ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
スズ「ハァ………ハァ………ハァ」
| 獲得した昇級ポイントに従って上位職に転職出来ます |
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| これまでの記録を分析してあなたに適した職業を与えます |
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| あなたは迫り来るあらゆる困難を克服します |
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| どんな試練も恐れる事無く自らの手で突き進みます |
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| 貴女の職業は槍使いです |
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| 獲得した昇級ポイントに従って上位職に転職する機会が与えられます |
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| 予想プレイ時間を超過しました |
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| ポイントが加算されます |
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| 体力が50%以上残っています |
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| ポイントが加算されます |
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| 全ての敵を倒しました |
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| ポイントが加算されます |
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| 昇級ポイントが限界値に達しました |
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| 槍使いから メテオランサーに転職しました |
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| 移動しない場合フィールドの敵が復活します |
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スズ「さぁ、まだまだ私を楽しませて!!」
| レベルかアップしました |
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| スズ・クラネル Lv.70 |
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スズ「待たせたね、今度はこっちの番だよ」
三度目になる黒い騎士との戦い、騎士は相変わらず凄まじいスピードで迫ってくる、スズもそれを避け槍で貫く
徐々に速度が上がりその姿に黒い騎士、イグリットは驚いていた
イグリット(驚いた、これでもまだ小君主様は100%に達していないと言うのか?)
挑まれる度に予想を超えて強くなるスズにイグリットは余裕など既に消え失せていた
スズ「うわあああああああああ!!!!」
イグリット(何と言う潜在能力⁉、神のごとき主君と冒険者最高峰に近い実力を持つLv.6から受け継いだ魔力と才能、力の使い方も分からぬ状態でこれ程の極致に達するとは、小君主様、私の敗けです)
イグリットの身体が崩れる
| レベルがアップしました |
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| レベルがアップしました |
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| レベルがアップしました |
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| レベルがアップしました |
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スズ「やったああああああああああ!!!!」
嬉しさからガッツポーズを取るスズを他所に騎士の倒れた場所に穴が開く
スズ「やっと帰れる」
クタクタの身体を引き摺り穴を通る
スズ「はぁ、やっと戻ってき………………た」
穴を通ったスズの前に広がるのは燃え盛り破壊の限りを尽くされたオラリオ
スズ「え?、何これ?オラリオ?、って言うか何でこんな無茶苦茶に」
混乱するスズを他所にモンスターが集まる
スズ「ああ、まだダンジョンの中なんだ」
群がってきた悪魔を一瞬で倒す
スズ「は?弱」
その後も先に進みモンスターを蹴散らし先に進む、喋るモンスターから情報を聞き出し燃え盛るバベルの塔で上に向かう様にと聞く
100階層
スズ「まぁ、ここも変わらな…………」
そう思い門を潜ると目の前には3人の悪魔がいたが1人人間に近い者がいた
スズ「君を倒せば帰れるかな?」
シュンッ!!と一瞬で距離を詰め迫る
???「待って!!」
思わずピタッと槍を止めてしまう
???「ぜ、前回はここまで来れませんでしたのに、成長なさりましたね」
スズ「前回?」
???「あ、何でもありません、私、悪魔の序列1位、ラディール家門の長女エシルと申します、父も盛大にお祝いしたいと」
スズ「う~ん、ごめん、私早く帰りたいんだ、あの穴潜れば帰れるんだよね?」
エシル「さぁ、私供はここの管理を任されているだけですので、その先は」
スズ「う~ん、じゃあ取り敢えず行ってみる、パーティーはまた今度ね」
エシル「は、はぁ、それではまた」
スズ「さて、そろそろ出口だと良いんだけど」
スズの願いも空しく目の前に現れたのは無数の龍だった
ドラゴン「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
スズ「……………………ハァ」
龍を倒し先に進むと現れたのは龍の亜人とでも言うべき2足歩行の龍、その目には涙が溢れていた
スズ(泣いてる?)
ジークフリード「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
泣きながら襲ってくる龍を迎撃する
スズ(さっきの騎士より強い、けど)
龍は攻撃が当たりそうになる度に何故か寸止めしカウンターを食らう、その結果
ジークフリード「む、無念」
スズ(騎士より強い筈なのに簡単に倒せたな、そろそろ出口だと良いんだけど)
開いた穴に飛び込む
そこにはたった1人、羽の折れた天使様な騎士と王座に座る外套を纏った人
スズ(この人………………)
外套の人は立ち上がり短剣を2本構える
スズ(問答無用って事か)
槍を構え飛び出すと同時に外套の人物も飛び出す、武器同士がぶつかり合い火花が散る
スズ(つっよ⁉)
弾かれ崩され倒される、遂には槍を折られる
スズ(まだ届く!!)
槍の持ち手を放り捨て拳を突き出すが避けられポンポンと頭を撫でられる
スズ(舐めやがって!!!!)
???「まだ早いな」
スズ「へ?」
その声にスズは聞き覚えがあった
スズ「パパ?」
トンとゲートに突き飛ばされ背後を見る、外套の奥に白兎の様な髪と赤い宝石の様な瞳が見えた