮都市とやらを攻めるのだろう?、準備はどうなっている?」

 

 

 

大柄な野性的な男の質問に答えるように笑い言うのは綺麗な服を纏う若い男

 

 

 

???「それなら問題ない、アンタレスより劣兵を使う許可が降りた、既に準備を終え暴れている頃だろう」

 

 

 

???「破滅の君主が⁉、それなら心強いな」

 

 

 


 

 

 

竜の谷と呼ばれる場所、そこに1匹の怪物が現れた、その場にいた強者()達ですら彼を恐れ散り散りに逃げ出しその場を動けない主と融合した、彼の名はカミッシー、【消えない炎】の異名を持つ真なる竜の1匹、融合したのは【隻眼の黒竜】の名前を関する怪物、かつてオラリオ最強と唱われた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】を返り討ちにした王の1人だ、その怪物達が混ざり合い全く新しい怪物として生まれ変わった、その怪物はあっさりと結界を破りゆっくりとオラリオへ向かう、その一部始終を見ていた帽子を被った神は冷や汗を流し魔道具を使い最速でオラリオへ戻った

 

 

 

【ロキ・ファミリア】との一悶着があった後、ベルはちょくちょく中層攻略を進めながらリューを口説く術を考えていた、今は中層からの帰りだ

 

 

 

ベル「リリ、良い方法無いかな?」

 

 

 

リリルカ「またですか、本人にその気が無いのなら此方がどれだけアプローチをかけても無駄だと思いますよ?」

 

 

 

うんうんと唸りながらリューを首に縦に振らせる方法を考えているとオラリオの入口付近が何やら騒がしかった

 

 

 

2人は互いの顔を見合せそちらに近付くと見知った顔があった

 

 

 

ベル「…………ヘルメス様?」

 

 

 

ヘルメス「ベル君⁉、丁度良かった、今君の所に行こうと思ったんだ」

 

 

 

ヘルメスは息を切らせながらベルに向かい合う

 

 

 

ヘルメス「ひとまず君の本拠地に行こう、君は何かと人目を集める」

 

 

 

ヘルメスはそう言うとベル達も同意し【ヘスティア・ファミリア】の本拠地に向かう

 

 

 

【ヘスティア・ファミリア】本拠地

 

 

 

ヘルメス「君に頼みたい仕事がある」

 

 

 

ベル「僕に?」

 

 

 

ヘスティア「どういうつもりだいヘルメス?、まさかまた何か企んでるんじゃないだろうね?」

 

 

 

ヘルメス「ヘスティア、今回はオレの企み無しだ、率直に言うと【隻眼の黒竜】が結界から抜け出した」

 

 

 

その言葉に全員が驚きを隠せず立ち上がる

 

 

 

リリルカ「た、確かな情報ですか⁉」

 

 

 

ヘルメス「ああ、何せこの目で見たからね、しかも強力な竜と結合しより強力になった様だ、ギルドにはアスフィが知らせに行ってくれている、報酬も一生遊んで暮らせる程出るだろう」

 

 

 

ベル(【隻眼の黒竜】、考えなかった訳じゃないけど神様達が良いと言わないだろうと半ば諦めていた相手、もし仲間に出来ればイグリットやクリスタル以上の兵士になるに違いない!!)

 

 

 

ベル「やります」

 

 

 

ヘルメス「そうか!!、やってくれるか!!」

 

 

 

ヘスティア「ベル君!!」

 

 

 

春姫「………………ベル様」

 

 

 

リリルカ「ベル様!!、考え直してください!!、無茶にも程があります!!」

 

 

 

ベルはヘルメスにそう言うとヘルメスは嬉しそうに立ち上がりヘスティア達が止める

 

 

 

ベル「2人とも、大丈夫、必ず帰ってくる」

 

 

 

???「行かせてやれよ」

 

 

 

声を上げたのは今まで工房に籠りきりだったヴェルフ

 

 

 

ヘスティア「ヴェルフ君⁉」

 

 

 

ヴェルフ「ベル、出来たぜ、お前に相応しい、絶対に使い手を裏切らねぇ魔剣が」

 

 

 

ヴェルフが渡したのは二振りの短剣

 

 

 

バランの嘆き

入手難易度:???

種類:短剣

攻撃力+1500

悪魔達の王、白炎の君主バランの角を使った短剣です

バランの角と2種類の最高の金属を幾層にも重ね一流の鍛冶師が丁寧に作り上げた最高品質で切れ味は何物にも引けを取らず決して砕けることの無い武器です

持ち主の全能力を上げる「悪魔の力」を使用出来ます

効果「悪魔の力」:全ステータス値が2倍になります

 

 

 

ベル「……………………ありがとうヴェルフ、期待以上の仕上がりだよ」

 

 

 

ベルはヴェルフに例を言うとヴェルフはニコリと笑う

 

 

 

ヴェルフ「おう!!、ソイツで【隻眼の黒竜】をぶっ飛ばしてこい!!」

 

 

 

ヴェルフはそう言うと背中をバシッと叩きベルを送り出した

最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで

  • フィン・ディムナ【勇者】
  • ヘスティア様
  • アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。