ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ありがとうございます。これからも頑張って行きます
????日 ????時
ベル「はぁ…………はぁ……はぁ……」
オラリオに立つ無数の影、否、
ベルは彼らに立ち向かう、オラリオは既に破壊され尽くしそこにいる人は既に数える程しか居ない、変わりに闊歩するのは獣型のモンスターに氷の彫像に巨人と異形ばかり
ベルの隣にいたエルフも頭から血を流し倒れている、皆との思い出が詰まった本拠地も2階から上が消し飛び天高く聳えていたバベルも中程で折れ迷宮都市オラリオは完全に壊滅していた
事の発端は数日前、それは目覚めたオラリオの住人全員が気付いた彼らの目線の先にあるのは天高く聳えるバベルの真横、まるで空に杭でも打った様に穴の開いた空があった
冒険者達は愚か悠久の時を生きる神々ですら見たことの無い現象
ギルドは直ぐ様冒険者を編成し様々な場所の
ギルド職員「分からない?」
冒険者「ああ、穴の入り口みたいな所に見えない壁みたいな物があって中に入れない、魔法やら武器やらをぶつけてみたがビクともしなかった、だから中の状況が分からないんだ」
ギルド職員「と、言うことみたいです」
ロイマン「そうか、…………………………【猛者】からの返事は?」
ギルド職員「その、断られました、『異常事態に主神の元を離れるわけにはいかない』と」
ロイマン「そうか、では、【最後の英雄】にまた力を借りるとしましょう」
ギルド職員「その、ベル・クラネル氏なのですが」
ロイマン「まだ何か?」
ギルド職員「あの、既にあの大穴に向かわれてます」
ロイマン「……………………ならば問題ない」
ベル「…………………………無理か」
ベルはカイセルに乗り大穴の前にいた
ベルはペタペタと空の大穴に触れながら注意深く観察する
ベル(て言うか空に穴が開くのもそうだけどその穴を塞ぐ壁に触れられるって言うのもどういう原理なんだろう?、魔力も全く感じないしこれも君主達の攻撃かその準備?)
エイナ「べ、ベベベベベル君⁉、離さないでよ⁉、絶対離さないでよ⁉」
ベルにしがみつきガクガクと震えるエイナを面白く思いながらベルは1度下に下りる
エイナ「つ、着いた⁉着いたよね⁉もう大丈夫よね⁉」
ベル「はい、もう地面に着きましたよ」
そ~と目を開けエイナはため息を着く
ベル「エイナさん高所恐怖症だったんですね」
エイナ「そ、そうよ、悪い⁉、人間怖い物の一つや二つあるんだから」
ベル「いや、それなら何で一緒に上ったんですか?」
エイナ「ぎ、ギルドから一緒に調査に行けって、それに、私はベル君のアドバイザーだから!!」
ベル「…………………………」
ベルは微笑みながらカイセルから下りエイナを下ろす
エイナ「それで、あの穴どう思う?」
ベル「魔力は殆ど感じませんでした、と言うか0です」
エイナ「嘘でしょ⁉、あんな事出来るのなんて魔法位だと思ったのに」
ベル「僕も魔法については詳しくないので良くわかりませんが、あの透明な壁が恐らく蓋の役割をしているんだと思います、ダンジョンで言うバベルと同じですね」
エイナ「成る程、あの向こうには何があると思う?」
ベル「さぁ、正直分かりません、でも十中八九、僕達に不都合な物でしょうね」
ベルは空に浮かぶ穴を凝視しながらエイナの質問に答え続けた