ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
20階層に進出した後ベル達は先に進む、20階層ではリザードマンと言う人型の蜥蜴が花と茎の武器を持ち襲って来るがベル達の相手にはならなかった
ベル「………………起きろ」
| 影の抽出に成功しました |
|---|
| ???Lv.1 ナイト級 |
|---|
ベル「……………………蜥蜴…………リザードマン………………リザド、君はリザドだ」
| リザドLv.1 ナイト級 |
|---|
そんな風に戦力を強化しながらベル達は先に進む
ヴェルフ「リリスケ、後どれくらいだ?」
リリルカ「地図が正しければもうすぐの筈です、そこを右に曲がって下さい」
リリルカの言う通り曲がり進むと目の前に坂が現れ上る
リリルカ「着きました、ここです」
リリルカの声を背にキョロキョロと周りを見るが
春姫「ここが目的地?」
ヴェルフ「何も無ければ誰も居ねぇな」
皆も同じ様に周りを見回すがやはり何かあるわけではない
春姫「リリ様、場所はここで?」
リリルカ「間違いありません」
春姫とリリルカは戸惑いながらも地図を見比べ間違いが無い事を確認する
ヴェルフ「ったく、ギルドは何がしたいんだ?」
ベル(そう言えば視線も消えてる)
ベルが観察者が消えた理由を考えているとウィーネの耳がピクピクと動き何かの音を捉える
ウィーネ「聞こえる」
その声に全員が反応しウィーネの見つめる先を見る、出入口とは逆にある階層の奥、ウィーネの視線はそこをじっと見つめていた
ベルも耳を澄ませると確かに何か或いは誰かの発した音だか声だかが聞こえる
更に感覚を研ぎ澄ませ耳を傾けるとそれは音ではなく声、どちらかと言うと歌声に近い
ベル「歌ってる?」
歌の聞こえる方に近付いてみるとそこは壁、何の変哲もない壁に照明の役割を持つ石英があるのみ、その内の1つ、若干点滅する石英に目が止まり試しに触れてみるとバラバラと砕けそこから壁にヒビが入り通路が現れる
ヴェルフ「隠し通路って奴だな」
ベル「……………………行こう」
ベルを先頭に壁の向こうへ進む、その先に現れたのは泉、周りには何もなく泉が1つあるのみだった
ベル「他に道はないのか?」
リリルカ「そんな筈は、では先程の歌は一体何処から」
リリルカは腕を組み考える皆で壁や地面を触ったり観察したりしていると命が泉に浮かぶ1枚の羽根を見つける
命「リリ殿、魔石灯を」
命の要求に答えリリルカが魔石灯を取り出すと命に渡す
命は魔石灯で泉の底が見える様に灯りを向ける、透明度の高い水が泉の底を照らす
命「もしや」
命は武装を外し身軽になると泉の中に入る、暫くしてブクブクと泉に泡が立ち命が戻ってくる、頭に貼り付いた髪を掻き分けると何も言わずベル達を見て頷く
ベル達も武装を外し身軽になると装備を全てベルのインベントリに入れ命に続く様に泉に飛び込む、泉の底は道が続き通路の様になっていた
命「プハッ!!」
次々と水面に顔を出し周りを見るとそこは鍾乳洞の様な洞窟だった
ベル達は水から上がるとタオルと魔法兵の炎で軽く体を乾かし装備を着直し先に進む
リリルカ「やはり、ここは未開拓領域の様です」
未開拓領域とはその名の通り誰も足を踏み入れた事の無い場所、モンスターの情報もなければ何処まで続いているかも分からない、まさに前人未到の領域、そんな場所にベル達は今、足を踏み入れていた
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
-
フィン・ディムナ【勇者】
-
ヘスティア様
-
アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】