ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結)   作:寝心地

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予言

神殿の外 ベルがデータを見終わる少し前

 

 

 

リリルカ「………………もう限界です!!、リリは様子を見てきます!!」

 

 

 

ヴェルフ「待て待て!!、落ち着け!!、中にどんなモンスターが居るかも分からないんだぞ⁉、もう戦闘音も聞こえねぇしベルなら大丈夫だ」

 

 

 

神殿内に入ろうとするリリルカをヴェルフは必死に止める

 

 

 

リリルカ「離して下さい~!!」

 

 

 

フェルズ「………………中には入らない方が良い、決着が付いたのなら後は彼次第だそれを邪魔するなら彼は君達を排除するだろう」

 

 

 

リリルカ「そんな事を知りません!!、ベル様がピンチかもしれないのです!!、そんな時に何も出来ないなんて嫌なのです!!」

 

 

 

フェルズ「…………………………」

 

 

 

リリルカは止めるヴェルフの隙を突き扉を開ける

 

 

 

ヴェルフ「あ!!リリスケ、テメェ!!………………って何じゃこりゃ?」

 

 

 

ヴェルフ達の前に広がるのは破壊の限りを尽くされていた

 

 

 

春姫「これをベル様が…………」

 

 

 

フェルズ「そこから先に進むなら文字通り命懸けになるぞ」

 

 

 

パーティーは顔を見合わせ何かを決めると何も言わず先に進む

 

 

 

ボロボロの石像とその欠片に注意しながら先に進むと

 

 

 

命「あそこ!!、ベル殿ではありませんか⁉」

 

 

 

命が指差す方を見るとボンヤリとその場に佇むベルがいた

 

 

 

ヴェルフ「ベル?あんなところで何やってんだ?」

 

 

 

ヴェルフがベルの肩を叩こうと近付くとその間に割って入る様に石の足が現れる

 

 

 

カンディアル「何しに来た?、人間を招待した覚えはないが、またしても予想外の展開だ」

 

 

 

ヴェルフ「な、何だコイツ⁉」

 

 

 

リリルカ「こ、こんなモンスター見たこともありません!!」

 

 

 

カンディアル「シー、静かに、王の眠りを妨げるな」

 

 

 

春姫「王?、ベル様の事ですか?」

 

 

 

カンディアル「ククク、あの者は間も無く王に生まれ変わる、そこで大人しく見ているが良い」

 

 

 

ヴェルフ「どうするリリスケ」

 

 

 

リリルカ「どうするって、………………何があったのかは分かりませんがひとまずベル様を起こしましょう、恐らくこのままベル様が王と言うのになったら此方に不利な状況になるのは明白です」

 

 

 

命「私とヴェルフ殿であの石像を引き付けます」

 

 

 

ヴェルフ「リリスケは援護を頼む」

 

 

 

リリルカ「分かりました、春姫様、ヴェルフ様にレベル・ブーストを、その後直ぐにベル様を起こしに行って下さい」

 

 

 

春姫「かしこまりました」

 

 

 

春姫はそう言うと『ウチデノコヅチ』の詠唱を始める

 

 

 

カンディアルは攻撃しようとした時リリルカ達の影に兵士を見て足を止める

 

 

 

カンディアル「成る程、この部屋の規則により出ることは出来ないが見える、王に兵士を植え付けられた人間達、何しにここへ来た?、ベル・クラネルとはどういう関係だ?」

 

 

 

リリルカ「…………仲間です」

 

 

 

ヴェルフ「同じファミリアの仲間、つまり家族だ」

 

 

 

カンディアル「…………良いだろう、お前達には機会をやる、今日ここに偉大な君主のお一人が降臨なされる、お前達にはその貴重な光景を拝ませてやろう」

 

 

 

カンディアルが上機嫌にそう言った時誰の目にも見えぬスピードで何かがカンディアルの顎を撃ち抜いた

 

 

 

ベル「おい、僕の仲間に何しようとした?」

 

 

 

底冷えするようなベルの声が響きカンディアルを踏みつける

 

 

 

リリルカ「ベル様!!」

 

 

 

ヴェルフ「ベル!!」

 

 

 

カンディアル「王…………じゃない?、何故だ?、何故まだお前がお前でいられる!!、何故黒い心臓とお前の自我が共存出来るんだ?」

 

 

 

バクバクと黒い心臓から吹き荒れる魔力にベルは戸惑いながらもシステムを確認する

 

 

 

称号:悪魔狩猟者

必要条件を満たしました

悪魔達の王 白炎の君主バランを倒した記憶を取り戻しました

圧倒的な強さがプレイヤーを主と認めます

効果_黒い心臓:マナ量+100,000

 

 

 

MP:162132

 

 

 

ベル「約束だ、プレイヤーって何だ?何で僕を選んだ?」

 

 

 

カンディアル「まさか、貴様の仕業か!!影の君主!!、他の君主が黙っていると思っているのか!!」

 

 

 

ベル「答えろ、オラリオ、いや、僕達の世界で何が起きてる?」

 

 

 

カンディアル「いずれ分かるだろう、それまでお前が生きていられればな」

 

 

 

カンディアルがそう言うとベルはヴァルカンの怨念を取り出しズタズタに切り裂いた

 

 

 

カンディアル「予測…………いや、予言する、天に聳える柱が崩れ新たな柱が立てられる時、避けようの無い死がお前の元を訪れるだろう」

 

 

 

ベル「………………望む所だ」

 

 

 

システムの設計者カンディアルを倒しました

これ以降システムは完全に貴方の物です

 

 

 

システムの設計者カンディアルの残骸を確認しました

 

 

 

カンディアルの残骸

システムの設計者カンディアルが残した残骸です

効果_無病長寿:あらゆる疫病と毒性及び異常の免疫を作り睡眠時には再生能力を大幅にアップさせます

 

 

 

 

 

 

 

ベル(………………ケレシャとの時もこの力があったら良かったのに)

 

 

 

ベルはそう思いながらパーティーメンバーと共にカルテノン神殿を出た




名前:ベル・クラネル レベル100 職業:影の君主 疲労度61
称号:悪魔狩猟者
HP53102
_
MP162132


筋力137+40   体力119+40
速度147+40   知能181+60
感覚119+20


分配可能ポイント0

最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで

  • フィン・ディムナ【勇者】
  • ヘスティア様
  • アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】
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