ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

32 / 159
裏切りを超えて

ベル「…………………………」

 

 

 

リリルカ「…………………………」

 

 

 

悪魔の城を出た2人は疲労困憊と言った空気だった

 

 

 

悪魔の城 脱出前

 

 

 

ベル「リリ本当の事を教えて、リリのファミリアの話、本当なの?」

 

 

 

リリルカ「その話を聞いてどうするおつもりですか?」

 

 

 

ベル「勿論、リリを助けたい、僕のファミリアに改宗してきても良い、リリが決める事だから強制はしないよ」

 

 

 

リリルカ「……………………考えておきます」

 

 

 

そうして2人は悪魔の城を抜け出す

 

 

 

ベル「じゃあリリ、返事を待ってるよ」

 

 

 

ベルはそう言いリリルカと分かれた

 

 

 

数日後

 

 

 

ベルは悪魔の城での疲労を癒すため少し休養を取っていた、そんな彼の頭を悩ませる問題が1つ

 

 

 

美の女神 フレイヤが貴方を注視してます

 

 

 

ベル「………………またか」

 

 

 

ベルが外に出る度にフレイヤが自分を見ていると言う表示が出る、問題なのは見ている理由と言うべきか

 

 

 

美の女神 フレイヤが貴方を性的な目で見ています

 

 

 

レベルアップにより上がった感覚がゾワゾワと反応し気になって仕方無い

 

 

 

ベル「一回苦情を良いに言った方がいいかな?、でも何て言うんだよ、はぁ」

 

 

 

ベルは仕方無く買い物を済ませ本拠に戻った

 

 

 

数日後 ダンジョン10階層

 

 

 

ベル「良し!!、良いモンスター見つけるぞ!!」

 

 

 

リリルカ「はい!!、頑張りましょう!!」

 

 

 

今回ベル達の目的はダンジョン攻略のついでにベルの軍の補強をすること、メトゥスとの戦いで兵士達は多少強くなったとは言え悪魔の城を攻略するならもっと強い兵士が多数必要だ

 

 

 

10階層を進んでいるとオークが現れる

 

 

 

リリルカ「丁度良さそうですね」

 

 

 

ベル「うん」

 

 

 

ベルは両手に短剣を持ちオークを超スピードで斬る

 

 

 

ベル「……………………起きろ」

 

 

 

影の抽出に成功しました

 

 

 

影のモンスター兵Lv.1

精鋭級

 

 

 

ベル「順調だな」

 

 

 

その後もワラワラと沸いてくるオークを倒し次々と兵士にしていく

 

 

 

ベル(何か変だ、何でこんなに集まってくる?)

 

 

 

周りを見ると煙を出している肉塊の様な物が置いてあった

 

 

 

ベル「リリ?」

 

 

 

リリルカ「ごめんなさいベル様、リリは、リリにはこの生き方しか無いんです」

 

 

 

リリルカはそう言ってその場から逃げ出した

 

 

 

ベル「…………………………」

 

 

 

8階層

 

 

 

リリルカ「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ」

 

 

 

リリルカは8階層を走っていた

 

 

 

冒険者を嫌いベルを殺すための手引きをした、汚れた自分は彼の隣には立てないと思った

 

 

 

騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙して騙し続けてきた彼女は自分の心すらも騙した

 

 

 

リリルカ「あうっ!!」

 

 

 

何かに引っ掛かりリリルカは転ぶ、見れば初めてベルと会うことになった発端の冒険者が立っていた

 

 

 

冒険者「いつかの詫びを入れて貰うぜ、糞小人族」

 

 

 

???「おうおう、派手にやってんなぁ」

 

 

 

更にその後ろから現れたのはリリルカのよく知るカヌゥと言う人物とその仲間、話を聞けば2人はどうやら結託して事を起こしたらしい

 

 

 

カヌゥ「悪いんですがね旦那、そいつから奪ったもん全部置いてって欲しいんですよ」

 

 

 

そう言ってカヌゥが持ち出したのは半死半生のキラーアント、キラーアントの特性は死にそうになると仲間を呼ぶこと、つまりもうすぐキラーアントが群れを成して襲ってくると言うことだ

 

 

 

カヌゥ「なぁアーデ、囲まれちまってヤバイんだ、悪いが囮になってくれや」

 

 

 

カヌゥはそう言いリリルカをキラーアントの大群に放り込もうとした時

 

 

 

ユラリとリリルカの影が揺れた

 

 

 

カヌゥ「あ?」

 

 

 

そこにはマントをたなびかせリリルカを抱き漆黒の騎士がいた、その騎士の名は

 

 

 

リリルカ「イグリット?」

 

 

 

イグリット、影の君主に使える最強の騎士

 

 

 

ベル「ありがとうイグリット」

 

 

 

下の階へ向かう階段から声が聞こえ人影が現れる、趣味の悪い首輪とネックレスに血の様に赤い兜、その兜の奥の瞳も同じくらい赤い

 

 

 

リリルカ「………………ベル様」

 

 

 

ベル「すぐ終わらせるよ」

 

 

 

ベルはリリルカに優しい目を向けそう言い視線をカヌゥ達に移す、その目は酷く冷たく瞳の奥には闇が広がっていた

 

 

 

カヌゥ「な、何だてめぇは!!」

 

 

 

ベル「……………………出てこい」

 

 

 

ベルの号令と共に現れる無数の兵士達、瞬く間にキラーアントを殲滅しそれでも残っている兵士はカヌゥ達に視線を向けている

 

 

 

カヌゥ「てめぇ!!、何処の誰たが知らねぇがこんなことしてただで済むと思うなよ!!、必ずソーマ・ファミリアが動くからな!!ギルドも黙ってると思うなよ!!」

 

 

 

ベル「……………………この場には他に誰も居ないのに、一体誰が僕の事を伝えるの?」

 

 

 

酷く冷たい声がそう突き放す

 

 

 

カヌゥ「てめぇ!!死」

 

 

 

カヌゥが言い終わるよりも速くベルはカヌゥ達の首を跳ねた

 

 

 

ベル「…………………………起きろ」

 

 

 

影の抽出に成功しました

 

 

 

影の兵士Lv1

精鋭級

 

 

 

ベル「これからお前はリリの護衛だ」

 

 

 

ベルがカヌゥの影にそう命令すると影の兵士はリリルカの影に潜り込んだ

 

 

 

リリルカ「……………………どうして、助けたんですか」

 

 

 

ベル「まだ、答えを聞いてなかったから、改宗の話」

 

 

 

リリルカ「リリは………リリは………」

 

 

 

ベル「……………………」

 

 

 

リリルカ「リリは………ベル様もずっと一緒に居たいです!!」

 

 

 

そう言うリリルカの目には涙が浮かんでいた




スキル:影の抽出Lv.1
職業専用スキル
必要マナ なし
命が尽きた身体からマナを吸い取り影の兵士にします
対象が死亡してから長時間経過していたり対象が持つ能力が高いと抽出失敗確率が高くなります
抽出可能な影の数:36/100




スキル:影の保管Lv.1
職業専用スキル
必要マナ なし
影の兵士を術者の影の中に吸収し保管しておけます
保管した兵士は術者が望む時に何時でも召喚したり再吸収出来ます
保管した影の数:63/80

そろそろ本気でヒロインを決めます。12月7日午後11時59分まで

  • それでもアイズさんが良い!!
  • ヘスティア様愛してる!!
  • リリルカこそ至高!!
  • リューさんだろ馬鹿野郎!!
  • 春姫さん!!、ケモ耳って良いよね!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。