ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ベル「お前が九君主の1人か?」
???「
ベル(何を言っているのか分からないのに意味が分かる、ケレシャは普通に話してたのに、何か違いがあるのか?、まぁ良い、兎に角こいつを)
その時エルフは大きく息を吸い吐き出す、するとベルの腕が凍り付き巨大な氷山が現れる
ベル(強力な魔法だ、注意しないと)
ベルはバランの嘆きを取り出し構える
???「
睨み合う2人の間に緊張感が走る、そんな緊張感を打ち破ったのは
ロキ「何の音や⁉」
2人ではなくこの館の主ロキだった
ロキ「なんやコレ⁉、てか自分誰やねん⁉」
???「
ロキ「なに言うてんのや?、分かる言葉で話さんかい!!」
ベル(神にもこの言語は聞き取れないのか?)
ロキ「ん?、どわぁあああああああ、フィ~~~~ン!!、ちょ、誰か来てや~~~‼!!、フィンが大怪我しとる~~~~‼!!」
ロキの声にバタバタと他の団員達が集まってくる、最初に入ってきたのはリヴェリア、彼女はすぐにフィンの元へ駆け寄ると傷を確認する
リヴェリア「ッ!!、これは」
ロキ「助けてなぁ!!、絶対助けてなぁ!!」
その後も幹部クラスが続々と集まりその間にエルフは逃走を謀る、空間に穴を空けその向こうに消え行くエルフをベルは追う
ベル「逃がすか!!」
???「
ベル「ッ!!」
???「
そう言って消えたエルフに歯噛みしながらもベルはフィンの元へ向かう
ベート「バカゾネス!!、もっと包帯寄越せ!!」
ティオネ「やってるわよ!!、もう!!、何で止まらないの!!」
ベル「ジークフリード」
ジークフリード「はっ!!」
ベル「フィンさんの傷を治してくれ」
ベルは影の中からジークフリードを呼び出しフィンの治療をするよう命じる
ベート「な、なんだてめぇ、やんのか⁉」
ロキ「ベート、ええ、好きにさせてやりぃ」
リヴェリア「なっ⁉、正気かロキ⁉」
ファミリア内で言い争っているうちにジークフリードはフィンに手を翳し一瞬フィンの体が炎で包まれるが次の瞬間には傷1つ無いフィンが寝ていた、しかし
ジークフリード「申し訳ありません王よ、この者は既に多量の血を流しており傷は治せましたが命は長くないかと思います」
ベル(なら命を神水を使うか?、だが数に限りがあるのに……………………いや、命より優先するべき物なんて無い!!!!)
ベルはそう思い命の神水を取り出すが
フィン「もういい」
そう言ってフィンは血塗れの手でベルの手を下ろさせる
リヴェリア「何を言う!!、助かるかも知れないんだぞ!!」
フィン「今日僕は、神にも近い力を見た、そしてそれが僕達に牙を剥いている事に、だから、ベル・クラネル」
ベル「はい?」
フィン「どうか、どうか、皆を守ってくれ、この世界の【英雄】になってくれ」
ベルの服を掴み涙を流しベルに頼む
ベル「……………………」
ベルは何も言わずソッとフィンの手を取った
フィン「……………………ありがとう」
フィンはその言葉を最後に息を引き取った