ベルがシステムに目覚めたのは間違っているだろうか?(完結) 作:寝心地
隠された横穴、『扉』と呼ばれる道に入ったベル達は5m程進んだ所で止まる、目の前には悪魔の城の悪魔達を彷彿とさせる悪魔の彫刻が彫られた大扉があった、フェルズはそれに触れ観察する
フェルズ「これは『オリハルコン』、
ベル(オリハルコン⁉、ヴェルフに持っていったらアレと合わせて強力な武器にしてくれるかも)
ベル「これ、貰って良いですか?」
フェルズ「持っていけるなら構わんが、破壊はまず不可能だぞ?」
ベル「確かに、扉は破壊出来ないでしょうね」
ベルはそう言いながらヴァルカンの怨念を取り出し扉の周りの壁を削り取ると扉をインベントリに入れる
フェルズ「成る程、扉の周りの壁を削り取って無理矢理外したか」
ベル「………………行きましょう」
ベルとフェルズは無くなった扉を潜るとフェルズが不意に足を止める
ベル「どうしました?」
フェルズは何も言わず壁のある場所に歩いていく、ベルがその先を見ると何やら文字が書かれていた、崩されて刻まれていた為ベルには読めなかったがフェルズがその文字を音読してくれた
フェルズ「……………………ダイダロス」
ベル「ここがダイダロス通りに繋がってる?」
フェルズ「ああ、間違いないだろうな、我々に気付かれる事無く『異端児』達を地上に運びだしオラリオから密輸する、ここが地上に繋がっているのだとしたら全て辻褄が合う、恐らく都市門の検問を素通りする都市外への地下経路も備わっている筈だ、少し急ごう」
フェルズはそう言って走り出しベルもそれに続く
フェルズ「ダイダロス通りに繋がってるとする論拠はあの壁に書かれていたサイン」
フェルズは走りながら唸る
フェルズ「奇人ダイダロス、神々が降臨を果たした時代の転換期、バベルを始め迷宮都市の礎となる建造物の数々を築き上げてきた名工、私よりも前の時代を生き下界に初めて神の恩恵をもたらしたウラノスの数少ない眷族だったと聞く」
ベル「そうだったんですか」
フェルズ「ウラノスの神意を受け、オラリオに貢献したが…………ダンジョンに足を踏み入れてからと言うもの次第に言動がおかしくなっていったようだ、それこそ奇人と称されるまでに、そしてある日ウラノス…………いや、オラリオから完全に姿を消した」
ベル「……………………」
フェルズ「以前からバベル以外のダンジョンの出入り口があることは考慮していた、ダイダロス通りも調査を進めていたが…………クソ!!」
フェルズは悔しそうに吐き捨てる
フェルズ「はっきり言おう、この領域は我々の想像を遥かに超えている」
フェルズがそう言うと再び目の前に金属の扉が現れる
ベル「…………これは」
フェルズ「
ベル「これも貰って良いですか?」
フェルズ「問題ないだろう」
ベルは再びヴァルカンの怨念を取り出し扉を外す
フェルズ「しかし、ここまでの作りの物はそうそう無い、やはり名工ダイダロスがここを作ったのだろうな」
だとしたら疑問も残るが、とフェルズは溢しながら先に進んだ
最も眩しい光の破片の宿主を決めます(選ばれた者は死にます)12月11日午後11時59分まで
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