ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
神殿を出るとそこでは『異端児』達が出迎える
リド「おう、戻ってきたかベルっち、って怪我してるじゃねぇか!!、大丈夫か⁉」
ベル「うん、大丈夫、…………いや、ちょっと疲れ……」
そう言ってベルは意識を失いバタリと倒れる
リド「お、おい!!ベルっち⁉」
リリルカ「ベル様⁉」
ヴェルフ「おいベル!!」
皆がベルに駆け寄りリリルカがポーションを振り掛けソッと寝かせる
???時間後
ベルが倒れかなりの時が経ち異端児達との宴も終わろうとしていた
ヴェルフ「そろそろ夜明けだな」
リド「ああ」
リドはそう言うと眠っているベルの手を握る
リド「ベルっち、また会おうぜ」
リドは眠っているベルにそう言いその手をゆっくりと離す、ヴェルフ達も撤退の準備を整えヴェルフがベルを担ぐ
フェルズ「分かっていると思うがここで見たものは内密に頼むよ」
リリルカ「言ったって信じてもらえるわけ無いじゃないですか」
リリルカはプンプンと怒りながら返す
ウィーネ「ベル…………」
ウィーネはヴェルフの担ぐベルの元へ向かおうと手を伸ばした時その手をリドが取り引き寄せる
リド「お前は此方だ、ウィーネ」
ウィーネ「え?」
ウィーネはベル達を見るがベルは意識を失いヴェルフはそれを担いでいるため手出しできない、残りのメンバーも何処かで分かっていたのか助けようとしない
ウィーネ「リド、やだ、離して!!」
リド「駄目だ、お前は迷宮に残るんだ」
必死にリドの手を振り払おうとするが離れない
ウィーネ「いや!!、ベルと一緒が良い!!」
振り払おうにも一向に離れない手にその目に涙が浮かぶ
リド「お前が一緒にいればベルっち達が泣く羽目になるんだぞ」
ウィーネ「!!」
リド「地上で酷い目にあっただろう?、それが今度はベルっち達に向けられるかもしれないんだぞ?」
ウィーネ「イグリットが守ってくれる!!、ベルもイグリットも強いもん!!」
リド「例の黒い騎士か、だが何時までもお前を守っている訳にはいかないだろ、その騎士の本来の主はベルっちだ、ずっとお前を守るわけにはいかないんだ」
ウィーネ「…………………………」
レイ「地上ではまだ私達ハ生きられません、ケレドここに貴女を苛める者はイナイ、ここでなら私達と生きられる」
フェルズ「彼ら、『異端児』達を無差別に捕獲している狩猟者がいる」
フェルズの言葉にリリルカ達は驚きを見せる
フェルズ「人語を扱うモンスターだ、人型に限って言えば見目麗しい、珍しければそそるのだろう、彼等を虐げた上で都市から密輸し好事家どもに売り払っているらしい、『異端児』達の情報を敢えて流しているがなかなか尻尾を出さない、奴等のアジトがあるはずなのだが」
ウィーネ「春姫ぇ」
眠りについているベルには頼れないウィーネは春姫に縋るが春姫は悲しそうな顔を浮かべるだけで何も言えない
リド「じゃあな、皆、先に行くぜ」
リドはそう言ってダンジョンの奥に消える、ウィーネが途中再び振り返りベル達を見るがその目には涙が浮かんでいた
春姫「ま、また会えますから!!、ウィーネさん!!、また会えます!!」
春姫は消え行くウィーネに気休めの言葉を残すことしか出来なかった、ベルが目を覚ましたのはそれから3日後の事だった、その隣に何時もの優しい異形の少女の姿は無かった
ベル「…………………………」
目が覚めた瞬間ベルの研ぎ澄まされた感覚が告げる、今日オラリオで何かが起こると
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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フィン・ディムナ【勇者】
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ヘスティア様
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アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】