ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ダンジョンから抜けた後ベル達はバベルで解散しベルは本拠地に戻ろうとする、その時
???「おお、いたいた、おーい!!【
背後から声をかけられ振り替えるとそこには紺色の髪と瞳に褐色の肌の見知らぬ男神が立っていた
ベル「………………何かご用ですか?」
ニヤニヤと胡散臭い笑顔を浮かべる男神にベルは少なくない警戒心を抱く
???「そう警戒しないでよぉ、っても無理か、胡散臭いもんな、
ベル「……………………それで、僕に何の用ですか?」
イケロスと名乗った男神に更に警戒心を抱く
イケロス「ああ、喋るヴィーヴィルについて何か知ってる?」
イケロスの言葉にベルは目を細める
イケロス「何でもスッゲェ綺麗な顔らしくてさ、19階層に出たらしいんだ、1度見てみたくてさ」
ベル「見つけて、どうするんですか?」
イケロスは一瞬ポカンとするもすぐにニヤニヤと不快な笑みを浮かべる
イケロス「…………、その口ぶりから察するに何処にいるか知ってるっぽいね、教えてくれよ」
ベル「……………………自分で探すんだな」
ベルはそう言うと本拠地に戻った
ベルがイケロスと話してる同時刻、一向に集まらないウィーネの情報とは反比例しウィーネは更に流暢に言葉を話す様になり春姫とイグリットと戯れていた
ウィーネ「春姫、みつけた」
春姫「フフ、見つかってしまいました」
ウィーネ「イグリットもみつけた」
イグリット「…………………………」
ウィーネがイグリットの背後から触れるとバサリとマントをはためかせそちらを見る
ウィーネ「次はイグリットが探す番」
イグリットはコクリと頷くとスルスルと壁の向こうに消える、本来影に潜むことが出来る影の兵士にかくれんぼで勝てる訳が無いのだがそこはイグリットが気を利かせ良い感じの攻防を演出していた
イグリット「…………………………」
10数え終えるとイグリットは姿を現しキョロキョロと周りを見る、既に気配を捕えておりゆっくりとそちらに向かう
ふとウィーネの気配が凄い速度で本拠地を離れていくのを感じベルにそれを伝え影を伝い後を追う
追い付くとその目には涙が零れており不安が影越しに伝わってくる
初めて見るオラリオの街にウィーネは興味を持つ暇もなく一つ一つの出来事にビクビクと怯える
ウィーネ「………………ぁ」
そうして街路を歩いていたウィーネは見た、道の脇に止められた荷馬車、馬がウィーネの存在に感付いたのか興奮し立ち上がると馬車から荷物が落ちその荷物の向かう先には小さな少年がいた
ウィーネ「っ!!」(助けなきゃ!!)
小さな足と決意が駆け巡りウィーネの体に変化が起きる、背中が異様に盛り上がりローブと皮膚を突き破り翼が生える
積み荷が2人に落ちてくる所にイグリットが影から飛び出し2人を守る
ウィーネ「………………大丈夫?」
少年「う、うわああああああああああああああああああああ!!!!」
見たこともない異形と黒い騎士に少年は恐怖の音色をあげる
市民「も、モンスターだああああああああああああああああ!!!!」
少年の悲鳴が呼び声となりその場はあっという間に大混乱に陥る、イグリットは大衆に弁明する
市民「ばっ、化物!!!!」
エルフの1人が2人に向け石を投げてくる、幸いイグリットがそれを掴み砕くがまたもそれが引き金となった
市民「失せろ化物!!」
市民「ここは俺達の街だ!!」
市民「薄汚ねぇ迷宮に帰れ!!!!」
バサリとイグリットのマントがウィーネを守りイグリット事態は小石をぶつけられた程度ではかすり傷も受けない、その時、ウィーネと大衆の間に何かが落ちる
ベル「そこまで」
現れたベルに皆騒然とするなかイグリットがベルに頭を垂れる
ベル「ご苦労だった」
ベルはそう言うとウィーネに手を差し出す
ベル「帰ろうウィーネ」
ベルはそう言ってウィーネを抱き抱えるとその場を去ろうとする
市民「おい!!、【
市民「そうよ!!、早く倒してよ!!」
市民「何してんだ!!、早く殺せ!!」
ベル「…………………………」
ウィーネに対する罵詈雑言をベルは無言の圧で黙らせる、その威圧感に神々すらも何も言え無くなりベルは再び歩みを進め悠々とその場を去っていった
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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