ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

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英雄の英雄

イグリットがベルに合流する少し前

 

 

 

桜花達もまた祭壇のある最深部まで歩みを進めていた

 

 

 

桜花「ここが最深部か⁉」

 

 

 

破滅の邪竜「GGYAAAAAAAA!!!!」

 

 

 

令嬢剣士「あれは、まさかドラゴン⁉、それにゴブリンがあんなに、って言うかあの黒いモンスター達は⁉」

 

 

 

桜花「あれが【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】のスキルだ、ゴブリンどもはあの戦士とモンスターどもで押さえてる様だが問題はあのドラゴンだな」

 

 

 

イグリット「…………………………」

 

 

 

イグリットは2人の会話を尻目に大剣を背負い階段から一気に下へ飛び下りた

 

 

 

桜花「しまった⁉出遅れた!!」

 

 

 

慌てて桜花も階段を降りようと走る

 

 

 

令嬢剣士「お、お待ちなさい⁉、あのゴブリンの数とドラゴンですのよ⁉我々が介入したところで意味は…………、あの方に任せておけば」

 

 

 

桜花「ならここに残れ、俺は行く!!」

 

 

 

令嬢剣士「ッ⁉」

 

 

 

桜花「確かにアイツに任せておけば事態は収まるだろう、何もしなくても帰れる、だが俺は何度もアイツに助けられた、少しでもアイツの助けになるのなら俺は行く!!」

 

 

 

桜花はそう言い走り去っていく

 

 

 

アミッド「貴女は彼女とここで、ここならゴブリンの魔の手も届かないでしょう」

 

 

 

アミッドは剣の乙女にそう言い桜花の後を追う

 

 

 


 

 

 

破滅の邪竜「GYAAAAAA!!」

 

 

 

ベル「チッ」

 

 

 

イグリットも加わり破滅の邪竜に勝負を挑むが勝ちは遠い、更にゴブリンもだんだん質が向上し今では田舎者(ホブ)小鬼英雄(ゴブリンチャンピオン)が普通に出てくる

 

 

 

ベル(急がないとな)

 

 

 

タウラス「ブモオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

その時、ベルを背後から狙うゴブリン2匹を何処からか飛来した矢が撃ち抜く

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「っ!!」

 

 

 

妖精弓手「いた!!、オルクボルグ!!」

 

 

 

女神官「ゴブリンスレイヤーさん!!」

 

 

 

リュー「クラネルさん!!」

 

 

 

ベル「リューさん、千草さん、…………良くやったタウラス」

 

 

 

4体揃った影の軍の幹部が膝を付きベルを称える、その様は王を敬う臣下の様で冒険者達は思わず目を奪われた

 

 

 

ベル「……………………行くぞ」

 

 

 

向かってくるゴブリンを凪払う、焼き払う、砕く、ゴブリンなんぞ死の王とその軍の前では脅威ではない

 

 

 


 

 

 

女神官「凄い」

 

 

 

ゴブリンスレイヤーを援護しながら女神官はそう呟く

 

 

 

妖精弓手「本当、【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】の異名は伊達じゃないわね、何処かの国がゴブリン退治に軍を動かしたらこんな感じなのかしらね」

 

 

 

女神官「そ、そこまでは分かりませんけど、あの魔術師なんて呪文も唱えずに魔法を使ってますからね」

 

 

 

女神官「ああいう人達を【英雄】とか【勇者】と言うんでしょうね、きっと」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「…………………………英雄」

 

 

 

女神官「え?」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「アイツにも英雄は必要だろう、奴は、誰かの為の英雄であって、奴自身の英雄では無いらしいからな」

 

 

 

ベル『『やり方を間違えている』、何時からか忘れましたがそう思えてなら無い』

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「奴には、奴だけの英雄が必要らしい、【英雄】さえいれば、アイツが竜を倒す」

 

 

 

女神官「良く分からないですけど、それならゴブリンスレイヤーさんがいるじゃありませんか」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「なに?」

 

 

 

女神官からの答えにゴブリンスレイヤーはそんな声を放つ

 

 

 

女神官「少なくとも私は、ゴブリンスレイヤーさんがいるから、頑張れているんです」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「………………いや、しかし、そう言う上等な者ではあるまい、俺は」

 

 

 

女神官「でも、今ここにいらっしゃるのはゴブリンスレイヤーさんです」

 

 

 

妖精弓手「あるものでやるのがオルクボルグだもんね」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「…………………………」

 

 

 

牛飼娘「子供の頃、冒険者になりたいって言ってたじゃない?」

 

 

 

ゴブリンスレイヤーの横から牛飼娘が顔を出しそう言う

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「どうして、ここにいる?」

 

 

 

牛飼娘「分かんないや。気づいたらここにいてね、やっぱり、結構怖いよね。冒険って」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「直ぐに避難しろ。どうにもならんぞ、ここにいては」

 

 

 

牛飼娘「それは嫌だ、って……前も言ったよね。…………まぁうん。あの時と違って、ここは家じゃないんだけど、でも、家に帰るなら、一緒が良いから、君はなれないって思ってるかもしれないけど…………なれるよ。きっと、だって、私、君の事しってるもん」

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「俺が……か」

 

 

 

ゴブリンスレイヤーの瞳が赤い線を描きベルを見ている2本の短剣を手に竜に立ち向かう、牙、爪、炎で怪我を負い生きているのが不思議な位だった、周りの兵士は魔力で再生するため傷1つ無い、たった1人、彼らの主だけがその体に戦いの痕跡を刻んでいた

 

 

 

ゴブリンスレイヤー「…………やるぞ」

 

 

 

ゴブリンスレイヤーはその痕跡の一部に己の足跡を残すため動き始めた

そろそろ本気でヒロインを決めます。12月7日午後11時59分まで

  • それでもアイズさんが良い!!
  • ヘスティア様愛してる!!
  • リリルカこそ至高!!
  • リューさんだろ馬鹿野郎!!
  • 春姫さん!!、ケモ耳って良いよね!!
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