ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
ベル達は歩みを進め未開拓領域を進む、最早地図は役に立たずどんな罠やモンスターがあるのかも分からない、それは愚か道が何処まで続いてるかすらも分からない、しかし
ベル「リリ、マッピングは?」
リリルカ「順調です」
未開拓領域の為ベルは影の兵士をパーティーの前後左右に1体ずつ配置し警戒するよう厳命する、特に戦闘能力が低い春姫とリリルカの安全は優先するようにした
ベル(…………………………また視られている)
ベルは歩きながらも再び感じるようになった視線を警戒しつつ歩く、どうするかと考えていると
| 警告!!、プレイヤーに殺意を抱く者が現れました |
|---|
システムの警告とパーティーが殺気を感じたのはほぼ同時、ベル以外の全員が震え動けなくなるとザザザザザザザっと幾つもの足音が聞こえてくる
ベル「ッ!!」
ベルは僅かな気配に反応しウィーネの前に短剣を滑り込ませる、瞬間カキン!!と2つの金属がぶつかり合う音が聞こえ火花が散る
魔石灯を翳すとそこには赤緋色の鱗が移り手には曲刀を持っている
ベル「リザードマン?」
リザードマン「ルオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ベル「…………………………」
ベルは悪魔王の短剣を取り出しリザードマンとベルの体が消える
ガギギギギギギギギギ!!
と金属のぶつかり合う音とあちこちで火花が飛ぶ
ベル(今までのモンスターとは明らかに違う!!、理に適った剣術に此方の手を読もうとする動き、モンスターと言うより人間と戦ってる気分だ)
ベルがリザードマンと戦ってる間にも他のモンスターがパーティーを囲む、リザードマン、ゴブリン、空中にはハーピィもいる、何より異質だったのはそのモンスターの殆どが曲刀や手斧、鎧や鉄製の盾を使っている事だった
ベル「…………………………出てこい」
ベルは影の兵士を呼び出しパーティーを守ろうとするがリザードマン以外のモンスターはリザードマンとベルの戦いを見るだけで動こうとしない
リリルカ「ど、どれだけのモンスターが居るんですか⁉」
目の前の光景にリリルカは青ざめる
上層、中層、下層、更には深層のモンスターまで混ざっている
リザードマン「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
まるで剣闘士の様に叫びを上げるリザードマンに周りのモンスター達は各々の武器を振り上げ答えるとパーティーに襲い掛かる
ベル(無駄に統率が取れてる、こいつだけ倒しても意味無さそうだな、全部倒さないといけないかな、兎に角目の前のこいつを倒さないと)
影の兵士と戦いを繰り広げるモンスター達を他所にリザードマンに集中することにした
ベル「っ!!」
スパン!!
と音が聞こえそうな斬撃にリザードマンの曲刀を握っていた右腕が飛ぶ
リザードマン「クアッ⁉」
間髪入れずに蹴りを放ちリザードマンを壁まで蹴りやると追撃を加える、リザードマンも残った手で長剣を抜くとベルに振り抜く、ベルはそれを避けその手も斬ろうとするが腹に鈍い衝撃が走る、何事かと見るとベルの腹にリザードマンの尻尾が刺さっていた
即座に体勢を元に戻すと短剣を構え直す
ベル(人間には不可能な連続攻撃、その辺の冒険者より強い)
ベルは久しぶりの強敵の予感に笑みが零れた
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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フィン・ディムナ【勇者】
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ヘスティア様
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アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】