SEED DESTINYに00要素を混ぜ込んでみたら、より一層gdgdになった件について   作:種再燃祭

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ラッキースケ〇イベント、リメイク中。





第05話 シンの紳士的(?)なエンカウント 【挿絵入り】

 

 

 

 

【挿絵表示】

『さてさて、もうちょっとすれば綺麗な夕陽がオーブの海をオレンジに染める頃ですが、本日の”らくらく☆ちゃんねる”の最後の曲は』

 

 どこかの店で流しているのだろうか?

 オーブでトップクラスの人気チャンネル、ラクス・クラインの”らくらく☆ちゃんねる”のちょうど生配信をやっているようだ。

 

『そんな時間にちょっと聴きたい”オレンジのダンシング”ですわ♪ 本日もお聴きくださり、ありがとうございます♡』

 

風の色が青に変る

踊りだした夏に誘われて

忘れていたあなたのこと

思いだしたの 夏のせい

呼びだしたりしてごめんなさい

突然海が見たかったの

 

「あっ、ステラ、この曲好きかも」

 

 それを耳にしたステラは、

 

思いきりあなたと白い渚

今ならばもう愛せそう

思いきりあなたと光るしぶき

オレンジのDancing まぶしいわ

 

 

【挿絵表示】

「あはははははっ♪」

 

 ついつい軽やかにステップを刻んでしまう。

 

遠い波は去年の波

ふたりだけの苦い物語

ほんのちょっと大人になる

一年すぎた 夏のせい

クルマをとめてよ休みたいの

ふたりの海をみつめたいの

 

思いきりあなたと白い渚

今ならばもう愛せそう

思いきりあなたと光るしぶき

オレンジのDancing まぶしいわ

 

 ステラの奔放(FREEDOM)さに呆れるスティングとアウルだったが、

 

「わっ、バカ!」

 

 フリースタイルに踊っていたステラが誰かにぶつかりそうになる!

 

「わわっ」

 

 アウルの声に止まろうとしたが、運悪く段差に躓くステラ。

 しかし、

 

「おっと」

 

”ふわっ”

 

 そのぶつかりそうになった少年は、胸ではなく細い腰に手を回して柔らかくステラの細い肢体を抱き留めた。

 

「大丈夫?」

 

 そう問いてくる赤い瞳の少年に、

 

「ないすきゃっち♪」

 

 ステラはそうサムズアップするのだった。

 

 

☆☆☆

 

 

 

「あはは~、ごめんねー。コイツ、なんかテンションあがちゃったみたいでさぁ」

 

「にゃう」

 

 何やら猫の子が親猫に運ばれるようにアウルに首根っこ掴まれた拗ねた上目遣いのステラが、ちょっとレアだ。

 

「悪いな、アンタ」

 

 そう謝ってくる一番年上っぽい黄緑髪の少年に赤目の少年、シン・アスカは、

 

「旅先でテンション上がるのは仕方ないって。多分、観光客だろ?」

 

「まあ、そんなところだ。よくわかったな?」

 

 そう返す緑髪の少年に、

 

「何となくだけどね」

 

 地元民らしい言葉を返すシン。

 ちなみにシンがパイロット・ナノインプラント処置を受けた施設と”ナノマシナリー・チルドレン”用の施設は同じイノベイド直轄ソレスタルビーイングのメディカル・スポットでも別施設なのでかち合うことはないようだ。

 そしてシンはコホンと咳払いして、

 

「ようこそオーブへ。たっぷり楽しんでってくれな」

 

「らじゃ!」

 

 ビシッと敬礼するステラだが、首根っこ掴まれたままなのでもどうにもしまらない絵面であった。

 

 、

 

 

 

⌚⌚⌚

 

 

 

 

 

 

 結局、”今のところ”は地元民と観光客が出会った、公式にはそれだけの話であり、エピソードが広がる筈もなく……

 夕方の便で帰宅するという赤目の少年と程なく別れたスティング達だった。

 

「アイツ、すんげー反射神経だったな?」

 

