ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
正義と闇と影と
オラリオ、世界の中心と呼ばれるその地、最強と唄われた【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】がその地を追い出されドス黒い闇がその地を覆っていた
暗黒期と呼ばれる様になるその街で1つの噂が流れている
正義の名の元に活動する彼女達もその噂を面白おかしく話し合う
アリーゼ「そう言えば、最近変な噂が流れているわよね~」
リュー「噂ですか?」
ライラ「知ってる知ってる、【真っ黒な化物が~】って奴でしょ?、どうせ
輝夜「あらあら、でもその怪物さん達は闇派閥だけを狙って攻撃してはるみたいですけどねぇ」
彼女達は【アストレア・ファミリア】、正義の神アストレアの名の元に戦う冒険者達
アリーゼ「それもあってまた闇派閥から【ガネーシャ・ファミリア】に出頭した人がいたみたいよ」
ライラ「顔を真っ青にして、か?」
団長、アリーゼの言葉にライラは問う
アリーゼ「そうみたい、それと、匿名での情報提供がまた」
輝夜「闇派閥の出頭と言いこの街に何が起こってるんでしょうねぇ」
アリーゼ「ま、良いわよ、【真っ黒なモンスター】だろうと【匿名での情報提供】だろうと、私達は今まで通りやるだけなんだから」
とある魔石製品製造工場
アリーゼ「なに、これ?」
【アストレア・ファミリア】が現着した際見たものは真っ黒なモンスターが闇派閥と思われる人間達を襲っている姿だった、それも1匹2匹では無く複数、それもただのモンスターでは無く力強い翼に4足の足に鱗、その姿を見た【アストレア・ファミリア】はすぐにそのモンスターの名を思い浮かべる
リュー「…………………………ドラゴン?」
リューの呟きに龍達はそちらを見る
黒い龍「ギャオオオオオオオオオオオオ!!!!」
1匹の龍が吠えると他の龍達は影に消えていく
龍「…………………………」
最後の龍がもう一度アリーゼ達を見た時アリーゼ達が警戒するなか、リューだけは違う事を気にしていた、龍の顔が笑った様に見えたのだ
リュー(???、笑った?…………ッ、何故私はあの龍が笑ったと?)
アリーゼ「ちょっ⁉、待ちなさい!!!!」
リューが自問自答している中アリーゼの制止の言葉も振り切り龍達は消え後には死体か重傷の闇派閥、そして彼らの物と思われる血の池だけが広がっているだけだった
とある建物の屋根の上
どっかりと座り頬杖を付きながら【アストレア・ファミリア】を見下ろす子供が1人、白い髪に赤い瞳にオラリオでも良く見る服を纏っていた
ベル「…………………………あれが、【アストレア・ファミリア】」
イグリット「主君、敵の掃討完了致しました」
ベル「…………………………」
イグリット「主君?」
ベル「何でもない、帰ろう、お爺ちゃんも心配してるだろうし」
ベルはリューを見ながらそう答えその場を去る、直後、リューがベルの座っていた屋根を見るがそこには既に誰も居なかった