ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
11月に入り冷え込んで来ましたので皆さんもお気を付け下さい
翌日
ベル達は18階層から帰還した
ギルドから出るとそれぞれ行動する、ベルも本拠地に向かうベル(やっぱり魔法兵が足りない)
ベルは相も変わらず魔法兵不足に頭を悩ませていた
ベル(やっぱり下層より下に行かないと無理だよな~)
そんな事を思いながらオラリオを歩いていると兵士の1体から信号を受け取る
ベル(ヴェルフに付けていた兵士?)
ベルは屋根を駆け回りヴェルフの元へ向かう、やがて細く狭い路地裏に立つヴェルフと外套の人物を見付ける、しかし戦闘と言う雰囲気でもなくひたすらに言い合いをしている様だった
ベル(???)
訳も分からず取り敢えず2人の話に耳を傾ける
???「久しぶりだな、ヴェルフ」
外套の男がヴェルフにそう話す
ヴェルフ「何でだ、何であんたがここにいる、親父!!」
ベル(親父?、ってことはあの人がヴェルフのお父さん?、確かヴェルフに魔剣造りを強要しようとした?、確か名前は、ヴィル・クロッゾ)
ベルがそう思っている間に2人の話は進んでいく
ヴィル「説明が必要か?愚息よ」
ヴェルフ「……………………それで、俺に何の用だ?」
ヴィル「………………ヴェルフ、我々の為に魔剣を打て」
ヴェルフ「…………………………」
ヴィル「王国が、アレス様が貴様の魔剣を認めた、下らない神の遊戯に用いられた一族の力をな」
ヴェルフ「???、何の話だ?」
ヴィル「惚けるか、以前行われた戦争遊戯の事だ、我々には見えなかったがアレス様は黒い騎士が稲妻が迸る魔剣を使うのをご覧になった、そんな物は
ベル(戦争遊戯?、イグリットが使った悪魔王の長剣の事か?、アレスはあれをヴェルフが作ったと勘違いしたのか)
ヴィル「今も続いている戦争の本命は他でもない、お前だ」
ヴェルフ「……………………」
ヴェルフは拳を握り震える
ヴィル「私はお前の説得を仰せつかった、私と共に来いヴェルフ、【クロッゾの魔剣】を作れるお前が戻ればラキアの栄光は再び甦る」
ヴェルフ「…………クク、クハハ、ハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
ヴェルフは笑い我慢していた物を吐き出すように笑いだす
ヴィル「何がおかしい、お前さえいればラキアの栄光は戻るのだぞ!!」
ヴェルフ「いや~、わりぃわりぃ、あんたらが滑稽過ぎて笑っちまった」
ヴィル「何?」
ヴェルフ「間違いを訂正させて貰うが、まず、ベルの魔剣を打ったのは俺じゃねぇ、て言うかあの剣に関して俺は一切関与してない」
ヴィル「嘘を言うな!!、あんな素晴らしい物を我々一族以外が打てる訳があるまい!!」
ヴェルフ「それは本人に聞くしかねぇだろ、教えてくれるかは別としてな、次に俺はお前らに着いていかない、ラキアとは縁を切った、最後の情けだ、誰にも言わねぇから大人しくラキアに帰るんだな」
ヴェルフはそう言ってその場を去ろうとする
ヴィル「ま、待て!!、お前が同伴を拒めば同士が魔剣で火を放つぞ!!」
ベル&ヴェルフ『ッ⁉』
ヴェルフ「嘘言うな!!、クロッゾの魔剣はもう残っちゃいねぇ筈だ!!」
ヴィル「いいや、残っている、精霊に呪われた時、破壊を免れた五十振りがな」
ヴェルフ「…………………………」
ヴィル「私が合図を出すか戻らなければこのオラリオの至る所でその力が解放されるだろう」
ヴェルフ「……………………」
ヴィル「お前の打った魔剣を全て持って今夜街外れの倉庫に来い、誰かに漏らせば、分かっているな?」
ヴィルは下衆な笑みを浮かべながらそう言うとその場を去る、その後を追う死の影の気配に気付かずに
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
-
フィン・ディムナ【勇者】
-
ヘスティア様
-
アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】