 ふと思い出したようにアウルが言い出した。

 ステラがコケた瞬間に、正面衝突しないようにサッと身をかわすと同時に横に回り込んで、ケガをしないように腰を柔らかく抱き留めた少年の姿に、軽く驚きを感じたのだ。

 

「訓練された動きだな、あれは。おそらく”同業者(少年兵)”だ」

 

 軍事教練を始めたばかりのシンと、日常的に戦闘訓練を行っているスティング達との経験の差と言えばそれまでだが、他にも理由はありそうだ。

 例えば、ナノマシナリー・チルドレンとしてのチューニングの方向性とか。

 

 これはあくまで例え話だが……ザフト・コーディネイターを打ち破るために全般強化であったオルガ達と方向性が異なり、ナノマシナリー・チルドレンとして三者三様のチューニングが試験的に施術され、スティングは”空間認識”、アウルは”体内情報伝達”、ステラは”情報演算処理”がそれぞれ強化されているのかもしれない。

 

「へ~。やっぱりオーブもやることはやってんのね?」

 

「綺麗事だけじゃ戦争はできないってことだろうさ」

 

 なんて話をスティングとアウルがしていると、

 

「あの子、なんかいい匂いがした気がする」

 

 とはステラで、

 

「お前は犬っ娘(ワンコ)か」

 

 すかさずつっこむアウルであった。

 

 

 

 

 

 

⌚⌚⌚

 

 

 

 

 

 出会いはこんなものでいい。

 何しろ、”縁”はもう繋がったのだから。

 

 そう、「再会」は既に定められ、運命として成立した。

もっとも二人が再会するのは1年半ほど先になる予定だが……それでも、某ファウンデーション姉妹の妹の方に比べれば、状況はかなりマシなのだが。

 

 さて、帰宅したシンを待っていたのは、

 

 

【挿絵表示】

「お兄ちゃん、おっかえり~♪ 早速だけどマユと一緒にお風呂に入ろ♡」

 

 部屋着代わりの下着姿で部屋から出てきた妹だった。

 

「あー、はいはい。いや、別に恥じらいを覚えろとか今更もう言わんけど、いつまでも兄に髪を洗わせようとするのはどうなんだ?」

 

「だって、マユの髪って長いから一人だと洗うの大変なんだよ?」

 

「そりゃ知ってるけど」

 

「いいお兄ちゃん、オーブの兄は妹を無条件に甘やかす義務があるのです!」

 

 ビシッと指をさす妹に、

 いや、それ何処の千〇県の兄妹だよ?

 

「無暗に人を指差すんじゃありません」

 

 はてさて、調教されてるのはどっちなのやら。

 ただ皆様も納得いただけたのではないだろうか?

 そう、路上で女の子(ステラ)を抱きとめて、照れの一つも見せなかったシンの無自覚な”鋼の精神”っぷりを。

 そりゃあ妹に年がら年中距離感をバグらせられれば、こうもなるという物だ。

 

 正直、異性として強く意識でもしない限り、この世界線のシン、全裸の女の子とランダムエンカウントしてもあまり動じない気がする。

 果たしてそれは幸か不幸か……それは今は誰にもわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳で、原作ラッキー〇ケベの改変イベントでしたw

あっさりテイストですが、ステラの好感度に関する隠しパラメータ(親愛度? 恋愛度?)がピロンと上昇した予感。

このシリーズ初の作中歌”オレンジのダンシング”は、40年以上前の”ななこSOS”って知る人ぞ知る80年代TVアニメの主題歌なんですが、流石にリアルタイムでは見てませんが……前作を書き始めた頃にアイドル系アニソンを漁って時、よつべのリストにたまたまこの曲が表示されたんですよ。
んで一聴きで気に入り、いつか使おうとw

80年代、純国産アニメ黄金期の頃の曲ってフルでは全般的に今より短いけど、ホント独特の味や魅力がありますよね~♪
ちなみに”ななこSOS”、Wikiを見る限り出演声優の豪華さ(特に男性声優にガンダムで見たことある名前ガガガ)にビビりますw

マユは平常運転ですw

次回は5月ネタでもやろうかな~と。

どうか応援よろしくお願いいたします。

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