ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

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鍛冶師の苦悩

リリルカの縁談の話から暫く、ベル達は【タケミカヅチ・ファミリア】と共に遠征し17階層でゴライアス討伐に当たっていた、ギルドの情報では今日行われると言った情報は無かったのだがリヴェラの町から来る情報の誤差から階層主討伐とぶつかってしまったのだが

 

 

 

ベル「……………………起きろ」

 

 

 

影の抽出に成功しました

???Lv.1

ナイト級

 

 

 

冒険者達『おお~』

 

 

 

ベル「…………………………ごめん思い浮かばないからゴライアス2号で」

 

 

 

ベルは適当に名前を付ける

 

 

 

???「ほう、目前も混ぜて貰おうと思っていたが、もう終わったか」

 

 

 

現れたのは大太刀を持ち赤い袴に身を包む黒髪の女性、しかし一番目立つのは左目を隠す眼帯

 

 

 

ヴェルフ「…………椿」

 

 

 

ヴェルフはその人物の名前を呼ぶと冒険者達もその名前に聞き覚えのあったのか呟く

 

 

 

冒険者「【単眼の巨師(キュクロプス)】」

 

 

 

ベル(Lv.5の冒険者?)

 

 

 

その後冒険者達と共に18階層に降りる

 

 

 

春姫「わぁ、ここがリヴェラの街でございますか?」

 

 

 

ベル「春姫さんは街に入るの初めて何ですか?」

 

 

 

春姫「はい、イシュタル様の所では遠征に着いていく事もありましたが街には入れて貰えませんでした」

 

 

 

ベル(レベルブーストを出来るだけ隠す為に極力人目に付かない様にしてたんだろうな)

 

 

 

その時、ゴライアス討伐で指揮を取っていた街の大頭ボールスが話し掛けて来る

 

 

 

ボールス「さっきは助かったぜ【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】」

 

 

 

ベル「いえ、此方こそ、ゴライアスの素材殆ど頂いちゃって」

 

 

 

ボールス「なに、お前さんのお陰で死者も出なかったからな、当然の権利だろう、【ヘスティア・ファミリア】も勿論今後は下層を攻略していくんだろ?」

 

 

 

ベル「はい」

 

 

 

ボールス「よぅし、下層攻略の時はこの街によってくれよ、安くしとくから」

 

 

 

ボールスはそう言って笑う

 

 

 

ボールス「所で【血塗れの影の軍(ブラッティ・シャドウレギオン)】、ものは相談なんだが」

 

 

 

ボールスはそう言ってベルの肩を組む

 

 

 

ボールス「お前ん所に例の魔剣鍛冶師がいるんだろ?、紹介してくれ!!」

 

 

 


 

 

 

ヴェルフの周りには冒険者が群がっていた

 

 

 

冒険者「頼む!!、俺にも魔剣を打ってくれ!!」

 

 

 

冒険者「金ならいくらでも出す!!だから頼む!!」

 

 

 

ヴェルフは眉間に皺を寄せ告げる

 

 

 

ヴェルフ「うるせぇ!!、散れ!!、俺は魔剣を打たねぇし売らねぇ!!、他の奴にも言っとけ!!」

 

 

 

ヴェルフは冒険者達を追い払いリヴェラの街から少し離れた林に向かう、ベルもそれを追いかけヴェルフに謝罪する

 

 

 

ベル「ごめんヴェルフ、断ってはいたんだけどやっぱり噂まではカバーしきれなくて」

 

 

 

ヴェルフ「気にするな、お前のせいじゃない、遠からずこうなるのは分かってた」

 

 

 

ヴェルフは苦笑いしながらそう言う

 

 

 

???「ハッハッハ!!、モテモテだったな、ヴェル吉」

 

 

 

振り向くとそこには先程の袴の眼帯の女性、椿がいた

 

 

 

ヴェルフ「……………………何の用だ?、てか何で中層にいる」

 

 

 

椿「なんじゃ、ヴェル吉、元同僚だと言うのにつれないのう、前は散々可愛がってやったろう」

 

 

 

ヴェルフ「いいから答えろ!!」

 

 

 

椿「なに、久々に暴れたくなってな、後はお前をからかいに来た、お前が出ていってから主神様が府抜けておってのう、寂しそうにしておるぞ?」

 

 

 

ヴェルフ「………………嘘つけ」

 

 

 

椿「本当だとも」

 

 

 

ベル「どう言うことです?」

 

 

 

椿「つまり、我が主神様とこいつは相思相愛…………かは分からんが少なくともヴェル吉はあの主神様を好いておるのだ、なぁ?」

 

 

 

ヴェルフ「ああ⁉知るか!!」

 

 

 

ヴェルフは少し赤面しながら叫ぶ

 

 

 

椿「フフフ、そう、あの主神様にはどんな鍛冶師も惚れ込んでしまう、神としても、女としても、その鍛冶の腕にも、ヴェル吉、お主まさか、まだ魔剣を打ちたくない等とほざいているのか?」

 

 

 

ヴェルフ「……………………」

 

 

 

椿「才能だろうが血だろうがあるもの全てを注ぎ込まねば子供は至高の武器には至れん、お前が惚れ込んでいるあの化物の領域など夢のまた夢だ」

 

 

 

ヴェルフ「勝手に決めつけんな!!、俺は魔剣が嫌いだ!!、俺は俺のやり方であの方の領域を目指してみせる!!」

 

 

 

椿「…………………………」

 

 

 

ベル「ッ!!」

 

 

 

ヴェルフが叫び終わるのと同時に椿の姿が消える、ベルも反応し悪魔王の短剣で受ける

 

 

 

椿「……………………なんだそれは?」

 

 

 

椿はベルの握る短剣に興味を持つ

 

 

 

椿「これは、素晴らしい!!、誰の作品だ⁉、ヴェル吉の物ではあるまい!!」

 

 

 

ベル「敵から奪った物なので誰のかは分かりません」

 

 

 

椿「そうか、それは残念だ、今日はこの辺りで退散しよう、このままでは殺されてしまいそうだ」

 

 

 

椿はベルから漏れる気配を感じそう言って退散した

 

 

 

ヴェルフ「……………………」

 

 

 

ベル「…………あの人が言ってることは間違ってない」

 

 

 

ヴェルフ「ッ!!、ベル、お前」

 

 

 

ベル「僕も、強くなるために手段を選ばなかった」

 

 

 

ベルはプレイヤーになった日の事を思い出す

 

 

 

ヴェルフ「…………分かってる、分かってるよ、でも俺は…………」

 

 

 

ヴェルフは拳を握り俯きそう言う

 

 

 

ベルはそれに黙ってその場を去った

最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで

  • フィン・ディムナ【勇者】
  • ヘスティア様
  • アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】
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