ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
銅鑼の音が鳴ると同時にアイズは剣を抜き構える、しかしアイズが剣を抜くより早くジークフリードが音も無くその場を離れアイズの背後に回る
アイズ「ッ!!」
ジークフリード「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
近距離でジークフリードの咆哮を受け軽く吹き飛ばされるが直ぐに立て直し攻勢に出る
デスペレートをジークフリードに向け振るうがジークフリードは1歩も動くこと無くその全てを避ける
アイズ(当たらない⁉)
首を狙えば首を傾ける事によって回避され足を狙えばデスペレートを踏みつけられる
アイズ「ッ!!、この!!」
ジークフリード「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
剣を引き抜こうと力を込めるアイズにジークフリードはパッとデスペレートから足を離しアイズのバランスを崩させる
アイズ「ッ!!」
ジークフリード「はぁ!!」
ジークフリードはバランスの崩れたアイズの足を払い完全に体勢を崩す
ベル「野性的な戦いをすると思ってたんだけど、結構知的な動きも出来るんだ、人型になった影響かな?」
ジークフリードの戦いを見ながらベルはそう呟く
アイズ(完全に遊ばれている)
息を切らせながらアイズは目の前の怪物の動きを見てそう思う、事実ジークフリードは1度も本気を出しておらずアイズは既に限界に近かった
アイズ「まだ、終わりじゃない」(お母さん、私に力を貸して!!)
アイズ「【
瞬間、アイズとデスペレートが風を纏う
ジークフリード「グオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ジークフリードは尚もその鋭い五指をアイズに向けるが纏う風がギリギリ致命傷を避け続けデスペレートの纏う風が先程まで遠かったジークフリードの体に傷を付ける
アイズ【
纏う風が黒くなり更に出力が上昇する
ジークフリード「…………………………」
ベル(ジークフリードの殺意が伝わってくる、でも、それはアイズさんも同じだ)
ジークフリードは口から火炎を放つとアイズはそれを飛び越えジークフリードに向けて大上段から振り下ろす
アイズ「うああああああああああああああああ!!!!」
ジークフリード「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ジークフリードはアイズの剣に合わせ爪を振り上げる
ベル「ッ!!、不味い!!」
ドゴオオオオオン!!!!
とコロシアムの中心で土煙が立ち上ぼり衝撃波が吹き荒れ観客達を吹き飛ばしかける
観客達が土煙が晴れるのを見守る、次第に土煙が晴れる
ベル「………………………………」
アイズ「ッ!!」
ジークフリード「ッ!!、お、王よ!!」
2人の間にはベルが割って入り2人の武器を受け止めていた
ベル「命令に背くつもりか?」
ジークフリード「も、申し訳ありません」
ジークフリードに凄むベルにジークフリードは土下座する
ベル「アイズさん、今回の勝負はうちの負けで良いですね?」
アイズ「はぁ…………はぁ…………はぁ…………はぁ、い…………え」
ベルにそう言いながらアイズはバタリと倒れるのをベルが受け止める
ベル(
ガレス「アイズ!!、大丈夫か⁉」
アイズを心配しガレスがコロシアム内に入ってくる、ベルはアイズをガレスに預ける
ベル「精神枯渇で気絶してるだけです、怪我も多少はありますが致命傷はありません」
ガレス「そうか、感謝する」
ガレスはそう言い例をするとアイズを治療室に連れていった
ベル「イブリさん、勝敗のアナウンスを」
イブリ「はっ!!、し、失礼しました!!、ベル・クラネルからの要請を受け今回の勝負は【ロキ・ファミリア】アイズ・ヴァレンシュタイン氏の勝利とします!!!!」
イブリの声を背にベルはコロシアムを出た