ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
それはある日の事
ベルがダンジョンから出てくると同時にリリルカが現れ大慌てで本拠地まで引っ張って行かれた
ベル「何?どうしたのリリ?」
リリルカ「い、良いから来て下さい!!、スズちゃんが!!スズちゃんが大変な事を」
ベル「スズに何かあったの?」
そんなことを話しているとあっという間に本拠地に辿り着きリリルカに中に押し込まれる、中は何やら騒がしく入ってみると
リュー「あ、貴方⁉」
ヘスティア「べ、ベル君⁉、丁度良かった!!どうにかしてくれ!!」
春姫「あわわわわわ!!」
スズ「キャ♪キャ♪キャ♪」
そこではアワアワとする大人を他所に廊下の壺やら絵画も巻き込んで宙を舞い好き勝手に飛ぶスズの姿があった
ついでにベリオンとイグリットはスズの成長が嬉しいのかパチパチと拍手していた
ベル「よっ、と」
ベルは軽く飛ぶとスズをソッと抱き締め下に降りる
ベル「全く、母さん達を困らせたら駄目だろう?」
スズ「マンマ~♪、マンマ~♪」
ウリウリと頬をつつきながらベルは言うがスズには効いている様子がない
仕方なくベルはスズをリューに渡すと春姫が困った様に言う
春姫「どうしましょう、これからも飛ばれては私達ではどうにも出来ませんよ?」
ベル「大丈夫です、僕がその内飛び方を教えますから」
ベルの言葉にヘスティア達は思わず固まる
ヘスティア「へ?、ベル君も飛べたの?」
ベル「はい、言ってませんでしたっけ?」
ヴェルフ「お前空飛ぶ時はあの竜に乗ってたからてっきり飛べないもんだと」
ベルはそう言えばそうだと思いヘスティア達に飛べることを伝える、その裏では
ベリオン「小君主様が飛べる様になったのだからやはり空中戦の訓練を……………」
イグリット「バカめ!!、地上戦の訓練を完璧にこなした後にこそだろう!!」
と2人の軍団長がまたもスズの教育方針について議論していた
ヘスティア「と、兎に角!!、スズ君が力を制御出来る様になるまで僕達で面倒を見よう、ベル君はスズ君が話が出来る様になったら飛び方を教えること、それまでは人を乗せて飛べる様な兵士を残していってくれ、こうポンポン飛ばれては此方の身が持たないからね」
ベル「はい、でも」
ヴェルフ「でも?」
ベル「いえ、リューさんならあれくらいならジャンプで届いたのでは?」
リリルカ「それはもう試しました」
ベル「え?じゃあ何で?」
リュー「お恥ずかしい話、スズに簡単に避けられまして」
ベル「あ、ああ、成る程」
リリルカ「完全に遊ばれてましたもんね」
ヘスティア「良し!!、この話はお仕舞い!!、皆仕事に戻って」
ヘスティアの鶴の一声で何とか話は有耶無耶になった