ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

55 / 159
歓楽街がの堕ちる夜

剣檄の音が広がるダンジョン、その中でも特に異質な音が中層で広がる

 

 

 

アイシャ「チッ!!あんたどうなってんだい!!」

 

 

 

ベル「……………………」

 

 

 

ベルとアイシャの剣檄はベルが圧倒していた

 

 

 

ベル(前より速い、あの纏っている光が原因か?)

 

 

 

ベルはアイシャの輪郭に纏う光の粒子を見る

 

 

 

ベル(………………あれは、魔法か?ならアレを試してみるか)

 

 

 

ベルは悪魔王の短剣をインベントリに戻す

 

 

 

アイシャ「諦めたかい⁉、でももう遅いよ!!」

 

 

 

そう言ってアイシャはベルに斬りかかる

 

 

 

ヒュパッ!!

 

 

 

と赤い光が2つ走りアイシャの纏っていた光が消える

 

 

 

アイシャ「な、なんだいそれ…………は」

 

 

 

アイシャはそう言いベルの手には2振りの短剣が握られていた

 

 

 

ヴァルカンの怨念

入手難易度:??

種類:短剣

攻撃力+400

下層の支配者ヴァルカンの角を使った短剣です

破壊出来なかった物に対する怨念が纏わりついています

効果:『破壊執着』破壊したい物を破壊することが出来ます

それ以外を攻撃しても傷付ける事は出来ません

 

 

 

ベル「流石ヴェルフ、狙った物しか傷付けない、良いものを作って貰ったな」

 

 

 

その時、バキン!!と地面を抉る様に何かが落ちてくる

 

 

 

ベル「…………………………」

 

 

 

フリュネ「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ、ただの小僧かと思っていたらなかなか狩り応えのある獲物じゃないか」

 

 

 

ベル「…………狩られるのはどっちかな?」

 

 

 

ベルはそう言って短剣を構える

 

 

 

フリュネ「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ、アタイに勝てると思ってるのかい⁉」

 

 

 

ベル「勝てるさ」

 

 

 

互いに凄まじいスピードでダンジョン内を駆け回り武器を振るう、ベルは短剣をフリュネは己の拳を振るい合うが互いに殺し合う

 

 

 

一手のミスが命取り、そんな状況が続くなかベルの振り抜いた手をフリュネが掴む

 

 

 

フリュネ「ゲゲゲゲゲゲゲゲゲ!!!!、捕まえたよ!!」

 

 

 

ベル「どっちが」

 

 

 

ベルはニヤリと笑い半身を翻し短剣を持ち変え短剣がフリュネの腕に刺さる

 

 

 

フリュネ「ガアッ⁉」

 

 

 

痛みでベルの手を離し自由になった腕でフリュネを殴り飛ばす、壁に叩き付けられ跳ね返ってきた頭をベルは掴みフリュネは手を外そうと踠く

 

 

 

ベル「………………何故僕達を狙った?」

 

 

 

フリュネ「ガアッ…………アア…………ゴ」

 

 

 

ガンッ!!とフリュネを壁に叩き付ける

 

 

 

ベル「答えろ」

 

 

 

フリュネ「………………はな」

 

 

 

ガンッ!!

 

 

 

ベル「………………答えろ」

 

 

 

フリュネ「………………はな…………せ」

 

 

 

ガンッ!!

 

 

 

ベル「………………次はない」

 

 

 

フリュネ「………………い、イシュ…………タ…………ル様…………のめい…………れ…………い」

 

 

 

ベル(イシュタル様の命令?)

 

 

 

ベル「何故イシュタルが僕を狙ってる?」

 

 

 

フリュネ「……し、知ら…………な……い」

 

 

 

ベル(……………………ま、何はともあれこいつを兵士に)

 

 

 

そう思い短剣を取り出した時

 

 

 

???「おやめ下さい!!」

 

 

 

そう言って飛び出してきたのは外套を纏った狐人の女性、命の探していた春姫だ

 

 

 

ベル「………………春姫さん」

 

 

 

春姫「わ、私をご存知なのですか⁉」

 

 

 

ベル「命さんが貴女を探してましたから、行きましょう、命さんが会いたがってます」

 

 

 

春姫「………………いえ、私は行けません」

 

 

 

春姫はベルの手を取ること無く引き下がる

 

 

 

春姫「私は……………」

 

 

 

そう言って俯く春姫にベルは

 

 

 

ベル「分かりました、なら僕を連れていって下さい」

 

 

 

春姫「はい?」

 

 

 

そう言って春姫はすっとんきょうな声を上げた

 

 

 


 

 

 

【イシュタル・ファミリア】本拠地

 

 

 

その牢屋でベルはガチャガチャと手枷を付けられ大人しくしていた、まるで何かを待つように

 

 

 

ベル「………………来た」

 

 

 

窓から飛び込んできた影から情報を受けベルは手枷を砕いた

 

 

 

見張り「なっ⁉、【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】⁉、どうやって⁉」

 

 

 

ベル「もうここに用は無い」

 

 

 

そう言うベルの影からザワザワと兵士達が立ち上がる

 

 

 

ベル「………………行くぞ」

 

 

 

歓楽街を仕切る最大のファミリアが堕ちる夜、その幕が上がった

最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで

  • フィン・ディムナ【勇者】
  • ヘスティア様
  • アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。