ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
リュー「クラネルさん、無事ですか?」
リドが去った後乱入してきた者に目を向ける
ベル「リューさん、どうしてここに?」
リュー「事情は後で説明します、ひとまず【ガネーシャ・ファミリア】と合流しましょう」
そう言って【ガネーシャ・ファミリア】の元へ向かおうとするリューから視線を外しベルはリドの去った方を見る
リュー「クラネルさん?」
着いてこないベルに疑問を感じリューはベルを見る
ベル「リューさんは先に行って下さい、僕はあのリザードマンを追います」
リュー「!!、………………何かあったのですか?」
ベルはソッと目を閉じゆっくりと首を振る
リュー「貴方が闇派閥…………【イケロス・ファミリア】の好計に巻き込まれているのではないかと聞きました」
ベル「…………………………」
リュー「貴方は顔には出なかったが最近ずっと何処か上の空だった、貴方が何を思ってあのモンスターを追いかけようとしているのか分からない、ですが、私は件の闇派閥に貴方を関わらせたくない、だから、地上に帰りませんか?」
ベル「……………………」
ベルは何も言わずリューに背を向け歩いていく、その姿を見たリューは何処か諦めた様な表情しそれを見送る
リュー「…………そうですか」
ベル「必ず戻ります、シルさんにもそう伝えて下さい」
リュー「貴方はすっかり『冒険者』になってしまった」
ベル「そんな事ありませんよ」
リュー「私に貴方は止められない、でも、私もすぐに後を追います」
ベル「はい、ありがとうございます」
| スキル:影の交換を使用します |
|---|
ベルの体が影に沈み消える、影が無くなると目の前にフェルズが立っていた
フェルズ『ベル・クラネル⁉』
ベル「リドに会いました」
フェルズ「そうか、私もグロスに接触したが駄目だった、同胞を取り戻すと言って………………最早『異端児』達を止められない」
ベル「確かに止められない、でも最悪を防ぐ事は出来ます」
フェルズ「そうだな、説得は失敗したが逆に我々にとっては動きやすくなった、このまま敵のアジトを見つけ乗り込む」
ベル「はい、………………出てこい」
ベルはカイセルを呼び出しフェルズと共に飛び乗り東端を目指す
人間が走るよりも何倍も早く飛べるカイセルのお陰でベルとフェルズはあっという間に東端に辿り着く
ベル「ここが」
フェルズ「ああ、東端だ、だが『異端児』達がいない、………………バカな…………消えた?」
ベル(いや、そんなことはあり得ない、何かある筈だ、探してくれ)
ベルは影の兵士を数体呼び出し周りを捜索する
フェルズ「グロスは『扉』があると言っていた、彼らはそれを見つけたのか?」
その時、影の1体がベルに何かを見つけたと信号を送ってくる、そこに向かうとあったのはそびえ立つ岩壁の一角に立ち尽くす影の兵士だった
ベル「ここに皆居るのか?」
ウンウンと自信ありげに頷く兵士にベルは壁を調べる
ベル「もしかして…………、フェルズさん、これは『異端児』達の隠れ家と同じかもしれません」
フェルズ「………………下がっていろ」
フェルズはそう言うと手袋を嵌めた手を壁に沿えると衝撃波が発生し壁を破壊する
ベル「これは…………」
現れたのは1本の通路、洞窟等と言う荒れ果てた物ではなく石材の使われた舗装された横穴、つまり人の手が加えられた道
ベル達は躊躇い無く中に入った
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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フィン・ディムナ【勇者】
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ヘスティア様
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アイズ・ヴァレンシュタイン【剣姫】