ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
【ロキ・ファミリア】団長フィン・ディムナ死亡
【
容疑者はエルフの老人
フィンの訃報はあっという間にオラリオに広がりオラリオは絶望と恐怖に包まれる
葬式は大々的に行われ【ロキ・ファミリア】のメンバーは勿論、普段は敵対している【フレイヤ・ファミリア】も参列していた、勿論ベルを始めとした【ヘスティア・ファミリア】も
ベル「……………………」
普段は着ない様な黒スーツにネクタイをし、春姫と命は極東で葬式を行う際に着る喪服と言うのを着ている
団長代理のリヴェリアが入り口で人を招き中ではその他の幹部が動いていた
ヘスティア「???、ロキは?」
ティオナ「………………あの日から部屋に籠って出てこないの」
ガレス「神とて身内の死は堪えるものがあるんじゃろう、今はソッとしといてやれ、所で【ヘスティア・ファミリア】団長殿」
ベル「はい」
ガレス「フィンの事、兵士にせんでくれて感謝する」
ガレスはそう言うと頭を下げる
ベル「いえ、あれ?神様?」
ガレスと話し終わりヘスティアを探すも何処にもいない
直ぐ様ヘスティアに着けた影の兵士を確認する、どうやらロキの自室に向かっている様だ
ゆっくりと扉を開け中に光が差し込む
無数の坂瓶が転がりロキがベットに腰掛けボーッとしていた
ヘスティア「………………ロキ」
ロキは酒瓶片手にヘスティアを見る
ロキ「なんや…………ドチビか、フィンかと思ったで、アイツは勘が良いからうちが飲みすぎると時々様子見に来たりし取ったんや」
ヘスティア「そうか、でも葬式位出て上げないと可哀想だよ」
ロキ「分かってる、分かってるんや、でもな、見た無いんや、フィンのそんな姿、あの子は何時も種族繁栄の事を一番に考え取った、よぉ出来た子やったわ、ほんま」
そう言うロキの目に涙が浮かぶ
ロキ「ええ子やった、あの子が居てくれたからうちはここまで大きなファミリアになれたんや!!、なのに!!!」
自棄酒を煽り瓶をガンッ!!と置き続ける
ロキ「あのワケわからんクソジジイのせいで死んでしもうたんや!!」
泣き腫らされた目から更に涙があふれやがて子供の様にわんわんと泣く
ヘスティア「分かるよ、その気持ち、僕もベル君が死んじゃったらどうなるか分からないもん、でも見送りだけは、キチンとしたいと思う、君も本当はそう思っているんだろう?」
ロキ「………………………………せやな、何時までも飲んだくれてたらフィンに笑われるわな」
ロキはゆっくりと立ち上がると葬式の準備を始めた