ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ベル「牙の君主は何処だ?、逃げたのか?、皆を傷付けておいて?」
ベルの発する殺意に酷寒の君主は呆然と立ち尽くす
酷寒の君主(
ブワッ!!
とベルからドーム状に魔力が広がる、それがオラリオを越え大陸を越え世界を飲み込んだ
ベル「見つけた」
そう言い明後日の方向を見るベルに酷寒の君主は勝機は今しかないと思った
酷寒の君主の全てを賭けた一撃はベルの左手により武器ごと粉砕された
ベル「お前は後だ、獣の所に行くからそこで大人しくしてろ」
ベルはそう言うと他の君主と同じ様に空間に穴を開け何処かへ消えた
牙の君主(
牙の君主は森の中に隠れそう決める、切り裂いた空間が元に戻ろうとした時影が揺らいだ気がして振り向いた、そこには何も居らず代わりに牙の君主の背後にベルが立っていた
牙の君主(
牙の君主はベルにひれ伏す
牙の君主「
ベル「………………お前に残された選択肢は2つだ、このまま死ぬか、彼女を傷付けた精算をし死ぬかだ」
牙の君主「
牙の君主はベルに爪を向けるが易々と躱され腕を切り飛ばされる
ベル「そうだ」
牙の君主「
それが牙の君主の最後の言葉だった
ベルと牙の君主が消えた後、酷寒の君主は逃げ回っていた、相手は光の破片でも神でもなく軍に属する騎士
イグリット「酷寒の君主、大人しくその首を差し出せ」
そう言い追いかけ回してくるイグリットに酷寒の君主は見覚えがあった
酷寒の君主(
酷寒の君主が逃げ回っていると不意にイグリットは足を止める、剣を地面に突き刺しマントを整え手を胸に置く、マントの向こうからベルが現れる
ベル「牙の君主は代償を支払った、次はお前の番だ」
その瞬間、酷寒の君主の顔に手が伸び酷寒の君主の顔を握り潰した
ベル「それでもまだ生きてられるか?」
酷寒の君主からの答えは無くその体が崩れ落ちるだけだった